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2013年6月30日 (日)

学校図書館のこと

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そろそろ庭の紫陽花は終わりのようです。今年は心なしか紫陽花の花の色が濃いように思います。梅雨の中休み、道端に咲いていたヒメジョオンをとってきて飾ってみました。紫陽花も元気ですが、やはり今年は春から「ハルジオン」「ヒメジョオン」がたくさん咲いています。
 これも例年のことですが私のところでは学校図書館の仕事が真っ盛りです。5月の展示会が終わり、学校からの選書がすんで注文が入りはじめるのが5月の末から6月の初め、7月20日から夏休みに入るので、ともかく大忙しです。本当は7月半ばまでに納品できれば、子どもたちの夏休みに貸出しできるのではないかと思いますが、とても手がまわりません。店ではいわゆる自家装備、すべて装備して納品になります。学校図書館は毎年なんとかならないかとおもいながらも同じことがくりかえされています。
 一番の難点は図書館司書がいないこと。千葉市では中学校には4日、小学校の大規模校はやはり4日ですが原則は2日2校という配置になっています。だから納品するのもその2日の在校の時しかできません。(受け入れは図書主任でなく図書館指導員=司書の仕事です。)つまり図書館指導員は2日しかいない、いない間は図書委員会の子どもたちか、ところによってはボランティアの親が貸出しをしているなどという学校もあります。図書主任の先生は自分のクラスをもっているので、それで手いっぱいが現実です。図書館にかぎらず先生はともかく忙しくて、残念ながらほとんど指導員まかせということろが少なくありません。もうひとつ近年強く感ずるのは、学校図書館としての位置づけが決まっていないことです。どんな本を買ったら良いのか、そのことはどこに権限があるのか、しいていえば学校図書館はどうあるべきかの決まり?がないことです。子どもたちの学習権を守るために、そろえなければいけない本、子どもたちの成長のために読んで欲しい本、楽しみの場としての図書館、どれをとってもきちんと議論されていません。ひどく少ない予算のなかから、どうみても首をかしげたくなるような本がはいります。ともかくテレビや映画になった本、ホラーのきつい本、子どもたちの要求だからと言われますし、入れていけないとかならずしも言えないのですが、きちんと検討して選書して欲しいとおもいます。(真相はよくわからないのですが、教師たちがわからないままに550万もの本を売って自分の生活費にあてていたという事件がありましたが)そんなことができるのか!?と驚くとともに、教師と司書の間はどうなっていたのか信じられない、けれども、ではどれくらいの学校が一緒に検討しながら図書館を運営しているのかというと、???。公共図書館のように教師と司書と親や読書教育にたずさわっているボランティアの人たちと、話し合う場、協議会が必要なのではないかと思います。千葉では学校図書館のコンピュータ化もおくれていて、ともかく人力作戦です。入力されていないバーコードだけ、私たち本屋の負担で貼ってはありますが、やはり人とお金のことが大きく立ちはだかっています。
 子どもたちも学校や塾にしばられる時間が多くなるばかりで、公共図書館へ本を借りに行く時間がない、(もっとも図書館のない自治体もありますが)本屋は地方へ行く程なくなっている現実、どうやったら読書環境を良くすることができるのでしょうか。おそらく今のままでいくと本を読まない子どもはもっと増えるでしょうし、まして、楽しさを一生知らないおとながふえていくように思います。
 早く子どもたちに本を届けなければと、少々あせりながらの毎日が後しばらく続きます。6月・7月は毎年のことながら気の重い月です。

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