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2014年1月19日 (日)

「ニルスが出会った物語」のトークの会

2014年の最初のイベント「ニルスのであった物語」菱木晃子さんと平澤朋子さんのトークの会が終了しました。
Dscf1

お天気が不定なことや入試、風邪の流行など参加のできない方もたくさんでしたが、たくさんの方が楽しみにしていた菱木晃子さんと平澤朋子さんの気のあったお話を聞くことができました。最初にスウェーデンのボードの地図(私の仲間の専門店のティールグリーンさんの作成)をもとに「ニルスの旅」の概略の説明があって、それといっしょに菱木さんが映していらっしゃった取材の時の映像を見ながらニルスの物語のできるまでと作者の話がありました。日本からみるとスウェーデンは遠い印象があります。(菱木さんのお話によるとフランスより近いですよとのことですが)言葉の問題もありますが、イギリスや北欧の物語や音楽などにひかれる人にとって憧れの土地といっても言過ぎでありません。日本語に訳すること、そもそも古典全集があるけれどあまりに厚く、できるだけ子どもたちに読んで欲しいとのおもいから6冊のシリーズにしたこと、日本語に翻訳することの苦労もさることながら、それを絵にしていくことの大変さや工夫や取材の時のお話などがありました。平澤さんは取材の時、ニルスの目線で植物などを見るために、寝転んだりして小さくなっています。
Dscf20141

いちばん大変だったのは「老いぼれの馬」をどう描くかという話でした。元気な馬は取材したり観察したりできるけれど、「老いぼれの馬」は見られないとのことになるほどと思いました。どうやって本を作っていくかの過程も平澤さんが実際のスケッチやダミーを見せて説明してくださいました。なお、このシリーズは菱木さんと平澤さん、福音館の編集の方、デザイナーの方がチームをつくって月に1・2回あつまって意見を出し合いながらつくっていったとのことです。そのチームがこの本を作る支えになって出来たことを感ずるエピソードもたくさんお聞きでき、菱木さんと平澤さんの息の合ったお話に時々室内は笑いにつつまれ、とても楽しい時間を過ごすことができました。今度機会があったらリンドグレーンのお話も聞きたいとの声があがりました。
 このブログを見ていらっしゃる方も近くでのトークや原画展があったらぜひおでかけください。
北欧文学翻訳 菱木晃子公式ホームページ
平澤朋子ブログ

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