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2015年1月21日 (水)

イースター島 ちいさくて大きな島

Photo
「イースター島 ちいさくて大きな島」
ーたくさんのふしぎ2月号ー
野村哲也 文写真
福音館書店 本体667円


イースター島のモアイ、いちどは本や写真などで見たことがあるとおもいます。なかには実際に行った事がある人もいると思います。日本から遠い南米、チリにあるイースター島は小豆島とほぼ同じ大きさの島、どちらかというと小さな島ですがそこに1000体ほどのモアイがあるそうです。モアイは今では私たちが写真などでよく見るように立像、遠くを見ているような像ですが実際は倒れていたり埋もれていたりいろいろです。紀元前600年から900年頃に最初にイースター島に渡って来たのはポリネシア人で、先祖を守るために祭壇を造り、紀元1000年頃には台座を造って像を建て、その先祖の姿をかたどったのがモアイ像だといわれています。この本ではそれらの歴史が描かれていますが、やはりそれにしてもどうしてこの文化が亡びてしまったかわかりません。昔、この部族たちの争いがあり放置されたと聞いた事があります。だからこのモアイは海の方を見ているのだろう、なんだか悲しそうな表情をしているなぁと思っていました。日本人は遠い大昔ポリネシア島の方から丸木舟で渡って来たとの話も思い出しました。そのことについて、日本語の成り立ちやいろいろな伝説から研究している人もいます。あとがきによるとこの石組みの技術はインカ帝国と瓜二つだということ、かなり高度の技術があってこの巨大な像が造られたとのことです。また、イースター島には豊かな椰子の林があったのだけれど無くなってしまった、それは人々が愚かに戦いをしていたからというより、ネズミが原因だったとか、まだまだこのモアイの像の不思議はありますが、これから解明されていくことでしょう。ただ、昨日からのニュースにあるように人質の事件、原発の作業員の死亡事件、人間は自分の手で自分の首をしめるようなことをしているのかもしれません。モアイの像は私たちの愚かさを問いかけているのかもしれません。

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