« くじらの歌 | トップページ | みつばち みつひめ »

2010年7月 7日 (水)

言葉のおもしろさ

           
 「親のすねをかじる」という言い方があります。この「脛を齧る」が、どうも判らなかった。マンガでは、かじられて細くなった脛を、見せている親の絵などがあります。つらつら考えた事があります。小さな子が、母親について回る時がある。母親のスカートを握って、どこへでもついて回る。脛に齧り付いて離さない。これを「すねっかじり」と言います。これが転用されて、親離れしない、親に経済的援助をしてもらう事を「すねっかじり」と言うようになったのでは、と思います。ま、こんな事は周知の事かもしれませんが。
 「下男に英雄なし」と言うことわざがあります。外国のことわざだと思いますが、あまり辞書では見ません。「下男の目に英雄なし」の意味だと思います。どんな立派な政治家でも、その身の回りで世話をしてる者の目からは、だらしないわがままな面しか見えない。どんな英雄でも、下男の目には暴君にしか見えない。だから気を付けよという意味と、視点が変われば価値観も変わるという意味の二通りに使うと思います。違ってたらごめんなさい。
 「捨て目を利かす」という言い方があります。囲碁からは「駄目」や「傍目八目」といった言葉が来てますが、これは違うと思います。私は昔、在庫管理の仕事をしてました。ついでに消耗品の管理もしてましたが、こういった小口の在庫は、台帳やパソコンでは管理しません(もちろん台帳はありますが)。何か消耗品を取りに行ったら、ついでにもう一点、他の在庫も見てくる。この繰り返しだけで、在庫の増減がわかる。欠品もしません。
 図書館で本を借りる時、今では借りた図書館以外の所でも返せると思いますが、朝霞市の図書館あたりが、その先駆者だと思います。そこで「ひとつの図書館に偏った本は、パソコンで管理して返すんですか」と聞いたら「そんな事はしません。相互貸借で配達に行ったついでに、書棚を見て、複本を抜いてきて、登録し直すだけです」と言ってました。こうした管理は、どの仕事でもしてると思います。 余分に周りに配慮する事は、ムダなようでムダじゃない。それを「捨て目をきかす」と表現する、この言葉の使い方が、面白いと思いました。
 (言葉について、思い付くままに述べていたら、福井謙一博士が何かに書いていたエピソードを紹介する余裕がなくなりました。それは,またの機会に。)   (高橋峰夫)

Photo
 時間が少しある時、体調の良いときは時々いつもとは違う道を歩きます。ある家の庭に咲いていたみごとな百合の花を見つけました。ほんとは近くによって花の数を数えてみたかったのですが、家をのぞきこむようなのでやめました。でも、もうけものをしたような気分でした。「ムダの効用」です。最近図書館の本を借りるのに、インターネットを使って予約をすることが多くなっているそうです。便利といえば便利ですが、棚を眺めているうちにおもいもかけない本を見つけたり、なんとなくひかれて借りてみるということがなくなってしまいます。寄り道とムダの楽しさ、時々はいかがですか!特に子どもたちと若い人たちへおすすめです。     (会留府)

« くじらの歌 | トップページ | みつばち みつひめ »

コラム」カテゴリの記事

コメント

いま、あちらこちらで百合が見ごろを迎えていますね。
ひよこの庭でも百合の花が目を楽しませてくれています。
5月だったか、花屋の店頭で、売り物になるかならないかまでボロボロになった残り物の百合5株が半額だったので、そっくり買ってきました。
その百合を大きい鉢に植え替え、肥やしをくれ、水をやりして待っていたら、5本が順番に花を咲かせ、6月ころから百合の花が絶えることがありません。
根のあるものは、世話をして待っていれば後で楽しませてくれるので、ありがたいことです。
散歩の時には、他人様の庭も楽しませてもらい、花々を愛でるのに事欠きません。

※今年の千葉公園の大賀蓮は、近年になく見事です。まだでしたら、是非どうぞ。

ひよこさん
千葉は幸いにゲリラ梅雨で水がついたところがありませんが、これから心配なところがあります。我が家の庭はいそがしくてほってあるものですから、ミニジャングルの状態になってきています。そんなわけでいまどんな生き物がいるのかよくわかりません。(パセリが茎だけになっていました)とんでもないところにからんでアサガオが咲き始めました。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/110398/48820583

この記事へのトラックバック一覧です: 言葉のおもしろさ:

« くじらの歌 | トップページ | みつばち みつひめ »

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

12月の営業とお休み

  • 12月のお休みは28日までありません。
    *お休み 28日午後から1月4日まで *営業時間 10:30〜6:00 日曜日は1:30〜6:00

お仲間にどうぞ

  • 冬のおはなし会
    赤ちゃんからお年寄りまで、絵本を読んだりお話を聞いたり、さあ!はじまり・・・はじまり
  • 12月の定例会
    すべての集まりの定例会はお休みです
  • ー元気になる集まりいろいろー1月の予定
    *よいこ連盟(保育士・なろうとする人)12日(金)7:00〜                   *Y・Aの会 読書会(どなたでも)11日7:00〜 「とりあげる本 わたしを離さないで」     *学ぼう語ろう〜15日1:30〜「母の友1月号を読む(どなたでも) *絵本の会  19日7:00〜(誰でも)             *グループ放課後 読書会(公共図書館司書・その他)17日(水)7:00〜             *ボランティア講座 非公開 22日(月)10:00〜         *憲法カフェ30日(火)「沖縄は今」 28日(火)7:00〜(事前参加申し込み受付)        *羊毛チクチクの会 未定(事前参加申し込み受付)                                                                                                                         

できることから

これからの会

  • 子どもと本これからの会
    読書は知識や楽しみも含めて心の栄養を与えてくれます。そして考える力になります。 被災地の子どもたちに本を届けたい、身の回りの子どもたちの環境を考えていこうという、二本の柱をたててボランティア活動をすることで出発しました。 いろいろの方たちの希望と力を持ち寄って、すばやく、やわらかく、活動を続けていきたいと思います。参加される方は参加登録してください。 世話人 坂上・宮田・大山