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2013年7月 4日 (木)

ガラパゴス

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「ガラパゴス」
ジェイソン・チン作
福岡伸一・訳
講談社 本体1500円


この島「ガラパゴス」は600万年前に火山が噴火するたびに噴出した溶岩がかたまり島が誕生、そして、島を見つけた海鳥や泳ぎ渡って来たウミイグアナ、海から流れついた植物の種など生き物の生活がはじまります。500万年前の幼年期、300年前の成年期、100年前の老年期、やがて島は水面下に沈んでいきます。生き物はもう住む事ができません。やがて島は消滅して群島には15位の大きな島が残り、そこでは昔生きていたものたちの末裔が暮らしていました。1835年ダ・ウィーンが訪れ調査します。そして、24年後「種の起源」を刊行して、ダ・ウィーンは生物学界に大きな足跡を残しました。この絵本にはガラパゴス諸島の誕生と進化についてが描かれています。
 前に我が家にTVがあった頃、いっしょに暮らしていた父がこういう番組を良く見ていました。わたしもそれはそれで楽しみな番組の一つでした。TVは流れが一定で、たくさんのことが(たとえば音楽なども)入ってきます。一方、絵本はゆっくりとめくりながら時代を追っていくことができ、心ゆくまでおもしろく読む事ができます。なんといっても描かれている絵がみごとです。とはいえ、亡びてしまった島や生き物のことが描かれているので、実際とは当然ちがいます。表紙に描かれているように、「ガラパゴスゾウガメ」や「フィンチ」や「ガラパゴスリクイグアナ」がこんなに近くにいっしょにいるわけはないでしょう。これは作者があとがきにも書いているように、科学にもとづいている想像の世界だと思います。これは手描きと写真の違いです。手描きのすぐれた絵とともにわかりやすく、見ている人の想像力をかきたてます。
 見返しには「ガラパゴスの生物」と「ガラパゴス諸島の地図」が描かれています。

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