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2012年5月24日 (木)

スカイツリーのそばで

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いつも新刊をみたり、抜いたりする取次ぎ(日昄)の東京ブックセンターは業平、つまりスカイツリーの近くにある。今日も出かけて行った。開業3日なので、電車も駅も混むのではないかと思っていた。まあ、押上の駅はやっぱり人でいっぱい、それ以上に道路が渋滞していた。私は高い山は良いのだけれど、高い建物の中は嫌い、だから3000円もだして塔を登る気はない。そもそも、建物の中より外の方が好き、建物だけでなく乗り物も子どもの時から乗り物酔いをするものだからあまり好きではない。
 仕事が終わって、仲間のりとるさんと児書連の打ち合わせをしたりして、帰りの駅に向かったのは、もう薄暗くなっていた。暗くなるとあかりがついてきれいとか、それは見ていこうかということになって、押上の駅に向かって歩き出した。まだ、すこしばかり時間があるので、きれいな自転車がたくさん置いてある店に入る事にした。ビールを飲みながら待つ。

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その店の若いおにいさんに、”もっといろいろのことをしないと東武資本にお客様みんなもっていかれるよ”と酔いにまかせていろんなことをいった。店先に生花を統一して飾ったり、業平の商店街の人たちはがんばっている。それは住んでいない、時々来るだけの無責任な私にも良くわかる。でも、私の本業の本屋は駅のターミナルや交通の便が良い所に巨大な売り場面積をもった書店が次々にできて、一方小さなその土地の本屋がどんどんなくなっている。小さな商店はきびしい。このスカイツリーが虹のように輝くのも、聞いてみると東武側が華やかとのこと、その店のおにいさんはゆったりと話す人だったので、気持ちよく飲んで食べて、もう一組の親子(北海道からきたお年寄りと川崎に住んでいる娘さん)と”また、来ましょうね”と挨拶をして帰りについた。
 誰がこんなことを考えたのだろうか?人には時々ハレが必要だ。特に大災害の後の今、でも、電気をすごく使うのだろうなと、少しばかり後ろめたい気持ちにもなった。
 スカイツリーは夜空のなかで輝いていた。

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