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2014年7月29日 (火)

浮世絵に描かれた子どもたちー千葉市美術館で

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千葉市美術館では2期にわけて「浮世絵に描かれた子どもたち」というタイトルでの展覧会が開催されています。前から行きたいと思っていたのですが前期が今週の日曜までなので大急ぎで行ってきました。千葉市美術館は浮世絵の所蔵でかなり名が知られています。今回は様々の子どもたちの様子が描かれている浮世絵の出展です。約300点鈴木春信・歌川広重・鳥居清長・歌川国貞・喜多川歌麿・歌川国芳、公文教育研究所蔵からです。子どもへの愛情・成長の願い・江戸の教育・遊び・見立て絵など・お話と6つの分野にわけています。
 まず最初が鈴木春信の絵でした。(じつは鈴木春信は夫の好きな浮世絵師で、描かれている美人画は楚々として良いといつもうれしそうにいっていました。浮世絵の本もほとんどが春信です)どの浮世絵にも描かれている子どもたちがエネルギーに満ち満ちていて、明るく元気です。寺子屋での勉強も、野原、河原=隅田川、家や町中、子どもたちがあふれて遊んでいて、それを見守る親、母親や兄弟たちが時には一緒になって遊びに興じています。そして、諸芸、稽古、そして教育熱心なようすが描かれています。よく江戸は世界でも識字率が高いといわれています。この浮世絵に描かれている様子をみると、それは確かなのだと思います。本を読んだり、書の絵もあります。一方これは町人の町江戸の様子、農村部に生きていた子どもたちはどうだったのか。いくつくらいまで子どもといわれていたのだろうか。識字率のたかさというのは、つまり読み書きそろばんができないと社会の一員にはなれなかったのではないか?つまり、江戸時代の子どもたちはきたるべき生産人として、寺子屋での識字教育だけでなく、この時代は遊びをとおして道具のつかい方を覚え、つくりかたを知り、友だちとの関係を学び成長していった、だから絵のなかの子どもたちは元気だったのではないかと思います。現代の子どもは生産人でなく消費人、いつからか?いつか自分なりに子ども観を考えてみたいと思いました。
ぜひ見に行って下さい。(よけいなこと?美術館はひどく寒いのでそのつもりで、私はちょっと風邪気味だったのでガチガチに帰って来ました)後期も忘れずに行こうと思います。
 


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