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2012年2月26日 (日)

海からのおたより 2012年2月 

   フジツボの足まねき

春が近づいて海もだんだんと潮がひくようになってきました。いままで水につかっていた護岸や岩が見えるようになるとたくさんのフジツボがあらわれていました。

Imgp9701

フジツボは貝のなかまではなく、カニやエビと同じ甲殻類、さらに曼脚類(まんきゃくるい)とよばれます。潮が満ちるとてっぺんの部分から足が出てきて海水の中のプランクトンなどをつかまえて食べます。足元の岩にはタテジマフジツボがぎっしりついていて1つだけ二枚貝のコウロエンカワヒバリガイが見られました。どちらも近年定着しつつある外国からの移入種です。(千葉ポートパークにて撮影)
最近、ショッピングセンターに行くたびにガチャポンをしてきます。お金を入れてガチャガチャとハンドルをまわすとプラスチックのカプセルが出てくるというあのおもちゃです。フジツボシリーズにはまっています。これは「カメフジツボ」。ウミガメの背中にだけつくフジツボで、カメと一緒に生活しています。

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岩のあいだにつくカメノテ、深い海にいるミョウガガイなどとてもよくできています。なかなか本物を見られない種類もあるのでファン?にはたまりません。解説は岩波科学ライブラリー「フジツボ 魅惑の足まねき」の著者倉谷うららさんです。1つだけガチャポンを出して解説だけ読んでも充分楽しめます。さらにくわしく知りたい方にはぜひこの本をおすすめします。

Photo_2

“海で足をけがしたらやがてフジツボが出てきた”なんていう都市伝説?もありますがそんなことは絶対にないので安心して海に出てくださいね。フジツボが足まねきをして待っていますよ。

     どんぐりつうしん変集長 谷口優子


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