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2010年4月30日 (金)

新学期の学校図書館

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 新学期が始まり、4月半ば過ぎの説明会をまって学校廻りがはじまりました。私の店では千葉市立小中学校の図書館をいくつか受け持っているので、毎年のことながらこの時期は7月の夏休み前まで忙しい毎日をおくります。(夏休み前までに予算の70〜80%を消化するようにとなっているからです)
千葉市は財政がひどく悪いということで、毎年予算が減っています。その少ない予算のなかでも、選書のお手伝いができるのはうれしいことです。千葉市書店組合で一括していますが、決められている担当の学校からは独自に注文がきますので、その学校の図書主任の先生、司書にあたる指導員、そして、事務の先生にと新学期のご挨拶にうかがいます。今年はそれがとても大変です。日時を決めるのにパズルをしているようでした。先ず先生がいそがしい、授業数が増えて教えることも多くなり、そのうえ、4月は家庭訪問、5月には早々に運動会、やれ全校遠足だ・・・と行事がひしめいています。指導員の人たちは大規模校と中学校をのぞいて、圧倒的には2校を2日づつの受け持ち、その中で読書の時間までうけもちます。指導員の人たちの勤務状況は変わりません。非常勤で保険もなし、研修もわずか、所得も税金の関係等で自立して生活していける賃金は支給されていません。学校図書館にきちんと子どもたちと関わる人がいない、制度的にあっても、実情として教師も指導員も、それだけでなく学校全体が余裕がなく、ともかく忙しい状況は年々ひどくなっているように思えます。今年も学校をまわりながら、学校がこんなようで良いわけないという思いを深くしました。
 私の担当の学校は千葉市でも内陸側なので緑の多いところに行きます。八重桜が満開、団地の中の学校の側では今年もこいのぼりが春の陽のなかを泳いでいました。ある学校の藤棚にはかわらず虫たちも鳥も飛びまわっていたし、飼育係の子どもたちの声がして賑やかでした。先日は大雨の日で学校は静かで、緊張した姿の一年生に会い微笑ましく思いました。もう貸出しも始まった学校もあり、仕事!仕事!と私も気持ちを新たにしました。
 学校図書館はどんな子どもにも等しく開かれています。家庭の状況がどうであろうと、等しく学ぶ権利があります。本はどんな子どもにも読まれるのを待っています。どの子もみんなが本が好きになる様にと思っていませんが、一人でも楽しめる世界がある事は知って欲しいとおもいます。そして、そのことはたくさんの人と繋がっていることでもあることを知って欲しいと思います。

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コメント

学校の図書室をめぐる厳しい状況を拝見して、「そうだな~」と私も思いました。
私は保護者として様子を見てきたに過ぎません。でも、勉強して研修を積んだ司書さんが、司書さんとして食べていける、一家の主たる働き手が司書として働ける、そんな環境を用意できたら、子どもたちの読書環境はどれだけ豊かなものになるだろうと思います。
私の娘は中3ですが、娘たちの入学と同時に図書室に司書さんが勤務されるようになりました。以前は授業で使用するときと昼休みの他は鍵がかかって、自由に出入りできなかった図書室に子どもが集まるようになりました。子どもが、教室に居場所を見つけられないときは、心を落ち着けられる場所にもなりました。

どこの地方自治体も今財政状況は厳しいでしょう。子どものことだけにお金をかけることができない事情もわかります。せっぱ詰まった問題が、最も身近な役所に持ち込まれることも知っています。それでも図書室は、子どもの近くにあってこそ力を発揮するものだと思います。

とこさん
これは学校図書館だけの問題ではありませんが、計画が見えないのが困ります。予算がないならなおのこと、子どもたちにとっていまの現状がどうなのか、どうしたら良いのか、誰もわからない。たとえば司書の問題にしても、いまの千葉市の指導員制度がいつまで続くのかよくわかりません。もしかしたら来年からなくなってしまうかもしれない(まさかとはおもいますが)、図書室の必要性、司書の必要性、読書の大切さを誰もが言うのに、何年経ってもかわらないのが現状です。本も人も主食にあたるものがなく、おやつばかりになっています。

学校図書館に関して、私は保護者としてかかわってきただけですが、、
>本も人も主食にあたるものがなく、おやつばかりになっています。
というコメントに深くうなずきました。

私が住む都下の市も、いわゆる学校図書館司書が配置になってもう10年近くたちますが、待遇は本当に悪いです。読み聞かせやブックトークなど、授業時間に子どもの指導もするのに、教科の少人数指導の1年契約の先生となぜこんなにも待遇が違うのだろうとずっと疑問に思い、PTA活動を通して指導室の人にも訴えてきましたが、最近ようやくその理由らしきものがわかりました。少人数指導は、都の教育委員会が進めている、都としての予算がある事業ですが、図書館司書は都として予算化されていないものだからです。
結局市町村の裁量にまかされた制度なら、会留府さんのおっしゃるように、今の制度がどこまで続くか、非常にあやういものだと思います。

4月30日に朝日新聞の投書欄に載っていた「学校図書館から姿消す名作」という投書に、「中学校の図書館で児童文学の名作に出会えなければ、中学生たちはいつ、どこでそれらの本に出会えるというのでしょうか。」という言葉がありました。
この現状をどこから打開していけるのだろう、質の問題とどう戦っていけばよいのだろうと、このところよく考えています。

ミランフさま
学校図書館にはやはり公共図書館と違う大きな役割があると思います。とくに義務教育の小・中学校においては、学校教育という大きな意味があります。
なぜ、図書館が必要なのか、子どもたちがよりよくく生きていくための、必要な力をつけるためだと考えます。例えば新聞に載っていた、本を貸出しするだけでなく人も貸出しすることなどの発想は、学校図書館などでこそ広く考えて良い事ではないでしようか。ボランティアの人たちが本を読みに行ったり、お話を語ったりする活動も、学校がいろいろの人と接することができる場としてとらえると、質の問題も少し多面的に考えられるのではないか、でもそのためには専任の司書が必要だし学校はもっと解放されなければ、と思ってもみます。

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