« はなす 五感のえほん3 | トップページ | おばあさんのひっこし »

2015年5月 6日 (水)

カワと7にんのむすこたち

7
「カワと7にんのむすこたち」
ークルドのおはなしー
アマンジ・ジャクリー&野坂悦子文
おはまこと 絵
福音館書店 本体1400円


むかし、カワという鍛冶やがいました。カワには7人の子どもがいましたが、みんなカワとおなじに働き者でした。ある日この国の王さまのところに一人の男がやって来てなにやら王さまに耳打ちしました。強い王さまにお祝いの祈りを捧げたいというのです。そして、王さまの肩をつかんで何やら言うと立ち去って行きました。次の朝、王さまが目をさますと肩が痛くてたまりません。不思議なことに肩から蛇があらわれてきました。痛くてたまりません。どうしょうもなく苦しんでいるとまた、どこからともなく医者と名乗る男が現れて、”この蛇は神さまからの贈り物なのです”と言います。痛みをとるには毎日羊を2頭捧げることだと言います。たしかにそのとおりですが、捧げものはだんだん増えて羊は全部食べさせてしまい、次には男の子をふたりずつ捧げるように言います。カワは村の子どもたちを山に隠します。カワは悲しがる村人たちに、”必ず春がくる。今は力を蓄えて王さまを倒そう!”と言います。
 カワは王さまを倒し悪魔を追い払いますが、また、”私は鍛冶やだ”といって王さまにならないで村人たちと家にかえります。ーなんとかっこよいカワでしょう!
ー「カワと7にんのむすこたち」は、中東地域で語りつがれた英雄カワの伝説を子どもたちに届けようと、クルド人と日本人の協力によってつくられた初めての絵本ー福音館書店編集部オビからーとのことですが、
でも、遠く離れたあまり日本人にとって馴染みでないクルドという異国の物語という気がしません。世界各地にある英雄伝、人々の願いはどこの国でも同じなのでしょう。カワの息子が7人というのも興味深く思います。

« はなす 五感のえほん3 | トップページ | おばあさんのひっこし »

絵本」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« はなす 五感のえほん3 | トップページ | おばあさんのひっこし »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

6月の営業とお休み

  • 6月のお休み
    *6月5日・12日・19日・26日の月曜日                    *6月4日・11日・18日・25日の日曜日は1:30〜6:00            *営業時間10:30〜6:00

お仲間にどうぞ

  • ー元気になる集まりいろいろー
    *グループ学ぼう・話そう 定例会第2月曜日12日(月)10:00〜話し合い  *ボランティア講座 定例会19日(月)10:00〜 テーマ「科学絵本を読む・非公開」              *憲法カフェ27日(火)3期・6月学習会「いま、福島は・報告と話し合い」誰でも・予約制             *グループ放課後(公共図書員・関係のある人) 定例会15日(木)7:00〜読書会・D・J・ハスケル著「ミクロの森」               *YAの本を読む会+のんき〜ず学校図書館司書  定例会8日(木)7:00〜読書会R・M・フイッツジェラルド著「スピニー通りの秘密の絵」   *よいこ連盟・絵本の会(保育士たち)定例会23日(金)7:00〜制作「絵本を読む」                *絵本の会16日(金)7:00〜方言で昔話を聞く・絵本で見る 語り手高橋峰夫さん                 *羊毛ちくちくの会22日(木)10:00〜制作                                                                                                           

これからの会

  • 子どもと本これからの会
    読書は知識や楽しみも含めて心の栄養を与えてくれます。そして考える力になります。 被災地の子どもたちに本を届けたい、身の回りの子どもたちの環境を考えていこうという、二本の柱をたててボランティア活動をすることで出発しました。 いろいろの方たちの希望と力を持ち寄って、すばやく、やわらかく、活動を続けていきたいと思います。参加される方は参加登録してください。 世話人 坂上・宮田・大山