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2014年3月23日 (日)

とりがないてるよ

 鳥の声が賑やかになってきました。春です!
Photo
「とりがないているよ」
ヨアル・ティーベリ ぶん
アンナ・ベングトソン え
オスターグレン晴子 やく
福音館書店 本体1000円

表紙の鳥「ゴジュウカラ」からはじまって「アオガラ」「カササギ」「ゴジュウガラ」「アオサギ」「スズメ」「オオバン」「マダラヒタキ」ヨーロッパアオゲラ」「ウソ」「コミミズク」「クロウタドリ」「シジュウカラ」裏表紙は「ワタリガラス」の鳴き声が見開きのページに描かれています。しかも写真でなく手描き、スウェーデンからの翻訳絵本なので描かれている鳥はおもにヨーロッパでみられる鳥の鳴き声という断り書きがしてあります。(シジュウカラは日本と種類がちがうとのこと)つまりこの絵本は鳥の図鑑ではなく鳥の絵本だということです。図鑑はたくさん出ています。鳴き声の入ったアプリも開発されていて便利になっていますが、絵本ではそれとちがう意味があります。
Photo_2
「だれのなきごえかな?」
ディック・ブルーナ ぶん/え
まつおかきょうこ やく
福音館書店 本体700円

この絵本も名前を知るための絵本ではありません。ブルーナの絵はたいへんデザイン化されていて、本物とは違いますが、ともすると本物以上に本物に見えてしまいます。たとえば牛は”もぉ〜う、わたしはうしよ”と子どもたちに呼びかけます。子どもはちゃんと本物の牛ではないということがわかる、でも”もぉ〜う”と鳴いたよと絵本を楽しみます。
 鳴き声にはこんな楽しい絵本もあります。
Photo_3
うしはどこでも「モ〜!」
エレン・スラスキー・
ワインスティーン=作
ケネス・アンダーソン=絵
桂かい枝=訳
すずき出版 本体1400円

犬はどこの国でも”ワンワン”というわけではない、国の違いで聞こえ方が違うということを落語家が関西弁で語っています。確かに!表現する言葉はその国の文化と深いつながりがある、そして世界はほんとにいろいろの人が生きている、そんな固く言わなくとも・・・ともかくとても愉快な絵本です。
 鳴き声だけでなく、色も形も人によってはいろいろに見えるのですよね。


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