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2014年8月 6日 (水)

いえでをしたくなったので

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「いえでをしたくなったので」
リーゼル・モーク・スコーペン文
ドリス・バーン絵
松井るり子訳
ほるぷ出版 本体1500円

登場する子どもたちには名前がついていません。男の子2人に女の子2人の4人きょうだいがなぜか両親に叱られます。植木鉢や電話、風船に凧、いたずら書き、親は大怒りです。一方子どもたちも負けていません。犬も猫もいっしょに家出をすることにします。みんなで荷物をつめて向かった先は大好きな大きな木、そこでツリーハウスをつくります。でも、大風が吹いて小屋はふっとんでしまいます。そこでまた、荷物をまとめてこんど向かったのは池へ、みんなで造ったいかだです。でも沈没!子どもたちは懲りずにまたつぎへ、文はくりかえすようにリズムがあり、良く見ると絵には少しずつ荷物が増えていきます。表紙は子どもたちやいっしょする動物たち、全体は本文とおなじモノクロなのですが持ち物などちょっとずつの赤色が印象的です。それに1ページずつに登場する子どもたちがしていること、自分たちの住み良い場所をつくっている絵が楽しいです。表紙の子どもたちは洞窟で家をつくっているのですが、裏表紙(つづいています)にはそれをみている困り顔の熊たち。
 4人のきょうだいだから楽しい?家出ができるのですね。一人じゃ悲壮感ただようだけでこんな楽しい家出にはなりません。家出バンザイ!最後に家に帰るのは、古典的絵本の定番でほっとする終わりになっています。


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