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2016年11月20日 (日)

北極の宝もの

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「北極の宝もの」
文 ダナ・スミス
絵 リー・ホワイト
訳 みはらいずみ
あすなろ書房 本体1400円

女の子が住んでいるのは北極、どこもここも氷と白色、女の子ははおじいちゃんと犬とその白のなかにいる。昼間も暗く、このままがいつまでも続くのかしらと時々不安になってしまいます。時には色がみたいな。そうおもっているとおじいちゃんは望みは宝物だっていう。宝物なら色は金色シマフクロウの目の色、毎日色がみたいと願っている私をおじいちゃんはにっこりわらってでかけよう!だって。暖かくして音をたよりにみんなで出発、つめたい海やねむっているアザラシの側をとおってすすんでいくと雪のけぶった山について、みんなで待つと・・・まってまって、いっぱい待っているとみごとのオーロラが見えた。北極の冬は氷だらけで、でも一瞬息がつまったように赤・青・黄色・それらが煌めく、色のオーケストラのような空を皆でみたの。そして、家に帰ると私はつかまえた色を描いた。
 雪国で子ども時代を送った私は1ページ目に空から降ってくる雪をつかまえようと口を空にむけていた絵に思わず笑ってしまった。懐かしかった。私の場合の白は氷でなく雪だった。くる日もくる日も雪、雪、雪、大雪の後の空の青の色をおもいだす。それだけに春の緑も輝いていた。
 ドキドキと心弾ませて家族みんなでオーロラを見る。天からの贈り物だ。ヒゲづらのおじいちゃんにしがみついている女の子の顔も輝いている。それも天からの贈り物だ。

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