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2015年10月18日 (日)

神々の花園

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「神々の花園」
たくさんのふしぎ 11月号
澤野新一朗 文・写真
福音館書店 本体667円


先日の金曜日16日の「絵本の会」の定例会は福音館書店「たくさんのふしぎ」の編集者にきていただいました。最新号のこの本「神々の花園」をとりあげられてのお話をお聞きした集まりでした。
 作者は1986年に南アフリカ共和国の観光パンフレットで、地平線までひろがる大地に色さまざまの花が咲き乱れているのに出会って、その花園を探すために南アフリカ共和国に出発したとのことです。11月にナマクワランド地方の牧場主のニュール・マクレガーさんと出会い、その時は花は見られなかったけれど5年後家族とともに再度訪れ、その後毎年同じところの観測をしているとのことです。私にとってもアフリカは乾いた大地が広がるところ、そのなかを動物をはじめ人も水を求めて移動したり、人は集落をつくって生活しているというイメージしかありません。絵本では数冊アフリカを舞台にしたのがあります。また、沢田としきさん(残念ながら亡くなっています)、さくまゆみこさんの活動をとおしての絵本、小泉文夫さんの著作をとおしてしか知りません。この絵本のような花園がアフリカにあるなんて、作者でないけれど”すごぃ!とびっくりしてしまいます。そして、読んでいるうちに生き物は変わりいく自然にあわせて精一杯生きて、命をつないでいるということに改めて感嘆です。人間といえば自分が生命の頂点にたつものと思い違いをして、自分に自然をあわせることに必死になっている、子どもたちにもそのような生き方を強要しているのが私たちおとなだということをまたも思ってしまいます。その一番の例がアフリカです。さくまさんの「第一回憲法カフェ」のおはなしにもあったとおり、赤道をはさんでの国々に飢餓と貧困と戦争と不平等が集中しています。
 先日アマガエルが店にきて(どこからきたかふしぎ?)逃がしてやる場所を探したという話から、アマガエルもトンボもチョウやカタツムリも見られなくなったということが話題にあがりました。私は見られなくなったということもそうですが、幼い時にそれらと遊んだ経験をもたない子どもたちがおとなになってのことが気にかかります。その経験と本がつながって経験できないこともイメージを持つ事ができるのだとおもいます。本はそのためにあるものといっても言い過ぎではないでしょう。
 「たくさんのふしぎ」ひろく科学全般をとりあつかってとても楽しい本で、店ではおとなのファンも多いのですが、高学年からの子どもたちにもっと薦めたいと思います。

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