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2015年8月22日 (土)

せいめいのれきし 改訂版

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「せいめいのれきし 改訂版」
バージニア・リー・バートン文絵
いしいももこ 訳
まなべまこと監修
岩波書店


ここ近年の印刷技術は発達して、一言でいうと"きれい!"鮮明になっただけでなく、深みのある色も中間色もしっかりでるようになった。原画にはどうしてもかなわないとはいえ、そうそう原画が見られるわけではないので、印刷されて、製本されて「本」という形をとると、知識と藝術が結びついて読者のもとに届けられる。きれいな絵本がでるたびに子どもたちに読んで欲しいとおもう。
 「せいめいのれきし」の改訂版がでた。あとわずかな夏休み子どもたちにはこの本を読む時間があるかな?と思いながら来店の方たちに薦めてみると、"なつかしいなぁ"と若い人の声。今、残念ながらこの絵本はあまり読まれていないのですすめるのに力がはいる。どうかわったのか?なんといっても印刷が鮮明でとてもいい感じだ。ただ、いままでのこの絵本を知らない人は、そういわれても知りようがないのだ。やっぱり本は出会いが大切だ。おとなはわからないけれど、子どもは出会ったときの感じで本を選ぶし、それは後の読書にも影響してくると思う。
 内容の改訂もあった。そんなに大幅に修正されているわけではないけれど、バートンさんが生きていたときの制約、日本語版は1964年に刊行された絵本なので、たとえば地球の誕生とか、恐竜についての事実などその時にはわからなかった事が科学の進歩でいろいろとあきらかになってきたことなどが多い。とくに科学の本にはそのことが大きな意味をもつので、科学の本が生き残っていくのは難しい。今回は石井桃子さんの訳を活かしながら真鍋真さんが監修し出版された。そのことについてくわしくは絵本ナビにインタビュー「恐竜博士と読もう!」がくわしくのっているのでぜひ読んで子どもたちといっしょに絵本をひらいてほしい。

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