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2014年10月16日 (木)

おいもができた

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「おいもができた」
馬場隆・監修
榎本功・写真撮影
ひさかたチャイルド 本体1200円


食べ物に季節感がなくなりました。確かに日本列島は細長いので南と北では季節がちがいます。桜前線がニュースになる頃はその差を感ずることが多いのですが、現代は野菜や果物に感ずることが多いくなりました。
 なんだか一年中売っているし食べられますがこの絵本の「サツマイモ」はやはり秋の食べ物です。このシリーズ<しぜんにタッチ!>は写真がきれいです。サツマイモが実までどんなふうに育ってくるのか、あまりにも身近なたべものなのですが以外と知らないことが多いのにあらためて気がつきました。地上で見えるのはツルと葉、土の中で育つイモがどんなにして大きくなるのか、これもあらためて気がつきました。写真の子どもたちの表情がとても良い、おいしそうに食べています。サツマイモは荒れ地でも育つし、捨てるところがありません。それだけにつらい思い出もある食べ物です。それは戦争にまつわる思い出です。私は戦争の時の記憶が全然ないので、サツマイモのツルを食べたのは中学頃、油揚と一緒に煮て食べるという少し贅沢な食べ方を教わりました。そして、お菓子などに変身したおいしいサツマイモです。

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おはなしではなんといっても「おおきな おおきな おいも」赤羽末吉 福音館書店 雨降りで芋掘りにいかれなくなった、子どもたちの想像のなんと伸びやかで楽しいこと。赤羽さん他の本と全然表現のしかたがちがって、見るたびにあらためて赤羽さんにお会いして話を聞いたときのことが思い出されます。
それと「やきいも するぞ」おくはらゆめ作 ゴブリン書房です。森の動物たちがやきいもをしておなかいっぱいになったけれど、落ち葉もサツマイモもまだたくさん残っています。おなら大会をして、一番のものが焼き芋全部もらっていいことになります。いろいろのおならの競演です。そこへ”わしもいいかな”それはなんとおいものかみさまです。なんともゆかいな絵本です。
 0157・放射能・カとなんとなく子どもたちが土に触れる事ができない時代になってしまいました。なんとか豊かな秋のみのりの喜びと感謝をなくさないようにしたいと思います。

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