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2016年7月 2日 (土)

ソーニャのめんどり

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「ソーニャのめんどり」
フィービー・ウォール作
なかがわちひろ・訳
くもん出版 本体1400円


ソーニャにおとうさんがふわふわのひよこを3羽渡して”ひとりでせわをしてみるかい?”ソーニャは大切にせわをします。えさをやる、きれいにする、寒くないようにする、ありとあらゆることをします。ただせわをするだけでなくだいじに思う事も必要です。ソーニャにとってだいじに思うということはおかあさんになってあげることでした。ひよこは大きくなりました。みんなめすでした。ある日なかの一羽がたまごを生んでくれてソニャーがもらいました。ところがある夜小屋に鍵をかけたはずなのにキツネが穴を見つけて一羽とって行ってしまったのです。嘆き悲しむソーニャにお父さんがソーニャを抱きしめて話をしてくれます。”どうしてキツネがソニャーのキツネをとっていったのかな?
 他の生命をもらって生きていくことの不条理さと悲しみを知ったソーニャに父親が話をする場面に心うたれます。静かに語る父親、キツネが巣のなかで子ギツネを抱いて育てているようす、作者が育った環境を背景に生命力があふれている自然の描き方、それにソーニャの母親は白人のようです。
 ある日卵がわれてちいさなヒヨコが産まれます。ソーニャは約束します。”わたしがおかあさんになってあげるね”と。

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