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2017年1月 2日 (月)

ラスコーの洞窟について

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「ラスコーの洞窟」
ぼくらの秘密の宝もの
エミリー・アーノルド・マッカリー絵と文
青山 南・訳
小峰書店 本体1500円


ジャック・マルセンの先生レオン・ラバル先生は旧石器時代の骨,石やそれでできている道具のようなものを集めています。それはジャックたちが住んでいたフランスのモンティニャックという街で見つけられたものです。1940年ジャックは14才になっていました。第2次世界大戦がはじまっていて、ドイツ軍はパリを占領しフランス政府はドイツ軍に降伏していましたが、ジャックの街ではまだドイツ軍ははいっていませんでした。ジャックの仲の良い友だちジョルジュ・アニェルは街に住んでいるおばあさんの所に訪ねてきていて、もう一人はバリからきていたシモン・コアンカスというユダヤの子どもでした。いつものように3人で遊んでいると年上のマルセル・ラビダが深い穴の中に犬が落ちてそれを助けた時に伯爵のトンネルの入り口を見つけたと言います。黄金が埋まっている穴の伝説があるので4人はその穴に入っていったのです。黄金は見つかりませんでしたがかわりにトンネルに描かれているたくさんの動物等の絵を見つけたのです。ラスコーの洞窟壁画です。少年達はこの洞窟を探検し、ラバル先生に報告しますが始めは相手にもされませんが、先生は見に行って驚きます。そして、美術にくわしいアボット・アンリ・ブルーユがパリから逃れて来ているので見てもらう事にします。これがラスコーの洞窟の壁画が見つけられたいきさつです。少年達はその後管理をまかされます。その事はこの本のあとがきにくわしく書かれています。
 上野の山は人でいっぱいでしたが(やっぱり動物園が人気)この展覧会はまずまずの人だったので、行列をつくることもなくしっかり見る事ができました。
国立科学博物館で2月19日まで展示されています。もちろん壁画をはいでもってくるわけにはいかないのですべてつくられたものですが、第一会場7章、第二会場では日本との関係が本を見るように展示されています。絵そのものと制作につかわれた道具や顔料やどうやって描かれたかという事、それになんといってもその時のクロマニヨン人の出現と現代との関係、そしてその頃の日本列島、後期旧石器時代の日本列島に渡来したホモ・サピエンスのことなどが展示されています。(たくさんの黒曜石が展示されています)クイズがあったり、そばに添えられた機器をつかえたことなど、自由度が高かったのと子どもたちも楽しめるように工夫されていたので小学生位の子どもたちがおとなにまじって良く見ていました。(少しの部分をのぞいて写真がOKでした)
 久しぶりの科学博物館、来て良かった!人はどこから来てどこに行くのでしょうか。それと動物の絵は良しとして、「井戸の場面」からでてきたトリ人間って?それと植物はなかったのかしら?と、私の疑問です。

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