お仲間にどうぞ

  • ー元気になる集まりいろいろー
    <時々募集!自主講座のグループ もありますが、くわしくは会留府にお問い合わせ下さい、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   2月の予定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *学ぼう語ろうの会 25日10:00〜 読書会「神に守られた島 中脇初枝著 母の友2月号を読む 誰でも自由に参加できます。お茶を飲みながら。参加費200円  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *ボランティア講座 18日10:00〜   子どもたちに本を読むボランティアに参加している人 今月のテーマは「ブックトークについて」講師市川市学校図書館司書高桑さん ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *Y・Aの本を読む会 14日 7:00〜「センス入門・松浦弥太郎著」+きりんさん送別会(一品もちよりで)誰でも参加  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *グループ放課後 7日(木)7:00〜 図書館司書 「読みきかせのきほん15〜30」東京こども図書館刊 司書の立場からこのリストの検討  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *絵本の会 15日7:00〜ネコの絵本を持ち寄って。出版社から2名の参加の予定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *憲法カフェ また・また 26日7:00〜DVDを見ての話あい。  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・*羊毛ちくちくの会 21日10:30〜 制作(花のブローチ) だれでも参加できます。材料費代有り 講師石津由美さん     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                                                                                                                 

2月の営業とお休み

  • 2月のお休みと営業時間
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2019年2月17日 (日)

アルフィーとせかいのむこうがわ

        アルフィーとせかいのむこうがわ

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「アルフィーとせかいのむこうがわ」
チャールズ・キーピング作
ふしみ みさを訳
ロクリン社 本体1600円

1971年らくだ出版の新訳改版とのこと、いまから48年前、私がこの本をはじめてみたのは店をはじめて間もない頃だったから40年位前のこと、選書をしていて見つけた絵本だった。大判の絵本だった。手元にないので比べようもないけれど、もっと色の薄い絵本だったように憶えている。あぁ、こんな絵本があるのかとおもった。
 行ったことことはないけれど、ティムズ川の匂いと霧がたちこめたロンドン、ホームズが乗った馬車の音がガラガラと聞こえてきそうな絵にひかれた。それまで私は子どもの絵本は明るくて、にぎやかな子どもたちの声が聞こえてくるような絵で描かれた本が絵本とおもっていた。「せかいのむこうがわ」霧のなかの幻想的な絵のなかに子どもが一人たたずんでいる。「せかいのむこうがわ」にすてきなことがあると思っているアルフィー、たしかにまばゆいばかりの光に満ちている街、あらゆるところにあかりが瞬き、輝いている街、でもそれは決してせかいの向こう側ではないことを知るのには、もう少しの年月がかかると思う。つかのまの幸せな子ども時代を魔法のようにキーピングはみせてくれた。新訳にそって、久しぶりにゆっくり絵本を見る。


2019年2月 8日 (金)

おどろいたりす

         おどろいたりす

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「おどろいたりす」
イーラ写真
マーガレット・ワイズ・ブラウン文
戸澤柊 訳
文遊社 本体1800円

久しぶりにイーラの写真に出会いました。「三ひきのこぐま」や「ねむいねむいちいさなライオン」などでファンになったイーラの写真、たんなる動物の写真絵本でなく、物語性のある写真絵本、それは文を書いているマーガレット・ワイズ・ブラウンにおうことも大きくあるけれど、動物たち、この絵本の場合のリスとネコの躍動感いっぱいの写真は、それだけで物語があります。りすが世の中を見たくなって旅にでます。いろいろの動物たちに出会って、やがて帰りたくなります。「まあ・・・!とりすはささやいて ぼくのねこみかけなかった・」この言葉の繰り返しが次の出会いを暗示します。
 イーラは1911年オーストリアのウィーンにユダヤ系ハンガリー人の両親のもとに生まれました。はじめはパリで彫刻の勉強をしています。ハンガリーは都市文化の豊かな都市です。写真家のアシスタントをしていましたがやがて動物専門の写真家になります。1941年戦火を逃れてニューヨークへ移住して1955年に亡くなっています。(これらのくわしいことはこの絵本の前作「どうぶつたちはしっている」にくわしい折り込みがありそこに書かれています。)イーラは写真を撮る時動物たちといっしょに暮らしたとのことです。躍動感あふれた動作、輝く目、写真絵本の傑作です。

2019年2月 1日 (金)

    キツネのはじめてのふゆ

       
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「キツネのはじめてのふゆ」
マリオン・デーン・パウアー作
リチャード・ジョーンズ絵
横山和江 訳
すずき出版 本体1500円

昨夜待望の雨が降りました。それは暫くして雪にかわりました。ひらひらと花びらのような雪が降って、うっすらと積もりました。
 森でも雪がキツネの鼻先にひらひらと舞います。それを見ながら若いキツネは考えます。冬がきたら何をしたらよいのだろうか。けむしに聞きます。カメも、コウモリもリスも、暖かいところに引っ越しする鳥たち、眠るのだと教えてくれるクマ、どの答えもキツネには気に入りません。風がささやきます。”じっとしていてね”
 キツネが見つけたもの、自分と同じキツネです。そして、冬になったら何をするのか教えてくれます。雪がひらひらと踊っています。キツネも冬になったら雪のように踊るのです。さあ、いっしょに踊ろう。
落ちついた色、コラージュのような手法で春を迎える若いキツネの喜びがゆっくりと伝わってきます。
 

2019年1月27日 (日)

ゴッホの星空

        ゴッホの星空
       フィンセントはねむれない

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「ゴッホの星空」
フィンセントはねむれない
バーブ・ローゼンストック文
メアリー・グランプレ絵
なかがわちひろ 訳
ほるぷ出版 本体1700円

オランダ ズンデルト村、一人の少年が星を見上げて眠れない夜をむかえています。少年の名前はフィンセント・ファン・ゴッホ、いまこそゴッホは20世紀の美術界などに大きな影響を与えた画家ですが、絵を描いていたのは10年ほどの短い間でした。そして、絵を描いているゴッホはまわりが全然見えなくなり、廻りの人たちから理解されない存在でした。
この本はそのゴッホの作品「星月夜 The Starry Night 1889年」を中心にゴッホの生涯を描いた伝記絵本です。ゴッホは唯一の理解者だった弟テオに「夜は 昼よりも 色あざやかで いきいきしているように おもえる」と手紙をだしています。少年ゴッホは星空を見上げねむれません。ぶつけるような強烈な色彩をつかって表現、夜空の下を歩き回って夜空の星をつかもうとします。ゴッホの激しい夜空の星の絵は見るものの心を揺さぶります。絵だけでなく、なかがわちひろさんの訳がそのゴッホの息吹を充分に伝えています。

2019年1月22日 (火)

まめとすみとわら

              幼い子どもも楽しめる民話


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「まめとすみとわら」
せなけいこ ぶん・え
廣済堂あかつき 本体1100円

昔話は長いお話もめずらしくはありません。それは本来子どものものというより、おとなの楽しみだったことが察せられます。でも、特に幼い子どもに昔話を語りたいと思う方にはなかなか良いものが探しあぐねてしまうことがあります。それに現代は暮しのなかのいろいろなものが使われなって身近になく、語りだけで楽しんでもらうのは難しくなっています。たとえばよく知られているこのお話「まめとすみとわら」短いし楽しいのでお話をする人も多い。でも、今の子どもには「すみ」も「わら」もまるっきり知りません。このお話はいわれを語る話の一つなのです。(マメにはなぜ黒い筋があるか)春などにはソラマメをみせると良くわかります。
 作者の本には「ねないこだれだ」など幼い子どもが大好きな絵本があります。怖い怖いと言いながらもワイワイと喜ぶ絵本のひとつです。この絵本のなかに女の子が破裂した豆のお腹を縫っている場面があります。この女の子はなぜか瀬名さん自身の様に思われます。ちょっとした時間に子どもを抱っこして読む、おとなにとって至福のひとときです。

2019年1月20日 (日)

ぼくはフクロウ

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「ぼくはフクロウ」
作フィリップ・バンティング
訳木坂涼
BL出版 本体1700円

でん!とフクロウが1羽。ぼくはふくろうです。なかなかかわいいフクロウですね。”イカスダロウ””ボクはタカイダロウ”ぼくはヒクイダロウ””しごとガンバロウ”・・・いろいろのフクロウがでてきます。言葉は韻を踏んでいて、その言葉に似合うフクロウが描かれています。なかなかおしゃれなおもしろい絵本です。子どもはこういう言葉遊びが得意、幼い子どももすぐ憶えて言葉遊びを楽しむことができます。
 ところでこの絵本のなかには何羽のフクロウがいるでしょう!


2019年1月14日 (月)

金の鳥

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「金の鳥」
ブルガリアのむかしばなし
八百板洋子 文
さかたきよこ 絵
BL出版 本体1600円

あるところに王様と3人の王子が住んでいました。王宮には金のりんごがなる木がありました。夜になると金のリンゴは食べごろになります。ところがそのリンゴが夜の間に何者かに食べられてしまうということがおきます。3人の王子が夜交代に番をすることにしましたが、上の2人の王子は眠ってしまい、3番目の王子だけが金の鳥が来てリンゴを食べるのを目撃します。捕まえようとしましたが1枚の羽根を残して飛んでいってしまいました。王様はその金の羽根を見て、3人の王子に捕まえてくるよう、捕まえてきたら王国を譲り渡すといいます。
 これにちかい昔話は各国にあります。日本にも「やまなしとり」などにおなじみです。雰囲気が違う、日本のお話は土臭く、音による自然描写が多いのですが外国のお話は難関をとおってご褒美をもらうという物語になっています。言葉や風習の違いからでしょうか王子の成長物語になっています。
 この絵本もブルガリアという、どちらかというと日本人にはなじみがうすい国のお話です。画家のさかたさんはシュール的な絵を描いています。赤毛、不思議な雰囲気を描きだしている自然描写です。それらが、読者を青い目の人びとの国ブルガリアという遠い国の物語へ誘います。

2019年1月12日 (土)

ウーペンせんとろうがんきょう

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ウーペンせんとろうがんきょう
こどものとも2月号
朱 彦潼さく
福音館書店本体389円

現代中国の絵本を見るのははじめてにちかいかもしれません。とはいえ作者は2010年に大学卒業後来日、アニメーションの制作を始めた新進の作家です。絵本ははじめてとのことです。ランランはウーペンせんにのって少し遠くのおじいちゃんの所に行くお話です。ウーペンせんというのは黒い帆のついた小さな船です。一人で漕いでいる人もあればランランのように船頭さんがいる場合もあるようです。おじいちゃんのメガネを買って船に乗ります。川では菱の実を採る人たちがいます。突然にわかの天気の変化でランランはだいじなおじいちゃんのメガネを川に落としてしまいました。おじいちゃんの家についたものの、ランランはメガネをおじいちゃんに渡せなくて悲しくて、悔しくて大泣きしてしまいます。夜中ねむれないランランが音がするので階段入り口に行ってみるとなんとなくした老眼鏡がおいてありました。だれが見つけて、届けてくれたのでしょう。
 作者はアニメーターなので、絵も遠近、そして流れがあってとてもおもしろくおもいました。内容的には菱の実、川から階段を昇る構図など、子どもの時の思い出が蘇ってきました。ランランの表情豊かな描写、大いに期待できる新人、1888年中国生まれとの若い息吹に他の映画やアニメーションを見てみたいとおもいました。

2019年1月11日 (金)

わたしのおじさんのロバ

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「わたしのおじさんのロバ」
トビー・リドル
村上春樹 訳
あすなろ書房 本体1400円

表紙でソファーでおじさんと並んですわっているのはおじさんのロバです。おじさんのロバを皆さんに紹介します。とはいっても年齢は不詳です。家の中で暮らしています。お気に入りの場所(いす)があって映画も見ます。朝ご飯はワラです。とてもお行儀が良い?のです。おじさんの気をひくこともしますが、ロバにおとらずおじさんもマイペースな人、私からみるとどっちもどっちです。じつをいうとこのロバのような人を私は知っています。でも残念ながらもうその人にはあえませんが。
 このいたずら好きのロバの表情と対照的なおじさんのたんたんとした存在、そして絵の中に描き込まれていることに訳者の解説がついていますが、見ている映画にチャップリン、ピアノの曲はサティーとか、ロバが食べている花はゴッホのひまわりだとか、その他・・・。
裏表紙のロバ、あわててどこにいくのでしょか?なんかいたずらを見つけられたあの人みたいです。

2019年1月 7日 (月)

THE DAM

                とても美しい詩画集

The_dam

「THE DAM」
ーこの美しいすべてのものたちへー
デイヴィッド・アーモンド文
レーヴィ・ピンフォールド 絵
久山太市 訳
評論社 本体1500円

湖水の岸で娘がバイオリンをひいている。表紙を開くと湖水の夜明け、娘の側には父親。二人が訪れたここは湖水でなくイングランドにの原野に造られた巨大なダム。できる前ここには人びとの暮しがあった。家、農場や学校、鉄道。そして、人びとだけでなく小さきもの、生きもの、樹々、家々では音楽があふれていた。人びとは音楽を奏で、踊り、精霊と一緒に踊った。そして、人びとは引っ越していった。
それから水がはられダムの完成。今は誰もいなくなった家々を二人は音楽でいっぱいにしていった。ダムの名前はキールダー・ダム。今ではたくさんの人たちがまた集い、音楽を奏で踊り。夜空には満点の星がまたたいている。娘は民族音楽家になり、父は歌手で作曲家。”さぁ!キャスリンまた、バイオリンを弾いておくれ。”人びとは歌い、踊り、自然に感謝をこめて。
ページを開くとアルバムの写真の様にダムの様子がコマで描きこまれている。そして次のページでは見開きいっぱいに水がたたえられたダム、広い空、次のページでは帰ってきたもの、新しく誕生した自然のものたち。ダムの底に沈んだものたちもいっぱいあったけれど、音楽は絶えることなく、人びととともにいつも湧きあがる。
おさえた白と青をバックに父と娘、音楽がきこえてくる静かな美しい絵本だ。


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