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2018年4月29日 (日)

非武装地帯に春がくると

   日本のとるべきことはなんだろうか!

 以下の文は「2011.4.23のえるふ通信」からです。先日28日の毎日新聞にー軍事境界線近くの橋の上で話す北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)と韓国の文在寅大統領ーの写真が大きくでていました。このテープルの軍事境界線ちかくにこの絵本の描かれたところがあるのだと考えました。そして、作者のイ・オクベさんが国際ペンクラブ大会に来日された時、私は会場の早稲田大で話を聞いていたのだと思い出しました。その時のブログを再掲します。この時のテーマは「環境」です。皮肉にもこの非武装地帯には生き物が人の手におかされず生息している矛盾、やはり人が勝手に分断してしまうこと、戦争が最大の環境破壊だとおもいます。あれから7年たちました。私たちは何をしたのでしょうか。

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「非武装地帯に春がくると」
イ・オクベ=作
おおたけきよみ=訳
童心社 本体2000円

とてもストレートなタイトルです。オビには「わたしたちは戦争がだいきらいです」と。この言葉も多くのことが含まれていますが、<日・中・韓の絵本作家がおくる平和絵本>と書かれています。
 たくさんな生きものの子どもたちが遊んでいます。子育ての様子も描かれています。でも鳥が巣をかけているもの、うりんぼたちが鼻付き合わせてのぞきこんでいるところに何があるのでしょう。ちょっと顔をだしているうさぎの見ているものは?そのなかに子ども(孫)と手を繋いで歩いているおじいさんがいます。ここはいわゆる38度線とよばれている朝鮮半島の非武装地帯です。おじいさんは春・夏・秋・冬、この展望台から故郷を見に通います。この非武装地帯は人が立ち入る事ができません。人の手が入らないだけに、自然のまま、絶滅または絶滅にちかい生きものが残っています。安全な楽園?いいえ、この本のあとがきにもあるようにそうはいえません。おじいさんはこれ以上展望台にのぼって望遠鏡で見ることをしたくありません。鉄のとびらをあけて故郷に行きたいのです。
 昨年の9月23日に「国際ペン東京大会」がありました。そのうちのひとつ「ー子ども・環境・文学ーそして未来へ」というテーマでシンポジウムがありました。司会ひこ・田中でジャクリーヌ・ウィルソン、上橋菜穂子、そしてこの絵本の作者イ・オクベさんの出席でおこなわれ私は聞きにいくことができました。その時にこの絵本の一部が映像化されて上演され、一足先にその時に見る事ができました。イ・オクベさんの抑えた言葉のひとつひとつのなかに平和への強い希望が感じられ感銘をうけました。
戦争は最大の環境破壊です。あらためてこの絵本のなかのおじいさんといっしょに平和を願わずにいられません。このシリーズは童心社の創業55周年記念出版です。


2018年4月26日 (木)

ふたばからのおたより -4月―

       
        これ、おいしいねえ

私たちのような生活に関わる仕事では、食事作りが大きなウェイトを占める場合が多い。もちろん大きな施設だと、はっきりと職務分担されているのだろうが、小さな単位で暮らしを守る施設だと、職員は何でも屋さんになる。「かぼちゃコロッケは、どう作るんですかね?」若い男性職員が、エプロンをつけスマホ片手に聞いてくる。今の時代、調理方法は本からでなくスマホで調べるらしい。それにしても、初心者に「かぼちゃコロッケ」とは気の毒である。
「かぼちゃはレンジにかけてつぶすんですよね? 皮むくんですか? それから最後に卵をつけて、パン粉つけて揚げるんですよね?」「卵の前に小麦粉だよ。」「小麦粉ですか?」そんな会話の後、現代っ子が作った「かぼちゃコロッケ」をつまみ食いさせてもらうと、思いがけずクリーミーで、おいしかった。
 私が昔々、自立援助ホームという思春期の男の子ばかりの寮で働き始めた頃、20人もの食事作りは、もう涙なしには語れない。もともと家の手伝いなどせず本を読んだりして大人になったタイプで、コロッケは油の中で爆発するし、それを見て、手伝ってくれていた男の子は「俺知らない」と逃げ出すし、2升のご飯は、ふたを開けてみると水の量を間違えたか、真ん中に池ができているし・・・。それでも何とかなることを身体で覚えてしまい、そうして手伝ってくれると称して台所に入ってくる男の子たちとどれだけ話をしてきたかわからない。
 そして今、95歳になった母である。幸い嚥下に問題はなく、硬いものでなければたいてい食べられる。特別に配慮するわけではないが、季節のものには、ちょっと気を使いつつ、普通ご飯が毎日続く。母は、箸を動かす。好きなものだとがつがつ食べる。そうして「これ、おいしいねえ」と言う。「おうちのご飯が、一番おいしいねえ・・」
その言葉にほこっとしながら、私には本当はちょっと重たい。ううん、とてもとても重たい。

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というわけで、写真は今日のうちごはんです。ひき肉が余ってしまっていたので、豆腐入り和風ハンバーグがメインディッシュ(?)でした。マカロニサラダは昨日の残り、オレンジは朝使った半分です。
そうそう、5月1日から7日まで、今年もそごうデパート地下通路で里親制度啓発のパネル展示を行います。                    (の)

      

2018年4月25日 (水)

イースターのたまごの木

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「イースターのたまごの木」
キャサリン・ミルハウス作・絵
福本友美子訳
徳間書店 本体1700円

外国の行事をすぐに自国の行事のようにしてしまう器用な私たち、でもなぜかイースターはまだ有名になっていません。この絵本は1951年にコールデコット賞を受賞していた絵本がもとになっています。絵本の背景は17世紀から18世紀にかけてヨーロッパのドイツ圏からペンシルベニアに移住してきた人たちのイースターのお祭りのことを描いた絵本です。現代の印刷技術でよみがえっています。イースターの日、うさぎがたまごをもってきて庭中に隠していくなんて、なんて楽しそうでしょう。知っているようにたまごを探すだけでなくそのたまごに絵を描くという、おもっただけでもワクワクします。今の日本に根付かないのはたまごをかくす場所、自然がないということでしょうか。それとキリスト教のお祭りだということもあるかもしれません。(でもハロウィンはあんなにおおさわぎするのは不思議)
私がこの絵本を読んで気に入ったのは、自然の描写が良いのと子どもたちが楽しそうだということ、子どもたちがたまごに絵を描いている、笑い声までが聞こえてきます。おばあちゃんもゆったりしていて、明るい楽しい物語になっています。
 今年のイースターは4月2日でした。

2018年4月21日 (土)

チトくんとにぎやかないちば

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「チトくんとにぎやかないちば」
アティヌーケ文
アンジェラ・ブルックスバンク絵
さくまゆみこ 訳
徳間書店刊 本体1600円

大判な絵本、市場のなかの中心に母子、チトくんはおかあさんと市場にきています。おんぶされている黒人の子どもチトくん、おかあさんと見合わすまなざしは、市場に買い物にきた親子の楽しそうなようすが読む人にも伝わってきます。市場はとても賑やかできょろきょろしているチトくんにバナナ売りのアデさんがバナナを6本くれます。チトくんは人気者、市場のみんなに声をかけられ、何かしらプレゼントをもらいます”わぁ!うれしくなったチトくんバナナを1本食べて後はおかあさんが頭にのせている籠の中にポンといれます。そして、次はオレンジ売りのフェミさんが汁気たっぷりのオレンジを5コくれました。一つを食べて残りはお母さんの頭の中の籠のなかに。いつでもお母さんは買い物に夢中で気がつきません。でも最後にはとうとう気がついてびっくり!籠にいっぱいいろいろのものが入っているわけをみんなが話してくれます。
 とても明るい楽しい絵本です。市場にはたくさんのものがあって、たくさんの人が働いています。みんなチトが大好きです。子どもたちも仕事を手伝ったり、遊んだり。おおらかな明るい絵にひかれて読んでいるあなたもチトくんと市場で買い物をしているような気がします。

2018年4月20日 (金)

もしぼくが本だったら

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「もしぼくが本だったら」
ぶん ジョゼ・ジョルジェ・レトリア
え アンドレ・レトリア
やく 宇野和美
アノニマ・スタジオ 本体1800円


絵も内容もシンプルで、でも奥の深い絵本です。ポルトガルの絵本とのこと、「はしれ!カボチャ」という楽しい絵本が出版されています。「はしれ!カボチャ」の時には思っても見なかったのですが、この絵本はポルトガルの絵本というよりとてもデザイン性がたかく、ゆっくりめくってすぐにひきこまれてしまいました。それは絵だけでなく文が内省的だからかもしれません。内省的といってもユーモアのある哲学書?みたいです。
「もしぼくが本だったら つれて帰ってくれるよう出会った人にたのむだろう。」どう答えようか。「もしわたしが本だったら 手に取ってひらいてみてほしいとたのむだろう」今日のように明るい春の日では、ベンチに座ってきっと私を手に取ってしばらく読んでくれるにちがいない。そして、抱えて帰っていくか、もしかしたら、そっとここに置いて行くかもしれない。そんな時「もしわたしが本だったら、今日はとても良い日」というにちがいない。bookあなたに出会えたのだから!


2018年4月16日 (月)

たんぽぽのまほう

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「たんぽぽのまほう」
こどものとも5月号
河本祥子 さく
福音館書店 本体389円 

のうさぎのくうはおばあちゃんのところへ焼きたてのクッキーを届けるようお母さんに頼まれます。お陽さまが暖かくて良いお天気です。道端にはタンポポの花と綿毛になった茎がたくさん、もちろんくうは手一杯に摘んでご機嫌です。綿毛をフッーと吹くと空高く翔んでいきます。くうも綿毛のように空を翔べたらいいなぁ!と思いました。おばあちゃんのところに着きました。おばあちゃんはくうが手いっぱいに持っているたんぽぽの綿毛を見て”こんな日はたんぽぽのまほうがおきるかも”と言います。たんぽぽの魔法ってなんでしょうか?おばあちゃんにいわれて綿毛をフッーと大きく吹いてみました。”あっ〜”綿毛といっしょにくうも空高くのぼっていくではありませんか。ふくろうおじさんをびっくりさせたり、こりすたちと遊んだり、こねずみを助けたりくうは大活躍します。
 春いっぱいで風もおだやかな今日、2時間ばかり大きな木のまわりをぶらぶらしました。池にはもう、冬鳥はいない、北へ帰ったのでしょう。台風で倒れたハンカチノキにやっと少しばかりのハンカチ?が風に揺れていました。こんな時間がとれたのは3ヶ月ぶりです。今年はタンポポの花がたくさん咲きました。もちろん綿毛は時々風にのって旅立っていきます。ぼんやりと歩き回り、夢のようなひと時でした。

2018年4月13日 (金)

ひとりじゃないよ、ぼくがいる

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「ひとりじゃないよ、ぼくがいる」
サイモン・フレンチ作
野の水生 訳
福音館書店 本体1700円

キーランは11歳、両親と妹の4人家族です。オーストラリアの小さな街に住んでいます。父親は機械の修理工場、母親は街のスーパーで働いています。おばあちゃんは同じ街で一人暮らし、決して豊とはいえないけれど仲が良く、特に父親は地元のサッカーチームのまとめ役、キーランは父親のようになりたいと思っています。ある日そのキーランの家にいとこ、ボンが現れます。そして、ちょうどその時転校して来たジュリアに会ったキーランは一目で不思議な雰囲気のあるジュリアにひかれます。ボンの母親は気分のままに生きていて、ボンにちゃんと食事をすることすらしない、住まいを転々としていて、身なりもへんなにおいがするようす、学校ではその格好からしてさっそくいじめにあいます。いじめる同級性にたてつくと自分もいじめられることに気がついているキーランは同級生たちとつるみ、それにボンがいとこだということをかくそうとします。転校生ジュリアンもどこに住んでいるかはさとられないようにしています。じつはジュリアンの母親もちゃんとジュリアンを育てることができない。両親は離婚して、親権がジュリアンの父親にあるので、父親からうばいとって、見つからない様に転々と住居を変えていて、ジュリアンと母親には捜索願がだされています。ボンの母親はとうとうボンの面倒を見ることができず、ボンをキーランの両親にあずけてゆくえをくらましてしまいます。
 ボンは絵を描く才能があり、絵を描くこと、物語をつくってつらい現実から飛び立ちたいとねがっています。キーランは自分の場所をボンにとられたと感じて、ボンにいじわるをしたり、いじめの同級生に加担してしまいます。ジュリアンは人望があり、積極的に生きていこうとしています。子どもは生まれてくるのに親は選べません。でも友だちは選べる。自分の生きていく基盤がないボンとキーラン、いいえ、いじめグループのリーダーメイソン、キーマンの告白をもとに、人がいきていくためにはなにが必要なのか、登場する子どもたちの心がとてもきめ細かく描かれていて、読む人の身近にいるように考えさせられます。一方キーマンと父親の関係から、この物語は父親と男の子の成長物語とも読むことができます。


2018年4月11日 (水)

ひなげしの おうじ/あそぼう!はなのこたち

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「ひなげしの おうじ」
「あそぼう!はなのこたち」
エリザベス・イワノフスキー作
ふしみみさを 訳
岩波書店 各1000円
 22の花の精がでてきて、それぞれ似合いの遊びの様子が描かれています。花の精はたとえば1ページ目こまあそびをしているのは「ひるがお」次のたけうまに乗っているのは「あざみ」と「なでしこ」とこんなふうに。表紙のむしたちのひく車にのっているのは「わすれなぐさ」と「すずらん」です。とりにのって冒険するのは「ひなげしのおうじ」です。その他まだ入ってきていないのですが「もりのこえほん」名づけられた小さなかわいい絵本は1944年ベルギーのブリュセルで出版されたという古い絵本です。でも、スイス圏ででたこの絵本はいかにもフランス圏の絵本らしく、とても斬新な絵で描かれています。日本の絵本はどちらかというと面で描かれているのですが、この絵本の絵は完全に線描き、花も出てくる小さな生きものたちもデザイン化されていて、絵本のみならず、いろいろなものに描かれそうです。ひなげしのおうじがくものおばあさんに追いかけられる、ユーモアいっぱいの裏表紙の絵。あまり物語性がないので、こどもというよりおとなのほうがいっぱい楽しめるかもしれません。

2018年4月 9日 (月)

グラファロ もりでいちばんつよいのは?

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「グラファロ」もりでいちばんつよいのは?
ジュリア・ドナルドソンぶん
アクセル・シェフラーえ
久山太市やく
評論社 本体1300円

わぁ!なつかしい。この絵本の初版は2001年、その当時店に時々来ていた男の子が好きな絵本でした。今度改訂新版がでたのですが、もう会うことのない男の子は今はどこに住んでいるでしょうか。もう成人しているはずです。おとなしい男の子でいつも静かにおかあさんと来ていました。じつはその男の子は「こぐまちゃん」の絵本が好きだったのですが、残念ながらお母さんはあまり気に入らないらしく”ほしい”といっても絶対買ってくれない、それで印象に残っています。この絵本の絵もお母さんの好みでない、でも、その男の子はいつもただをこねることはなく、おかあさんの選んだ本を買っていきました。親子の好みがちがうことは多々あります。でも、ほとんどは何冊かは子どもの好みに譲る、なかには子どもの好みにひかれていくお母さんがいます。
 ちいさなネズミが自分より大きな生き物に食べられそうになる、それで機転をきかせて怪物を作り上げて会いにいくと言い逃れします。その策略は成功かと思うと、なんと自分がでっちあげた怪物がほんとうにあらわれます。さあ、ネズミくんどうなるでしょうか。でも、その怪物はなんともかわいい?のです。アニメーションになってアカデミー賞にノミネートされたとか、おかしい話です。もっともおとな読みすると笑ってばかりいられませんが。森の雰囲気、登場する生き物たちの目の動きがおもしろい。印刷はやはり前にくらべるととてもきれいです。


2018年4月 6日 (金)

もやし

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「もやし」
かがくのとも5月号
野坂勇作 さく
福音館書店 本体389円

今日街へ行ったついでに有機野菜などを売っているお店によってもやしを買ってきました。私は野菜などはほとんど有機か低農薬のものしか買いません。特にちょっと不便でもサラダにするものなどのカット野菜は買わない様にしています。もやしもその一つです。と、いうのは保存と変色を防ぐ為に洗ったりカットして容器に入れる時に漂白剤?を使うと聞いたからです。確かに日持ちさせるためにそうする必要があるのでしょう。
 もやしは主婦にとってはとてもありがたい野菜です。おっと!もやしは野菜の名前でなく、光のあたらない所で種や豆からでてくる新しい芽のことだそうです。P16より。だからとても栄養価の高いものだとのことです。もやしが主婦にありがたがられるのは嵩があって安い、料理しやすい。茹でてお醤油をかけるだけでも(鰹節が好きな私はたっぷりとかつおぶしをかけます。)これだけでも1品になります。
 実際はもやしを育てたことはなく、しっかりと植物としてのもやしの学習をしました。そして、シャキシャキ感のあるもやしをいただきました。beerもやしにはビールがあいます。でも風邪をひいている私は今日はお茶で。ごちそうさまでした。!


2018年4月 5日 (木)

リュックしょってピクニック

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「リュックしょってピクニック」
こどものとも年中向き5月号
こさかまさみ さく
こやまともこ え
福音館書店 本体389円

千葉では今日から学校がはじまりました。とはいえ、早くも早帰りの子どもの声がします。学校がはじまると5月の大きな行事は運動会です。それから遠足が始まります。小学校のほとんどは高学年の子どもが低学年1年生などの子どもとペアをくんで世話をします。一人っ子などが多くなって、幼い子どもの弟や妹の世話をすることがなくなり、教育の一環として考えられるようです。
 さて、クマとキツネとウサギとネズミがピクニックにでかけることにしました。リックをしょって元気良く、だからしばらくするとお腹がすいてきましたので、早ご飯を食べることにしました。食事の後はついねむくなります。ちょっとひとねむり!でもその間にキツネとウサギとネズミがいなくなりました。目をさましたクマはびっくり、さあ、どうなったのでしょうか。ネタバレになるので後は読んでください。絵は版画です。動物たちの表情が楽しく描かれています。


2018年4月 3日 (火)

なんのくるまにのるのかな?

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「なんのくるまにのるのかな?」
こどものとも年少版 5月号
小輪瀬護安さく 
福音館書店 本体389円

幼い子どもが喜ぶなぁ!特に男の子に。本が入って来てすぐに思ったこと、大好きな車の絵本です。それも働く車、ほんとに男の子はどうして車の本が好きなのでしょうか。最近は男の子だけでなく、女の子も車の好きな子はいますが、働く車に夢中になるのは男の子が多いです。この絵本はちょっと工夫がされています。まず、乗る人がこれから乗る様子で描かれています。みんな、急いでいます。ドキドキしているようすが良く描かれています。そして、何の車かな?視点は乗る人からくるまへ、そして、乗っているようす、
仕事をしている様子です。読む子どもは自分も乗る、参加するような気持ちになります。つまりよくある図鑑のようにいろいろな車が並んで車種が描かれている、それだと物語性はありません。それは車の本のコレクションだけになってしまいます。
 ちなみに幼い子どもは車派と虫派にわかれます。どちらも小学校3・4年生位で卒業に近くなります。つづけて好きで関係をもつ子どもは少数になります。その頃からほんとに好きな子どもが残っていきます。
鉄ちゃん、虫博士の登場です。


2018年4月 2日 (月)

にににん にんじん

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「にににん にんじん」
いわさ ゆうこ
童心社 本体1100円

いま千葉では新にんじんが店に並んでいます。にんじんの収穫がさかんです。この絵本に描かれているにんじん、とてもおいしそうです。おいしそうでなくほんとにおいしい。子どもはあまりにんじんが好きでないといわれていましたが、聞いてみるとそんなことはありません。もっとも特定の名前をあげるのではなく、野菜が嫌いという子どもは結構います。どうして?と聞くと食べ慣れていないということが多い、つまりあまり作らないということかもしれません。野菜をおいしく食べるのには、本来もっている野菜の味をいかしたのが一番おいしい、あまり調味料をつかわないほうがおいしい、でもそれは手がかかるということなので、現代の生活にあわないのかもしれません。そして、昔とちがってくせの強い野菜は少なくなりました。(昔の人にはものたらないかもしれませんが)
 にんじんにもいろいろあるのがわかります。「しろにんじん」私は食べたこともみたこともありません。なんだか人参特徴の甘みはうすいかしら?「しまにんじん」も「おおながにんじんも」見たこともないなぁ!いろいろの形があるのは大根も同じ、土の中できっといたずらなおばさん?がいるのにちがいありません。採れたてのにんじんを生のままかじる、甘くておいしい。にんじんの頭の所を水につけておくと葉が伸びてきます。ちょっと見たところパセリみたい、それを刻んでサラダに入れたり、スープに散らします。にんじんはきゃべつと同じで春がきた!!とおもいます。
bud 作者には「どーんとやさい」というシリーズでおいしそうな野菜の本があります。


4月がはじまる

 暖かい日が続きます。何日か続いてるので風は春らしい冷たさはありません。このまま5月には暑くなどということになるかもしれません。会留府のちかくのソメイヨシノは散ってしまいましたが、他の花が咲き続ける、やっぱり春です。
新年度が始まり、学校図書館の納品が少しある会留府は、半ばすぎには今年度の予算などの様子の説明が書店組合からありスタートをきります。図書主任の先生がどなたかになっているかはまだわかりませんが、学校図書館指導員の先生はほぼわかっています。今年はあまり異動はないとのことです。学校へのご挨拶も含めて、月末には読書感想文の今年度指定本の手配もしなければならなくて、また、バタバタするのかとおもうとちょっと気が重い、なんとか子どもたちへスムースに本が届く様に努力しなければと思っています。それらの様子はまた後日書きたいとおもいます。
     
           ー4月のえるふー

 club 4月9日(月)10:00〜グループ語ろう〜学ぼう 話し合い「母の友」4月・5月号を中心に
                日常の生活のこと、社会の動き、子どもたちのこと 生活者の視点
                からはなしあい。小さな講演会も計画します。誰でも参加
 club 4月12日(木)7:00〜 Y・Aの本を読む 読書会「天盆」王城夕紀・著
       自主運営の会、参加者歓迎!
 club 4月18日(水)7:00〜 グループ放課後 読書会 南総里見八犬伝1(青い鳥文庫版)
       自主運営の会 公共図書館員、または関係ある人
 
 club 4月19日(木)10:30〜 羊毛チクチクの会 制作 
       自主運営の会 制作に必要なものの準備があるので事前申し込み
 club 4月24日(火) 7:00〜 憲法カフェプラス1 民主主義と選挙と憲法と
       3期まで終了、追加2回を計画 直接選挙制はどういうもの?憲法改悪か!
       講師・千葉県若手弁護士の会から
       参加者歓迎です。お茶とバンつき 800円
  
 club 「ボランティア講座」と「絵本の会」は5月からスタートです。
       募集中 詳しくは会留府へ

ー会場はすべて会留府です。誰でも参加できます。やってみたいことの提案も歓迎です。ー  


                         

これからの会

  • 子どもと本これからの会
    読書は知識や楽しみも含めて心の栄養を与えてくれます。そして考える力になります。 被災地の子どもたちに本を届けたい、身の回りの子どもたちの環境を考えていこうという、二本の柱をたててボランティア活動をすることで出発しました。 いろいろの方たちの希望と力を持ち寄って、すばやく、やわらかく、活動を続けていきたいと思います。参加される方は参加登録してください。 世話人 坂上・宮田・大山   

できることから

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10月の営業とお休み

  • 10月のお休みと営業時間
    また、もとの営業時間になりました。秋晴れ、お散歩がてらにどうぞおでかけください。 お休み 1(月)・8(月)・15(月)・22(月)・29(月)    *営業時間10:30〜6:00

お仲間にどうぞ

  • ー元気になる集まりいろいろー
    <時々募集!自主講座のグループ もありますが、くわしくは会留府にお問い合わせ下さい、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     10月の予定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・*学ぼう語ろうの会 15日1:30〜 「母の友」福音館書店の月刊誌10月号を読んで はなしあい 誰でも自由に参加できます。お茶を飲みながら。参加費200円  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     *ボランティア講座 10:00〜 子どもたちに本を読むボランティアに参加している人 今月のテーマは5・6歳位の人に読みたい絵本の実践  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・*Y・Aの本を読む会 11日(木)7:00〜読書会「世界の果ての子どもたち/中脇初枝著」参加自由  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・  *グループ放課後 17日(水)7:00〜 図書館司書 読書会「また 桜の国で/須賀しのぶ著    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・*絵本の会 19日(金)7:00〜絵本を持ち寄って。「テーマ秋の自然の絵本」誰でも参加  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     *憲法カフェ また 30日(火)7:00〜 今までをもとにあたらしくスタートです。詳しくはブログ本文で ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    *羊毛ちくちくの会 18日(木)10:30〜 先月お休みになったので。再びリスをつくります。参加はだれでも、材料費代有り     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                                                                                                                 
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