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2015年6月14日 (日)

センス・オブ・ワンダー講演会

6月14日梅雨空でしたが盛会で終りました。上遠恵子さん講演会「センス・オブ・ワンダーを子どもたちに」ーレイチェル・カーソンのお話です。
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レーチェル・カーソンは著書「沈黙の春」で教科書にもとりあげられている人です。今日の講演はその「沈黙の春」についてからお話がはじまりました。結婚したら家庭に入るということが普通の時代のなか、女性科学者として、しかも農薬の危険を警告したカーソン、それはいまでも大変なことは私たちにも充分に理解できます。海洋学者から出発したカーソンは農作物の収益をあげるために使用された農薬の危険性を訴え「沈黙の春」を出版します。当然製薬会社を含んだ業界から大変な圧力がかかります。日本でも同じ様なことが水俣をはじめとして知られる事です。一方作家になりたかったというカーソンは「センス・オブ・ワンダー」で子どもたちに感ずることの大切さを述べています。上遠恵子さんはその訳者で科学者から出発された方です。上遠さんは85歳でいらっしゃるということは学徒動員にかり出された年代です。日本でいうと私も経験があるのですが、戦後シラミ退治で頭から身体にDDTを浴びせられた、後でお茶を飲みながら話にでたのですが畳をあげてDDTをまいて掃除をした時代があります。戦争と高度成長から今も、もちろん農薬をはじめとして、温暖化、遺伝子組み換え、そして放射能と地球の未来にかかわる重大な問題の前にたたされています。その前に政治と経済がたちはだかっています。その時代のなかで「センス・オブ・ワンダー」がどんなに大切な事のお話でした。私はそれに立ち返る、もしかしたらそれしか未来がないように思われます。
 遠路おいでいただいたのにお疲れの様子もなく、時にはユーモアを交えながらの「センス・オブ・ワンダー」のお話でした。いま、上遠さんのような80代の方々が積極的に戦争の時の様子も含めて私たちに伝えようとされています。過酷な体験もあり、とても思い出したくもないことが多いなか、話しておかなければならないという思いがひしひしと感じられます。若い人もチラホラ見えた今日の講演会でしたが、子どもたちとセンス・オブ・ワンダーを大切にしていきたいとあらためて思った講演会でした。

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