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2017年6月10日 (土)

ひとしずくの水ーあめ

Photo
「ひとしずくの水」
A DROP OF WATER
ウォルター・ウィック
林田康一 訳
あすなろ書房 本体2000円


 近年は寒暖の差が激しい気候のようにおもいます。梅雨に入っても梅雨の感じが昔とちがって雨はしとしとと降らない、時には豪雨のように激しく降ります。子どもたちに本を読みに行っている人たちはこの季節「あめ」や「カサ」の絵本を読む人が多く、そんな本を探しにくる人が多くなりました。雨が主人公のお話の本では擬人化された水のつぶが雨になって、また空にかえっていくような物語になっています。その本で有名なのは「しずくのぼうけん」テルリコフスカ作・ブテンコ絵がリズムのある文と絵は楽しいのですが、しずく=水の冒険になっているので文がすこしながく感じます。最近刊行されたオルセン作「あめ」もバラバラとボトボトと名付けられたしずくの冒険のようなかたちををとった科学の本になっていますが、やはり物語が長くなってしまいます。それは科学的なことを文学的に書こうとするので少し無理がでるのかもしれません。
 この「ひとしずくの水」は文学的要素はありません。科学の写真絵本です。水の最初の単位から「水」を多角的に取り上げている、「水蒸気」からはじまって「雲」「雨」「雪」「虹」、「ひとしずくの水」の成り立ちを写真で描いています。写真はとても芸術的です。驚きと科学が結びついて好奇心がわいてきます。(ちなみに作者にはミッケなどの絵本があり子どもたちに人気があります。)梅雨もこんなふうにみたら楽しく思えるにちがいありません。小学校高学年からおとなまで。

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