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2018年7月29日 (日)

8月のご案内

            8月のお休み

  cancer お休み (毎週日・月)5・6・12・13・19・20・26・27
  cancer 臨時  (決算棚卸し)30・31
  cancer 営業時間 10:00〜7:00

地震、暴雨、台風とあいかわらず日本列島は大揺れです。夏休みが早々とはじまり、近くの県文化会館では音楽の発表会が続いています。きょうだいなどが出場するとか、ちょっと遠くから家族で聞きにこられる方もあります。それにしても暑い毎日、この台風の後はまた、猛暑とか!
 ひとつ不思議があります。ラジオ=テレビでも冷房をつかうように繰り返し言っていますが、電力はふそくしないのでしょうか?あんなに原発を稼働させなければ、電力が不足して、日本は経済的に成り立たないといっていたのに。お年寄りがエアコンがあるのに、電気代を考えてつけずに熱中症になって亡くなるケースがあり、”上手につかいましょう”とラジオ(私のうちはテレビがありません)でしつこくいっています。確かに千葉辺りでは冷房をつかわないでこの暑さをのりきることは難しいです。
 でも、千葉市の公立小中学校の教室のエアコンの設置率は0。夏休みになって先生たちはもちろんのことみんなちょっとほっとしています。そして、公営施設に行くように、図書館へといっています。
 なんだか変だなぁ!へんですね!へんですね!これは長新太の言葉ですが。

2018年7月27日 (金)

ふたばからのおたより  -7月―

       
            「こんとあき」
 
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林明子さんの原画展が銀座のデパートであるのを知って、どうしても行きたくなってたまの休みの日の夕方、思い切って旦那と二人で行ってきた。久しぶりの銀座、有楽町駅は近代的な建物が増えてめまぐるしく、そして、やっぱり暑い暑い日だった。
 林明子さんの名前をはっきり意識した私にとっての最初の絵本は「こんとあき」福音館書店刊だったと思う。多分大人になったある日、表紙の絵に惹かれて、自分のために買った絵本だった。昔は、きれいな絵本がこんなに街にあふれていなかった。実家には子どもの本が多かった方だとは思うけど、それでも本を買ってもらえるのは、もっと特別なことで、風邪をひいて学校を休んだ日、「フランダースの犬」の本(多分偕成社)を手渡されて嬉しくて飛び上がったことは今でも覚えているし、新学期に兄が新しい国語の教科書を持って帰ってくるのを、玄関に座り込んで待っていたくらい、新しいお話に飢えていたような時代だった。
 林明子さんの描く女の子の頬っぺたの丸みが、その一瞬の丸みが何とも言えず好きで、そして「こんとあき」で言えば、買ってきたお弁当を抱えたまま新幹線のドアに尻尾を挟まれ困ってじっと立っているこんの表情が、あの場面がとても好きだった。いかにもナイトになろうとしているこんと、そこに安心しているあきの繋がりを紡いできた何年もの時間・・・。
 こういう本のそばで、子ども達は育ってほしいなあ、と、会場を回りながら思っていた。日常の中で、子ども達は金切り声を張り上げる。とげのある視線を投げてよこす。底意地の悪い態度もとる。特に私たちのような施設という現実は、決して生易しいものではない。それでも、ふっと見せる子どもの表情の奥の奥に、わずかかもしれないけど大切に紡がれた時間がある気がして、大切に紡がれていい時間がある気がして、だから「こんとあき」の絵本は、こうした生活の片隅にそっとそっと置いてあってほしい、そう願ってしまう。
 会場を出て、早めの夕食をと、銀座でビールを飲んでそばを食べた。上品でとてもおいしかったけど、いやあ、高かったあ・・・。             (の)


2018年7月24日 (火)

すいぞくかんのおいしゃさん

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「すいぞくかんのおいしゃさん」
かがくのとも 8月号
大塚美加 ぶん
斎藤槙 え
福音館書店 本体389円

そういえば水族館に行ったのはずいぶん昔のことでした。しかも冬に友だちと行った、あらためてこの絵本を見てまた、行ってみようと思いました。水族館の生きものたちも病気になります。狭い(海や川や池、湖など)ところで生きているので病気になることがあるのも当然です。だからお医者さんが必要です。そして、病気を直すというだけでなく、快適に暮らせる様にいろいろと工夫するのも、お医者さんの仕事の一部だということが、折り込み付録にくわしく書かれています。この絵本の舞台は「いおワールドかごしま水族館が舞台になっていて、この絵本のお医者さんは文を書いた大塚美加さんです。大塚さんはお医者さんとして働いて23年目になるベテランのお医者さんです。ほぼ実話で「深いあいじょうを持ちながらも、心がむやみに大きくうごさかれることなく、的確に病気を治していくお医者さん。」と作者の言葉です。これはなにも水族館のお医者さんのみならず、人もふくめてお医者さん共通の願いかもしれません。「マダラエイ」「ジンベイザメ」「タツノオトシゴ」「アカウミガメ」「ヒラメ」「ハンドウイルカ」などの病気になったようすと治療の様子が描かれています。ふろくには水族館でみられるような生きものがカラーで描かれています。


2018年7月22日 (日)

エマおばあちゃん、山をいく

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「エマおばあちゃん、山をいく」
アパラチアン・トレイルひとりたび
シェニファー・サームズ作
まつむらゆりこ訳
廣済堂あかつき 本体1800円

アパラチア・トレイン?私は初めて聞く話でした。これはベントン・マッケイという人がアパラチア山脈を横断する山道があったらと考えだされたものだそうです。これらのことはこの絵本のあとがき、もっと知りたい人のためにに詳しく書かれています。ともかく長い(はんぱでない、3500kmもある。単純にいうと北海道の最北端から沖縄の最南端とのこと)山道を歩きとおしたエマ・ゲイトウッドという女の人の伝記です。エマは11人の子どもを育てた農婦?です。それが1955年67歳になった5月3日出発して1955年9月25日にトレイン北の終点カタディン山にたどり着いたまでの記録が描かれています。エマがどうして挑戦することになったかはあまりくわしく描かれていません。雑誌の記事を読んでその気になったとしか語っていません。わずかな持ち物を袋にいれて、缶詰やスープのもとやナッツやレーズンなど、途中でもらったり、野生のものを食べたり、もちろん水は川の水、あらしもあり大変ななかをひたすら歩き通したとか、アパラチアン・トレイルの歴史とその背景の社会状態などは年表にまとめられて後ろの方に描かれています。これは伝記などを読むのにとても良い手がかりになります。オビにエマおばあちゃんの写真が載っています。じっと見つめてみました。それだけで気持ちが明るくなります。それにしても、このエマおばあちゃんが1回目は失敗したけれど再度挑戦した、人間ってなんと不思議なおもしろい動物だと思います。生きていくのにほんとうはなにが必要かを語っています。


2018年7月19日 (木)

いたずらトロルと音楽隊

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「いたずらトロルと音楽隊」
アニタ・ローベルさく
安藤紀子やく
ロクリン社 本体1600円

あるところに旅回りの5人の音楽隊がいました。彼らの奏でる音楽はすばらしくて、どこへ行っても大好評でした。ある夜くたびれて眠りこけている側をトロルがとおりかかりました。音楽隊をおこして、すてきな音楽を聞こうとしましたが誰一人おきません。腹をたてたトロルは音楽隊のもっている楽器に魔法をかけました。チューバはモォーォー、チェロはメェーェー、トロンボーンはヒヒーン、トランペットがガアガア、フルートはコッコッ。メチャメチャです。音楽隊は目をさまして気がつかないままに何時もの様に演奏します。動物たちが集まってきます。演奏はとてもきかれたものではありません。ともかく集まって来た人たちから逃げた5人はそれがトロルの仕業とわかり、どうしたら魔法をといてもらえるかと相談して、トロルのよろこびそうなものをつくり、プレゼントをすることにします。はたして成功するでしょうか。
 この絵本は作者の初期の作品とのことです。往年の華やかな色をつかった絵本でなく、地味な色合いです。ただ、作者らしく細かく描写されていて、トロル一家と音楽隊がいっしょになって演奏したり、踊ったりのページは楽しさが溢れています。もちろん街の人たちも大歓迎です。トロルの子どもたちもかわいいですよ。

2018年7月17日 (火)

かんがえる子ども

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「考える子ども」
安野光雅
福音館書店 本体1000円

なんのために本を読むことをすすめるのか。しかも私は本屋という職業から本をすすめながら良く思う。特に子どもには。おとなの人はそんなことを私から聞きたいとは思っていない。目的、子どもを本好きにしたい、ただそう思うにはいろいろな思いというか思惑がある。自分自身読む本を見つけようと思うのは別として、(会留府は子どもの本の専門店として存在している)子どもの本を買って行くおとなは大なり小なりこどもを本好きにしたい、その理由はほとんどが社会を生き抜く為には本を読まなければいけないとおもっている。直接的には成績を上げるため。だから、おとなの意向があまりおよばなくなるような年齢になると本を読めとはあまりいわなくなる。と、いうことはかならずしも成績と結びつかなくなることをわかっているからだ。もっと高齢になると本を読むことが楽しみのひとつになることが理解できるようになる。体も衰えてきてそれでも楽しみを求める、ひとりで楽しめるものに本は最適だ。でも、ひとりを嫌う現代の風潮はなにを産むのだろうか。(ひとりはなにも反社会的なことではない。)
 この本は「自分で考えるくせをつけるため」に「自分で考え判断すること」の大切さをユーモアをまじえながら語っている。それは子どもへというより人生の大先輩としての言葉だ。
 若い親たちとこの本に書かれていることを話し合いたいとおもう。考える子どもというより、考えるおとなでありたいと思っているから。それがどんなに大切で、必要なことだとおもうから。本を読む子どもを育てるのにはおとなが本を読まなければならないということを痛切に思う。

2018年7月15日 (日)

旅の絵本Ⅸ

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「旅の絵本Ⅸ」
安野光雅
福音館書店 本体1400円

このシリーズも9冊目になりました。この巻はスイス編です。描き方はかわりません。旅人が馬に乗って旅をします。この旅人は作者の安野さんの分身かもしれません。細かい線から描かれている風景、絵の中に絵本の主人公や場面が描かれていて、それを探すのがおもしろかった、物語の主人公なので、その物語を知っていなければなりません。今回の旅の絵本にもいろいろの絵本の一ベージが描かれていますが、最初にくらべると少なくなりました。カリジェの「ウルスリのすず」があります。クレーも描かれています。それよりびっくりしたのは山々です。スイスの山、当然マナスル初登頂を成功させた登山隊の隊長槙有恒がでてきます。私が幼かった時学校でも語られたし、映画もみました。なんだかとてもなつかしくページを繰ってみました。(ページの解説もついています。)

2018年7月14日 (土)

そうべえときじむなー

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「そうへえときじむなー」
たじまゆきひこ
童心社 本体1500円

毎日暑い!暑いの日々をおくっています。暴風雨と洪水で西の方はたいへん、でもこれからも台風が次々とやってくることでしょう。いつもそうですが、次々と狙い撃ちされるように、水のおそろしさは体験のない私は写真をみて絶句するほかありません。
 この絵本のそうべえたちが行った先は沖縄です。なぜか寒いとふるえているそうべえたちは火を燃やし熱くなった空気が入ってしまったふろしきの気球にのって沖縄に不時着してしまいます。怪しまれてしまったそうべえたちにぎじむなーがかくれみのを貸してくれますが、それをいいことにお百姓の食べ物を盗み食いをして、つかまってしまいます。
 おおらかなお話と型染めで描かれている絵が良くあっていて、シモネタもじょうずにつかい、エネルギーのある絵本になっています。それにしても、”このヤマトンチュウにはこまったものだ”ときじむなーにいわせてしまう。現代のわたしたち、ちゃんと沖縄のことを考えないと!いつまでもきじむなーにたよっていてはだめなのですよね。


2018年7月11日 (水)

シルクロードの道ーシルクロードのあかい空

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「シルクロードのあかい空」
イザベル・シムレール文・絵
石津ちひろ訳
岩波書店 本体1800円

シルクロードというのは中国、中央アジア、西アジア、ヨーロッパを結んでいる交易路のことだ。つまり成安からはじまって西はローマまで、ただいろいろのルートがあって*河西回路*天山回路*西域南道*天山北路*ステップ・ロード*西南シルクロードと名付けられている。この絵本は西安からトルファンそしてカシュガルまでの物語だ。物語といっても主人公はチョウの王女さまにひかれて旅をした昆虫学者の物語だ。チョウの王女香妃の足跡をみつけて、きれいなチョウに出会いますようにという願いがある。朝日に輝く東の空から日の沈む西にむかって。西安からはじまるシルクロードでは絹を運ぶ路だ。この絵本では作者の研究であるチョウだけでなく、砂丘、ブドウ畑、綿花畑それらの畑をうるおしてくれる水路、古代都市、ウイグル族の人びと、カザフ族の人びと、生きもの、トウバ族、カナスの湖、人びとの営み、それらがどのページでも見開きいっぱいに描かれている。沈む夕日の赤、この雄大さは日本では見られないことなのだなぁ!細密な絵は自然の息吹が強く感じられる。
この絵本を見ていてもう一つの絵本を思い出した。

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「せかいいちうつくしい ぼくの村」
小林豊
ポプラ社 本体1200円

この絵本はやはりシルクロードに関係あるアジアの真ん中の国アフガニスタンのパグマン村が舞台です。この村には果物がたわわになっていた、美しい自然いっぱいの村に、戦いにいっている兄さんのかわりに市場へサクランボを売りにいく少年の物語です。市場でサクランボを売ってかわりにヒツジを買ってきます。帰り道の描写が真っ赤な夕焼けの路を歩く親子が描かれています。同じ描写です。描き方の手法は違いますが、人びとの声までが聞こえてきそうな家々や市場、そして、なんといっても日本では見ることの出来ない雄大な自然がやはり描かれています。ただし、この村は戦いで破壊されて今はもうないそうです。アフガニスタンの戦いはまだ終わっていない、破壊つくされた大地・村にあの真っ赤な太陽はいまもなおかわらず照らしていることでしよう。この絵本の作者のお話を聞きました。雄大な自然を想像するのはなかなか難しいですが、世界はいろいろな人たちの営みがあり、歴史は続いているのだと思いました。


2018年7月 8日 (日)

ゆっくりおやすみ、樹の下で

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「ゆっくりおやすみ、樹の下で」
高橋源一郎
朝日新聞出版 本体1300円
主人公は小学校5年生11歳のミレイといつもいっしょのぬいぐみピーちゃん。おとうさんは小説家でおかあさんはイラストレーター、そして、ミレイは一人っ子です。この物語の主人公として、ミレイはそんなに特別な家の子どもではない、そのことはとりあえずおいておくとしても、作者の作り上げた家庭はこんなふうにはじまります。。
ミレイは時々夢を見ます。どうもそれは「さるすべりの館」とおかあさんが話してくれたところ、おかあさんの生家です。おかあさんは自分の意志でその家をでて、仕事を持ち、結婚して、ミレイを産みます。その家の前にはみごとなさるすべりの2本の大木があり、その家にはいまもおかあさんのおかあさん、つまりミレイのおばあちゃんが一人で住んでいます。
11歳の夏休み、ミレイは一人でさるすべりの館に行きます。もちろんぴーちゃんをつれて。そこでミレイは大おばあさんに出会って、サルスベリの館の歴史を知ることになります。緑の部屋、そして赤の部屋の秘密、読者の子どもたちにミレイをとおして一家の歴史、戦争で大きく変えられてしまった人の歴史、そのなかの悲しみと、未来への道を語ろうとします。
おとなの読者である私は、大おばあさんの歴史、戦後の日本と、多様な生き方を選べる可能性をもつその後の時代のことを知っています。いま、どれだけ女性が解放されたのか、ともするとすきあらばまた、国家に生きることをかすめとられそうになっている現実を知っています。自由は決して、ふってわいたものではない、ただ与えられたものではないことを、子どもたちに伝えたいと思っています。大おばあさん、バーバ、そして、ミレイの母親の生き方を伝えなければならない、そして、「ゆっくりおやすみ、樹の下で」と語りたいとの思いがあります。特にバーバの世代にあたる私たちには、もう時間があまりない。
 この作品のなかには子どもはミレイのみ、そして、同世代の男の子がでてこないこと、11歳という設定(あえて作者は女性の歴史を書いた?)などもふくめて、この物語がが朝日小学生新聞に連載されていた時の子どもたちの声が聞きたい。いま、書籍化されたのはとても意味があります。今日マチ子さんの挿絵は物語にとてもあっています。おとなと子どもの中間のような少女の雰囲気が良くでています。

2018年7月 2日 (月)

ケンタウロスのポロス

 ここしばらく絵本ばかりを読んでいる生活がつづいた。印刷技術もあるけれど、若いデザイナーたちやいわゆる児童書のなかのせまい意味の絵本をとびこえての作品というか絵本がつぎつぎと出版されて目がはなせなかったことでもある。ただし話題になり売れるのは違う、うけを狙った絵本がともかく売れる、でもそれは子どもたちの成長にたえられるものかと疑問に思うことが多い。
 一方小学校4年生(時にはそれ以前)位から、内面的なものにむかっていく年齢の子どもたちが本を読まなくなった。一番の原因はやはり時間がない、毎日の生活におとな以上に追いたてられてのことが原因と思われる。生きていくのに一番必要なエネルギーがない、というか毎日消耗が激しくて、ちょっとぼんやりとしている時間がない、ぼんやりとする時間はそのなかからうまれる自分のことを思い考えるには一番必要なことだ。そして、本はその手助けをしてくれる。生きていくことに技術的なことは必要だけれど、このめまぐるしくかわっていく技術のなかで、それだけだとエネルギーは枯れてしまう。やっぱり自分で読む力をつけてほしい。もちろんその根底には本という先人が伝えてきた、残していくものを手渡しする人が必要なことはいうまでもない。
 久しぶりに我を忘れるように本を読んだ。そのなかの一冊
 
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「ケンタウロスのポロス」
ロベルト・ピウミーニ作
長野 徹 訳
岩波書店 本体1800円

 ギリシャ神話そのものではないけれど、ギリシャ神話をペースにしている文学、創作だ。ギリシャ神話を読んだのはずいぶんと昔のような気がする。なんといっても根気が続かなくなった、いろいろの名前がでてきてそれを丹念に読み解いていく力がなくなっていることは残念ながら認めざるをえない。
 この物語のベースはギリシャ神話にも登場するケンタウロスのなかのポロスだ。ケンタウロスは半人半獣の種族、これは個人の名前ではない。ケンタウロスという種族は上半身人間、腰から下は馬と表されている。酒好き女好きで荒くれて好戦的な種族だ。けれど全部がそうではなく、この物語の主人公ポロスは優しさや知性をもっている。ポロスは河と泉の神シレノスとトネリコの木の精との間に生まれたとされていて、やはりギリシャ神話で有名なヘラクレスの最高神ゼウスから与えられた苦行の手助けをする。ヘラクレスをもてなしたばかりに獰猛なケンタウロスのネポスに付け狙われ、ケイロンのすすめで旅に出て帰ってくる物語だ。登場する神々を中心に短い章立てになっているのでとてもわかりやすく、そしてギリシャ神話の世界を読者も旅することができるようになっている。旅する、それは人間と獣の世界の境界を旅をしながら、読者は人間としての存在の意味を自分自身に問いかけることになるのだと思う。ホロスの旅に導かれて。


2018年7月 1日 (日)

7月のえるふ

 早く、世の中の動きにあわせるようにお天気までが急ぐのか?もう梅雨が明けたそうだ。ここしばらく暑いだけでなく風が強い。日よけに帽子をかぶっていられない。ところどころで豪雨、自然が人の身勝手に時々怒りをばくはつさせているのだろうか。シトシトと雨が降る、それは人の心を落ちつかせてくれた。そして、梅雨明け、夏休みになる。”午前中に宿題をすませて”とか”帽子をかぶっていきなさい”とか、おとなの声を背中に真っ黒になるまで外で遊んだ。7月は冒険の始まりの月だった。
今の子どもたちの冒険ってなんだかな!
 
               7月のえるふ
cherry 店のお休み (7月・8月はお休みが変則になっています。)
       2日(月)9日(月)17日(火)22日(日)23日(月)29日(日)30日(月)
1時から6時 1日(日)8日(日)16日(月)
       後は10時半から6時

cherry 9日 学ぼう〜語ろうの会10時〜 読書会・テキストは絵本「ドームがたり」
                    アーサー・ビナード作/スズキコージ絵 だれでも参加

cherry12日 Y・Aの本を読む会 7時〜  読書会・テキスト「絵で読む子どもと祭り」
                      西村繁男 たくさんのふしぎ7月号 だれでも参加

cherry18日 グループ放課後  7時〜  読書会・テキスト「シャクルトンの大漂流」
                    ウィリアム・グリル作/千葉茂樹・訳 公共図書館司書等

cherry19日 羊毛チクチクの会 10時半〜 制作・イワトビペンギンつづき
                       制作費あり    申し込み制 だれでも参加

cherry20日 絵本の会     7時〜   ポーランドなどの絵本をみよう
                     最近ポーランドへ行ってきた神田さんの話を聞きながら
                     会員以外はお茶代800円 申し込み制 誰でも参加

cherry21日 えるふ夏のお話会 7時〜8時半  お話を聞いて花火をして遊ぼう 申し込み制
                       小さな子はおとな同伴 誰でも参加

cherry23日 ボランティア講座 10時〜 テーマ絵本を読む、お話を語る/3歳児位〜6歳児位に
                      会員のみ  講師高森景子さん

cherry31日 憲法カフェ    7時〜  社会保障と憲法 (高齢者・障碍者)
                     講師 NPO生活自立支援 金田さん 参加費800円
        (憲法カフェは今回で最後です。8月には番外編で沖縄のことを話し合います。)


                     


          

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  • ー元気になる集まりいろいろー
    <時々募集!自主講座のグループ もありますが、くわしくは会留府にお問い合わせ下さい、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   12月の予定(講座はお休みです) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・*学ぼう語ろうの会 19日1:30〜 読書会「考える子ども」安野光雅・著 誰でも自由に参加できます。お茶を飲みながら。参加費200円  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     *ボランティア講座 10:00〜 子どもたちに本を読むボランティアに参加している人 今月のテーマは「いのちについて」絵本を読む+本の紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・*Y・Aの本を読む会 8日(木)7:00〜読書会「パンツプロジェクト/K・クラーク著」参加自由  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・  *グループ放課後 21日(水)7:00〜 図書館司書 読書会「アップルソング小手鞠るい・著  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・*絵本の会 16日(金)7:00〜絵本を持ち寄って。「テーマ冬がくる!絵本」誰でも参加  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     *憲法カフェ また・また 27日(火)7:00〜 今までをもとにあたらしくスタートです。「憲法草案について」ゲスト千葉県若手弁護士会・稲富弁護士 会費1000円 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    *羊毛ちくちくの会 15日(木)10:30〜 ウリボウをつくります。参加はだれでも、材料費代有り     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                                                                                                                 

12月の営業とお休み

  • 12月のお休みと営業時間
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  • 子どもと本これからの会
    読書は知識や楽しみも含めて心の栄養を与えてくれます。そして考える力になります。 被災地の子どもたちに本を届けたい、身の回りの子どもたちの環境を考えていこうという、二本の柱をたててボランティア活動をすることで出発しました。 いろいろの方たちの希望と力を持ち寄って、すばやく、やわらかく、活動を続けていきたいと思います。参加される方は参加登録してください。 世話人 坂上・宮田・大山