2018年9月28日 (金)

ふたばからのおたより -9月―

     
          写真展「フォスター」

 今年も10月30日(火)から11月5日(月)の1週間、里親制度啓発のパネル展を千葉市中央区のきぼーるアトリウムにて実施する。特に今年は、このパネル展示に合わせて、写真展「フォスター」も開催する。
 この写真展は、里親家庭、養子縁組家庭、ファミリーホーム(少し大きな里親家庭)の日常をありのままにカメラに収めたもので、全国に協力家庭を募り、里親さんや里子達の意思と共に、児童相談所、生みの親の方々の理解を得て実現することができた。プロジェクトチームを立ち上げたのは、1人の写真家と横浜の子育て支援NPO代表そして大学で家族社会学を研究する学者、という3人の女性。今年の春、東京都板橋区でのイベントを皮切りに全国を巡回中で、千葉県では初めての開催である。
 写し出されているのは、何でもない普通の家族の時間だ。母ちゃんが洗濯物を干している。向かい合ってうどんを食べている。道に寝そべっている。父ちゃんと子どもが炬燵で並んで寝ている・・。写真展に参加したある里親家庭の男の子が言っていた。最初はとても迷った。里親家庭なんだって、広くみんなに知られてしまう・・。何度も家族で話し合って参加することにした。そして今、参加して良かったなと思ってる。僕たちのところみたいな家庭が増えていってほしい、里親さんがもっともっと増えていってほしい。そう願ってるから。
 写真展の開催は、パネル展示期間中の10時から16時まで。が、初日の30日は設置のため13時からで、最終日の11月5日は撤収のため15時までとなっている。近くを通りかかられた時、休日に親子できぼーるに遊びに行くついでに、など、本当に気軽に立ち寄っていただければ、と思う。それぞれの家族が、人が、それぞれの時間を大切に生きている・・、そんなことをふと思う、秋の展示にしたい。

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写真は、庭に咲いたコスモス。コスモスは、とても好きな花で、種から育てました。
隣では写真には入ってませんが、夏の朝顔がまだまだ咲いています。
                               (の) 


2018年9月10日 (月)

宇野和美さんの話を聞く

 今年の夏の暑さを予見していたわけではないけれど、8月・9月のボランティア講座や学ぼう語ろうの会の定例会はちょっと趣向を変えての勉強会を計画しました。9月の定例会の今日は主にスペイン語圏の翻訳をされている宇野和美さんのお話を聞きました。会場は会留府、参加は13名の小さな会です。大学の授業もあるお忙しいなかにおいでいただいたのですが、今日は猛暑も姿も見せず有意義な会になりました。
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宇野さんはスペイン圏の本をたくさん訳していらっしゃいます。そのなかで「マルコとパパ」(グスティ作・偕成社刊)という本が出版された時、私の目をひきました。この本はダウン症の息子とパパの毎日の様子が本になっています。パパはイラストレーターなのでマルコのたくさんの絵といっしょにパパの気持ちが絵で描かれています。生まれた時、マルコのすることにどうしてなのか?!とパパは思います。それは特に日本で出版されている絵本とちょっと違っています。そして、いわゆる子ども観の違い、一口にハンディのある子ども、かわいそうな存在、またありのままに受け入れると簡単にまとめられがちなことに私はいつも違和感をもちます。
 これらの出版されている本について、主に描かれた子どもの背景もふくめてのお話でした。話は今の時代のなかの本の役割にも話がおよびました。宇野さん自身の子育てのなかから得られたお話でした。(子連れ留学や子どもの学校との積極的にかかわってきたお話などたくさんのことをお聞きしました。)
 子どもたちと本にかかわることを積極的にしている勉強会の人たちに、いろいろの観点から勉強することを私自身も含めて必要なことだと思っています。ただ絵本を読む、お話を上手に語るだけでなく、もっとひろく私たちは子どもたちと向き合わなければならないとあらためて思いました。

2018年8月27日 (月)

ふたばからのおたより   -8月―

  
            語るということ

 小さな頃、自分が読んで楽しかったお話のあらすじを、よく母親に聞かせていたように記憶している。例えば髪を梳いてあげながら、そうして見つけた白髪を「あっ」と抜いてあげながら、「今日ね、あのね、『鼻のこびと』って本を読んだの。」「花のこびと?」「ううん、違う、鼻、顔にある鼻のこびと!」「えええ!?」「むか~しむかし、あるところに一人の男の子がいました・・・」
 母は、たくさんの姉弟の末の方で、いくつになっても甘えん坊だったように思うし、私はどちらかというと一人で本を読んで、一人で空想していることが好きな、甘えるのが下手な『お姉ちゃん』だったと思う。お話の世界で身体中がいっぱいになると、近くにいた母によく話して聞かせた。母は「それから?」と目を丸くして、夢中になって聞いてくれた。ふつう反対じゃないかと、今、思い出すとおかしい。
 この夏から、母は、近くの有料老人ホームで暮らすことになった。これで良かったのかなという思いと、これで良かったんだと言い聞かせる自分と、両方がいる。職場の施設で暮らす子ども達を目の前にすると、家族って何だろうと、本当に考えさせられる毎日だ。その合間を縫って、お話を覚えて小学校や保育所、時に大人の前で語る。
 7月の末にも、大人のための小さなおはなし会で語った。その後ふいに、小さかった頃のことが、なぜかふいに思い出された。ハウフの『鼻のこびと』だったな。母の髪を梳きながら、私はもう夢中で母に向かって語ってた。小学校低学年だったかな。私の語りは、今もその域を出ない。
 親の子であること、それは私の心の領域であり、同じように母の心の領域でもあり、
そして職場の子ども達にとっても、どの子にとっても、親への思いを心の底にじいっと抱えながら、それでも表面は、暮らしの中で怒ったり、笑ったり、泣いたり、そんな日々を大切にして生きている。
 お話を語ることは、私にはきっと、そんな私自身の、そして今の子ども達の日々の暮らしと同じ線上にあるんじゃないかな、そんなことを思った夏だった。

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写真は、今年も昔の仕事仲間と訪れた清里高原のオルゴール館、大きなオルゴールです。天気も良く、夜の野外バレイも素敵で、楽しめました。      (の)


2018年8月10日 (金)

熱風を読むー沖縄

 昨夜ラジオからのニュース、翁長さんが亡くなった。私は特別親しいかかわりがあったわけでもなく、ただ沖縄はいつもわたしの側をいったりきたり。沖縄を一番始めに意識したのは、海、自然。海は私が幼い時に遊んだ海とは違う。何が違うかというと色、波、続いている空。南の海の色は濃い。次は学生のころに意識した基地と日米安保条約、私の年代の多くが関わりをもった学生運動?そして、体を壊して挫折して、すっかり違う生活の中で過ごすことになった。それでもいつも自分の意識のなかにまつわり続けた「存在」「政治的な人間であろうとする意識」。私の中の沖縄はバラバラにある。時々人の話を聞いたり、本を読んだりして、それらはかろうじて私の意識の中にかたまったり、つながったりする。
 ここ30回の憲法カフェにあって、そのなかで新しい人とのつながりができた。そのなかのひとりに沖縄に一年の半分位生活している人がいる。その人からあらためて沖縄の歴史を聞いた。そして、そのなかでやっと今の私と原発と沖縄が結びついた。
 翁長さんのニュースを聞く少し前、丁度ある冊子を読み返していた。やっぱり亡くなってしまったジブリの高畑さんの特集を読んでいて、思え返して「熱風」のバックナンバーを探してみた。
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「熱風」2015.5特集沖縄。(スタジオジブリ刊)そして、これも思い立って「2014.11沖縄県知事選挙1万人うまんちゅう大集会」でのこれも亡くなった菅原文太さんのあいさつ?演説ではないなぁ!をまた聞き返してみた。このとき翁長さんは知事に当選したのだ。
 あれから何がどうかわったのか?そして、私はどうかわったのか!いま、またしきりと考えている。

2018年8月 2日 (木)

暑い あつい アツイ 憲法カフェのこと

 sunsunsun えるふ通信できました。台風の影響で雨が降ってわずかばかり涼しく?なったような気がしましたが、またやっぱり戻ってしまいました。そのせいかいささかバテ気味です。かなり水(わたしの場合はあたたかいお茶)を飲んでいるのですがあまり腎臓機能が強くないので、だるくなってしまいます。8月になりました。「えるふ通信」ができましたので、定期購読をいただいている方には近日中にお届けすると思います。ご来店の方には無料でお渡しします。
 今日は例年恒例の税務署の説明会に行って来ました。税務署は冷房がきいていますが、外気との差がすごいので3時間ちかく話を聞いていると、頭がぼうっとしてきます。話をしている税務署の方もたいへんですそれこそネットで配信できないかしら。
 7月からいわれていることですが、千葉市の公立小中学校の教室はエアコンの設置率がなんと0%です。(高校などは入っている、でもそのお金は保護者負担)市長は他にお金がかかってできない(耐震など)との説明ですが、なんと貧しいことかと思います。これは市レベルの話でなく国レベルの話、少子化で大変といいながら、子どもをどう育てていくかがなにもない。そして、その穴埋めにはボランティア!ボランティア!教員の労働時間は表向き減っていくようだけれど、サービス残業のようなかたちで雇用していこうとする。へんな精神主義で学力、体力の向上がいわれる。今日の新聞で学力テストのことが発表になったのをみながら、うそさむい感想をもったのは私だけでないとおもいます。
 今日の税務署の話は来るべく消費税の値上げ?!の話でした。該当するものの絵などをみながら(本は軽減消費税にはなりません。10%です。)いまでも値上がりしていない食品など量目が小さくなっていて事実上値上がり、これ以上薄く、すくなくなってどうするのかしら?後は働き方、いくら過労死は犯罪といわれても働かなければ生活を維持していかれない庶民はどうすれば良いのだろうか。気候のせいだけでなく頭の痛い一日でした。
 31日で3年ちかく続いた憲法カフェはひとまず終わりました。千葉県若手弁護士さん、毎回お話いただいてありがとうございました。とても貴重な勉強会になりました。さあ、これからまた出発です。

2018年7月27日 (金)

ふたばからのおたより  -7月―

       
            「こんとあき」
 
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林明子さんの原画展が銀座のデパートであるのを知って、どうしても行きたくなってたまの休みの日の夕方、思い切って旦那と二人で行ってきた。久しぶりの銀座、有楽町駅は近代的な建物が増えてめまぐるしく、そして、やっぱり暑い暑い日だった。
 林明子さんの名前をはっきり意識した私にとっての最初の絵本は「こんとあき」福音館書店刊だったと思う。多分大人になったある日、表紙の絵に惹かれて、自分のために買った絵本だった。昔は、きれいな絵本がこんなに街にあふれていなかった。実家には子どもの本が多かった方だとは思うけど、それでも本を買ってもらえるのは、もっと特別なことで、風邪をひいて学校を休んだ日、「フランダースの犬」の本(多分偕成社)を手渡されて嬉しくて飛び上がったことは今でも覚えているし、新学期に兄が新しい国語の教科書を持って帰ってくるのを、玄関に座り込んで待っていたくらい、新しいお話に飢えていたような時代だった。
 林明子さんの描く女の子の頬っぺたの丸みが、その一瞬の丸みが何とも言えず好きで、そして「こんとあき」で言えば、買ってきたお弁当を抱えたまま新幹線のドアに尻尾を挟まれ困ってじっと立っているこんの表情が、あの場面がとても好きだった。いかにもナイトになろうとしているこんと、そこに安心しているあきの繋がりを紡いできた何年もの時間・・・。
 こういう本のそばで、子ども達は育ってほしいなあ、と、会場を回りながら思っていた。日常の中で、子ども達は金切り声を張り上げる。とげのある視線を投げてよこす。底意地の悪い態度もとる。特に私たちのような施設という現実は、決して生易しいものではない。それでも、ふっと見せる子どもの表情の奥の奥に、わずかかもしれないけど大切に紡がれた時間がある気がして、大切に紡がれていい時間がある気がして、だから「こんとあき」の絵本は、こうした生活の片隅にそっとそっと置いてあってほしい、そう願ってしまう。
 会場を出て、早めの夕食をと、銀座でビールを飲んでそばを食べた。上品でとてもおいしかったけど、いやあ、高かったあ・・・。             (の)


2018年6月28日 (木)

ふたばからのおたより -6月―

         

            母が入院しました・・・

 発熱が続くけど原因がわからない。こんなことは今までも何回かあった。朝方ぐんと熱が出るのに、昼にはストンと下がり元気にテレビを見ている。熱がないと食欲もあって、お菓子もバリバリ食べていた。そんな日々が長く続いた。
 そのうち高熱の頻度が上がってきた。一日に何度も上がったり下がったりする。熱が高いと動けなくなった。歩行器を使っても足が出ない。それでもトイレに行こうとする。原因もわからないし、体力の消耗を避け解熱剤で対応してほしいと渡された薬を何度も飲ませた。
 夜中に母の出す物音に過敏になった。廊下で歩けなくなってガタガタ震えていた夜もあった。逆に静かだと、心配で寝息を確かめに行ったりした。
 先週初め、夕方からまたグングン高熱が出た日、とうとう救急車を呼んで、そのまま緊急入院になった。申し訳ないけれど、ほっとした。ああ、これでゆっくり眠れると思った。医療の管理下に渡せた安心感、本当に本当にほっとした。
 「家族」って何だろうと、ずっと思ってきた。一つ屋根の下で、親であることと、親の子であることが同居する息苦しさを感じてきて、いや、もっとずっと昔から、小さな小さな頃から、「人間」って何だろう。何故、生まれてきて、そしてどこへ行くのだろう・・・、そんなことが頭から離れず眠れない夜を過ごす子どもだった。
 それが現実には、生身の人間の重さにたじろいでいる。年老いて、手足もやせ細った母の重さにたじろいでいる。

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 写真は、職場で頼まれて作ったパペット人形。園の子ども達に「いのち」についての話をするのに使いたいとオーダーを受け、図書館で借りた本を見ながら初めて作ったパペット人形です。ちなみにカバの子どもで「わかばくん」と「ワカバちゃん」、服は着せ替えになってます。

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2018年5月30日 (水)

ふたばからのおたより  -5月―

         
            普通であること

 新しい年度が始まると、毎年必ず子ども達が通う地域の幼稚園、小学校中学校との連絡会を開催する。私は直接の関わりがあるわけではないが、施設の中の専門職としてできるだけ顔を出して挨拶させてもらっている。『里親支援専門相談員』という専門職が施設に配置されていること、子どもは『施設』ではなく、できるだけ家庭に近い『里親家庭』でという国全体の流れと実際にも確実に里親家庭で育つ子ども達が増えてきていることなどを先生方に知っていただくためである。
 施設が『機関』であることの強みの一つは、他機関との連携の取りやすさにあると感じている。子どもを真ん中に置いて、機関同士として対等に一緒に育てていきましょうという関係が作りやすい。里親家庭だと、なかなかこうはいかない。子ども達と生活の多くの時間を共にする先生方と良い信頼関係を築けることは、里親家庭にとってとても大きな力になると思う。連絡会では、たいていそんな話をさせていただく。
 学校・幼稚園の先生だけでなく、広く自然に、里親制度について知っていただくため、今年度は計画的に月1回のペースで里親制度説明会を開催する。5月にはその第1回があり、1組の里親さんに体験談を語っていただいた。自身の家庭に子どもを受け入れる、一歩を踏み出す時の覚悟や日々の当たり前の生活、そこから得るささやかな喜びや悩み・・・、自然体で語っていただくお話は参加者の心に響く。
 里親の登録にはさまざまな研修や実習が義務付けられ、その専門性というものが今後ますます求められていくだろうと思われる。でも、里親であることの難しさは、それでも一番求められているのが『普通』であること、『自然体』であること、何より一人の『人間』であること・・・。『普通』って何だ? そんな哲学的な問題も突きつけられる。家族って何だろうと思う。対象としての家族だけでなく、自分が育ってきた家族、今真っただ中の家族、これからの子ども達の代の家族、その中で営まれる命を繋いでいくという作業。そう、普通であることとは何なのだろうか。
 里親制度啓発活動が本当に根付いていくためには、そうした一人の人間としての言葉で伝えていくことが必要だなあ、しみじみと感じている。でも、そんなことが私にできるかなあ・・・。

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 写真は、制度説明会前期分のチラシです。本当にご都合がついたら、気軽に覗いていただければ、と思います。  
                 (の)

 


2018年5月 2日 (水)

言っておきたいことー高畑勲さんの言葉

高畑勲さんが最後に私たちに残した言葉をそのまま転記します。5月を迎えて今も最も考えなければいけないことです。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 憲法九条を基盤にした賢明でしたたかな外交努力、平和的国際貢献こそが最大の抑止力であり、世界の全ての 国との相互理解を前進させるのが日本の唯一の道です。七十年間、戦闘で一人も殺さず、殺されず、今なお戦後といえることがどんなに幸せなことか。この平和をさらに強固なものとするために、私たちは改めて日本国、憲法によって戦争をしない国、戦争することのできない国であることを誇り高く内外に宣言すべきです。
 抽象的であいまいな言葉でどんなまやかしの限定をつけようとも、一旦戦争のできる国になれば、どういう運命をたどことになるのか、私たちは歴史に学ばなければなません。戦争をできるのにしないのはひじょうに難しく、できると、ついしてしまうことになる危険性が極めて高いのです。ー後略
  ー「君が戦争を欲しないならば」岩波ブックレットNO.942よりー

2018年4月26日 (木)

ふたばからのおたより -4月―

       
        これ、おいしいねえ

私たちのような生活に関わる仕事では、食事作りが大きなウェイトを占める場合が多い。もちろん大きな施設だと、はっきりと職務分担されているのだろうが、小さな単位で暮らしを守る施設だと、職員は何でも屋さんになる。「かぼちゃコロッケは、どう作るんですかね?」若い男性職員が、エプロンをつけスマホ片手に聞いてくる。今の時代、調理方法は本からでなくスマホで調べるらしい。それにしても、初心者に「かぼちゃコロッケ」とは気の毒である。
「かぼちゃはレンジにかけてつぶすんですよね? 皮むくんですか? それから最後に卵をつけて、パン粉つけて揚げるんですよね?」「卵の前に小麦粉だよ。」「小麦粉ですか?」そんな会話の後、現代っ子が作った「かぼちゃコロッケ」をつまみ食いさせてもらうと、思いがけずクリーミーで、おいしかった。
 私が昔々、自立援助ホームという思春期の男の子ばかりの寮で働き始めた頃、20人もの食事作りは、もう涙なしには語れない。もともと家の手伝いなどせず本を読んだりして大人になったタイプで、コロッケは油の中で爆発するし、それを見て、手伝ってくれていた男の子は「俺知らない」と逃げ出すし、2升のご飯は、ふたを開けてみると水の量を間違えたか、真ん中に池ができているし・・・。それでも何とかなることを身体で覚えてしまい、そうして手伝ってくれると称して台所に入ってくる男の子たちとどれだけ話をしてきたかわからない。
 そして今、95歳になった母である。幸い嚥下に問題はなく、硬いものでなければたいてい食べられる。特別に配慮するわけではないが、季節のものには、ちょっと気を使いつつ、普通ご飯が毎日続く。母は、箸を動かす。好きなものだとがつがつ食べる。そうして「これ、おいしいねえ」と言う。「おうちのご飯が、一番おいしいねえ・・」
その言葉にほこっとしながら、私には本当はちょっと重たい。ううん、とてもとても重たい。

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というわけで、写真は今日のうちごはんです。ひき肉が余ってしまっていたので、豆腐入り和風ハンバーグがメインディッシュ(?)でした。マカロニサラダは昨日の残り、オレンジは朝使った半分です。
そうそう、5月1日から7日まで、今年もそごうデパート地下通路で里親制度啓発のパネル展示を行います。                    (の)

      

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これからの会

  • 子どもと本これからの会
    読書は知識や楽しみも含めて心の栄養を与えてくれます。そして考える力になります。 被災地の子どもたちに本を届けたい、身の回りの子どもたちの環境を考えていこうという、二本の柱をたててボランティア活動をすることで出発しました。 いろいろの方たちの希望と力を持ち寄って、すばやく、やわらかく、活動を続けていきたいと思います。参加される方は参加登録してください。 世話人 坂上・宮田・大山   

できることから

2018年10月
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10月の営業とお休み

  • 10月のお休みと営業時間
    また、もとの営業時間になりました。秋晴れ、お散歩がてらにどうぞおでかけください。 お休み 1(月)・8(月)・15(月)・22(月)・29(月)    *営業時間10:30〜6:00

お仲間にどうぞ

  • ー元気になる集まりいろいろー
    <時々募集!自主講座のグループ もありますが、くわしくは会留府にお問い合わせ下さい、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     10月の予定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・*学ぼう語ろうの会 15日1:30〜 「母の友」福音館書店の月刊誌10月号を読んで はなしあい 誰でも自由に参加できます。お茶を飲みながら。参加費200円  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     *ボランティア講座 10:00〜 子どもたちに本を読むボランティアに参加している人 今月のテーマは5・6歳位の人に読みたい絵本の実践  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・*Y・Aの本を読む会 11日(木)7:00〜読書会「世界の果ての子どもたち/中脇初枝著」参加自由  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・  *グループ放課後 17日(水)7:00〜 図書館司書 読書会「また 桜の国で/須賀しのぶ著    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・*絵本の会 19日(金)7:00〜絵本を持ち寄って。「テーマ秋の自然の絵本」誰でも参加  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     *憲法カフェ また 30日(火)7:00〜 今までをもとにあたらしくスタートです。詳しくはブログ本文で ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    *羊毛ちくちくの会 18日(木)10:30〜 先月お休みになったので。再びリスをつくります。参加はだれでも、材料費代有り     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                                                                                                                 
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