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2014年8月 4日 (月)

海からのおたより 2014年8月

       沖縄より
 
格安ツアーで沖縄に行ってきました。観光が目的ではなかったのですが、どうしても沖縄市(旧コザ市)の泡瀬干潟に行きたくて足をのばしました。
泡瀬干潟は琉球列島にひろがるいちばん大きな干潟です。実はここには2年前にも訪れています。いま、この干潟は危機にさらされています。「多目的施設」をつくるという理由で埋め立て工事が進められているのです。その後、どうなったか自分の目で確かめたかったのです。
 
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沖縄は車社会です。観光客のほとんどはレンタカーを使います。慣れない道路を1日運転するのがいやなので今回は路線バスを利用しました。那覇のバスターミナルから泡瀬まで1時間強かかります。古くて乗り心地の悪いバスで那覇市内をぐるぐる回って話題の普天間基地、旧コザ市内を通って干潟にいちばん近そうな停留所で降りて、大通りでタクシーを拾って干潟まで出ました。外は灼熱の太陽が照りつけています。
 この日は潮の関係であまり干潟の水はひいていませんでしたが、(雨のあとだったせいもあるかもしれませんが)非常に泥っぽく感じられました。拾えた貝の種類も少なく、少しがっかりしました。やはり埋めたて工事の影響でしょうか。
ダイミョウガイが全く拾うことができなくて残念でした。
 
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沖縄市の泡瀬干潟をのぞむ博物館カフェ「ウミエラ館」は貴重な泡瀬干潟の貝類などを展示しています。
ここでは泡瀬干潟を食べることができます。地元の貝を使った『ボンゴレ』はリュウキュウザルガイやヌノメアサリという普通ではまず食べられない貝が入っていました。その日採れたものを地元の方に届けてもらうので、何が入っているのかはおたのしみです。これらの貝は市場に出回ることはないそうです。
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海を見ながら扇風機だけが回るカフェでオーナーの屋良さんと貝のこと、泡瀬のこと、辺野古のこといろいろお話しました。沖縄では1つの町に1ビーチ、埋め立てて人工ビーチをつくっているそうです。工場用地も使われないままで要するに目先の利益だけの工事がそこかしこで行われているのが現状です。
タクシーの運転手さんが辺野古の海のすばらしさを語ってくれました。キャンプシュワブがあったのでそこは手つかずの自然が残っているそうです。読んでいた「沖縄タイムズ」を「これ読んで」とくれました。連日、沖縄では辺野古移設問題と知事選が大きく取り上げられています。
 
帰りのバスから普天間基地のそばでこんな看板を見ました。
「人間が大事、ジュゴンは小事」
それを見た息子が
「ジュゴンはそこでしか生きられない、人間は引越しができるのに・・・・。」
普天間の問題は本土の人間にはわからないいろいろなことが含まれているのだと感じました。
  
今回の沖縄の旅はリゾートツアーでは決してできない体験をしました。またおもしろいものもたくさん発見しました。
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びっくりしたのはこれ。那覇の某デパートの食料品売り場で見たのは千葉産のむらさき芋の山でした。沖縄は「紅芋」の名産地だと思っていたので。沖縄県産のお芋は最近人気のお菓子の材料になってしまうようです。成田からの貨物便にはたくさんの千葉産の紅芋が積まれていたなんて!(沖縄県内から本土へのサツマイモ類の持ち出しは植物検疫で禁止されています。)魚コーナーでは北海道産のアサリがパックに入って売っていました。100g298円。千葉市内で千葉県産のアサリは100g198円ですのでかなりいいお値段です。どちらも輸送コストがかなりかかっていそうです。
 とにかく沖縄は湿度が高くて参りました。こんどはぜひ、日本一早いお花見をしたいなあ。そしてまた泡瀬干潟※に行きたいです。
 
※泡瀬干潟へは
那覇バスターミナルより31番泡瀬西線で1時間20分「泡瀬3区」下車
徒歩またはタクシー
博物館カフェ ウミエラ館 http://umierakan.ti-da.net/
 
         どんぐりつうしん変集長 谷口優子


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