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2013年5月15日 (水)

つばめのハティハティ

Photo
「つばめのハティハティ」
ー鳥のおはなし絵本ー
箕輪義隆・絵
寒竹孝子・文
アリス館 本体1500円


JRの千葉駅には例年つばめが6・7つの巣をつくります。けれども今は駅舎もふくめて大改修をしているので巣を見つける事ができませんでした。それが、先日つがいのつばめを見つけ、もちろん巣も屋根のひさしの凹みにありました。昨日はちょっと離れている京成の駅舎でも見つけ嬉しくなりました。
 この絵本は主人公ハティハティ(インドネシア語で気をつけてというのだそうです)がインドネシアから生まれた日本に帰って来て、メスつばめのプティと知り合い家族をつくってこどもを育て、また、インドネシアに帰って行くまでの物語です。はじめの見返しにつばめの体の構造や声など、つばめの特徴が描かれています。本文もつばめという自然のなかの渡り鳥が、インドネシアと日本のわたりをする様子や子育てのことなど、科学的な物語になっています。すずめと同じで昔から良く見る事のできた私たちにはなじみの鳥です。本州ではつばめがきて春から初夏の季節が幕をあけます。それが近年すっかり少なくなってしまった一番の原因は家の構造なのではないかとおもいます。近年の建物はコンクリート造りなど、ひさしがあまりありません。マンションや高層の建物、壁も巣がつくりにくい、それに巣の材料の草や泥も少ないのではないかと思います。それからこの絵本のなかにも描かれているようにカラスにおそわれるのも多いのではないでしょうか。2回位(10個くらい)タマゴを産んでも孵って親鳥になるのはほんの2羽くらいとのこと、いくら近代的な街になっても、春になったらつばめが帰って来てくれるような街であって欲しいと思います。

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