すてきなルーちゃん
「すてきなルーちゃん」
たかどのほうこ作・絵
偕成社 本体1200円
ルーちゃんというのはママの妹です。つまり私にとってはおばさん、時々居候?に来ます。ママは”ほんとに!”といいますがまんざらでもありません。だってルーちゃんはママのお手伝いをして、かわりに食料?をもって帰ります。なんといってもルーちゃんは楽しい話をしてくれます。ルーちゃんは絵描きさんです。ちょっと不思議な絵を描きます。とってもきれいな色で私は大好きです。そのルーちゃんがやってきました。そして、ルーちゃんは絵を描きながら毎日話してくれました。
ルーちゃんのお話が6つ、たとえば月曜日はソーラという名前の女の子の話です。ソーラは毎日青いハンカチをかぶって学校に来ました。不思議におもって三人の友だちがソーラの家に行ってのぞいてみると、ハンケチは手の中で揺れて、青いアゲハチョウになってソーラと遊びはじめました。
こんなふうに火曜日はスー、水曜日はスーキー、木曜日はポリー、金曜日はアンリ、そして、土曜日はキムとお話はすすみます。ちょっと不思議で明るいお話ばかり、そういえば作者の物語は女の子、それも元気な女の子を主人公としたお話がほとんどです。ある意味ではこんな女の子は現実にはいないかもしれない、あこがれの(誰にとって?)女の子かもしれません。それも人気の秘密です。
この作品は1993年に出版されたものを一部修正、絵は全部描き直したものとのこと、一枚だけ「たけだみほ」の画が入っています。
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