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2011年11月19日 (土)

海からのおたより 2011年11月

 レジンペレットの海

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9月末の台風15号の影響で千葉ポートパークには高潮が押し寄せました。大量の木くずとともにレジンペレットが水の引いた浜に残されました。これらはいったいどこから流されてきたものなのでしょうか。

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レジンペレットとはお米の粒くらいのプラスチックの粒です。プラスチック製品の中間材料でこれを溶かして色をつけてバケツなどの製品をつくります。また。ぬいぐるみの中にもはいっていることがあるようです。先日、代表をしている「かもめのクリーン隊」でポートパークの清掃をしていたら参加した方から驚くべきことを聞かされました。
その方は、中国・大連でたまたまレジンペレットを作っている工場を見学されたそうです。なんとその材料は紙おむつの足の付け根のギャザー部分を切り取って集めたものだった!というのです。「一番いい材料だ」とその工場の説明があったそうです。おむつ本体はなく、ひらひらの部分だけが山と積まれていたそうです。使用済みのものなのかはわからなかったそうです。これが中国国内で使われるのか、日本に輸出されるのかは不明です。
日本ではプラスチック工業会がマニュアルをつくって工場内からの漏出防止につとめていますし、側溝内に設置するフィルターも製品化されています。しかし、海岸に流れ着くレジンペレットは減る気配がありません。オイル流出のような罰則がないのです。プラスチックは汚れを吸着しやすい性質を持っており、PCBやDDTなどの現在使用禁止になった毒物などが付着していることが海外で確認されています。魚や鳥がエサと間違えて食べ、胃の中から発見されたという報告もあります。
Photo_2

これはいなげの浜に漂着していたレジンペレットです。ビーズのようできれいだという人もいます。でも、あってはいけないものが海岸にこんなにたくさん流れてきているということを知っていただきたいと思いました。
ポートパークでは「かもめのクリーン隊」がほうきで掃いて少しずつ回収をしています。次回活動日は11月30日です。

   どんぐりつうしん変集長 谷口優子


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