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2014年12月18日 (木)

ぷんぷんおばけ

Photo
「ぷんぷんおばけ」
なかがわちひろ
理論社 本体1200円



子どもたちはおばけの話が大好きです。昔をおもいだすと昔の子どもだった私も好きだったように思います。実態が良く解らないところが良いし、おばけの話はみんなの気持ちをまとめる力があったように思います。おとなになると妖怪とか怪談とか、いまは本で読むようになりましたが、どちらかというと口承の世界です。小学生の頃の木造のぼろ校舎、そのなかではかならず怪談話があって、先生が話してくださって、そのこわさがクラスいっぱいに伝わって聞いたものでした。(昔の先生はずいぶんと子どもと遊んだ、お化け話で時には授業が脱線、お話の上手な先生は子どもたちに人気がありました。)
 どこのうちにもいるおばけ、そのおばけの食べ物はケンカしたとき頭からでているモクモクぐもだそうです。そのモクモクぐもを作者はマーブルの手法で表現しています。マーブルといえば昔キーツの原画展があって、マーブルをつかった絵がたくさん出展していました。この絵本のマーブルはその時にくらべると淡い色ですしあまりあぶらっぽくなくきれいです。みんなのところにいるおばけはどんなおばけでしょうか?やっぱりケンカのくもを食べてくれるので、いつのまにかまた、みんなこの絵本のように仲良くなっています。だからおばけの話は人気があるのでしょう!

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