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2018年3月31日 (土)

ヒットラーと暮らした少年

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「ヒトラーと暮らした少年」
ジョン・ボイン
原田勝 訳
あすなろ書房 本体 1500円


主人公の少年ピエロの父親はドイツ人、母親はフランス人です。父親は家を出て行方不明、事故で亡くなっています。真相はわかりません。母親も死んでしまい、ピエロはベルクホークで家政婦をしている叔母さんに引き取られます。それまでに会ったこともないような叔母さんに対して心配がありましたが、叔母さんに大切に迎えられます。ピエロは聾の少年ユダヤ人のアンシェルと仲良しでしたが、手紙を書きあうという約束をして別れます。ピエロの新しい住まいはヒットラーが休暇を過ごしたり、執筆をしたりして過ごす山荘でした。ピエロはヒットラーのことも良く知らない、可愛がられるままにヒットラーの信奉者になっていきます。ただ、死んだドイツ人だった父親を誇りに思う気持ちから、強いリーダーシップを持つヒットラーを信奉する、それは父親を求める子どもの心理です。そして、みるまにピエロは憧れになったナチスの行動にそまっていき、迫害する側になり、抵抗する人たちを告げ口をしたりして死に追いやったりします。知らなかったといえばそうなのでしょうが、子どもだったといえば許されることなのか、原罪なのでしょうか。
 最後にやっと死を免れたかっての親友をたずねあて、今は小説家になったアンシェルに自分のした罪を語るので、書き留めて欲しいといいます。真実を記録に残すこと、それはふたたび生きてするべきこととピエロは決心します。
 この物語は映画にもなった「縞模様のパジャマの少年」の姉妹編です。その作品はやはり純粋な少年が戦争に巻き込まれ、純粋で無垢な少年であったためにみずから鉄条網を越えて、友だちになったユダヤの少年といっしょにガス室に送られていくという悲劇を描いています。
 ところで、日本の作家、児童文学者のなかに、このような加害者でもある立場から戦争に巻き込まれていく子どもたちのことを書いた作品はどのくらいあるのでしょうか。被害者の本はあります。でも、日本人は加害者でもあったこと、というより戦争とは殺し殺されることなのだときちんと若い人たちにつげる作家はどれだけいるでしょうか。作家のみならず、私たちひとりひとり胸のなかからひっぱりだして、何をしようと思っているのか確認しなければならないのだということを、そこからはじめなければならない。記録されてきた(たとえ小説でも)本を読むよう勧めなければならないと思います。私自身戦争をしらない世代ですが、知ること、伝えることをおこたらないようにと切に思っています。


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児童書(Y・A)」カテゴリの記事

コメント

 訳者の原田です。ときおり、覗かせていただいています。
 「ヒトラーと暮らした少年」の感想アップ、ありがとうございます。「加害者の視点」というお話、まさにその通りだと思います。この本の意義はそこにあります。
 また、同様に、ユダヤ人側の視点の物語や映画は多数日本でも紹介されているのに、現在のパレスチナに対するイスラエルの姿勢はあまり取り上げられていないことも気になっています。いつか、アラブ側の視点からユダヤ・イスラエルの問題を描いた作品も翻訳してみたいと思っています。

 突然のメール、失礼しました。今後とも、子どもの本の紹介を楽しみにしています。

 原田 勝

原田さま
コメントありがとうございました。日本の今の若い人たち、20代か30代もう社会に出ている人たちの考えを聞く機会があまりありません。と、いうか話したがらない人が多いのが気になります。
もっと率直に思っていることをぶつけあいたいと願っていますが。私のような年代の者が伝えることをおこたってきたからそのつけがまわってきたのではないかと、本を読まない大学生の記事を読んで強い危機感をもっています。

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