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2010年2月20日 (土)

小出保子さんのこと

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今年はいつになく寒くて、しかも間に一日暖かかった日があったものだから、”おひなさま、おひなさま”と思いながら、いつもの年よりおひなさまを飾るのがおくれて17日になってしまいました。飾るといっても「もりのひなまつり」小出保子・作 福音館書店の絵本を真ん中に、昔、子どもの本の専門店を開けていた黒沢さん作の折り紙の壇飾りのおひなさま、いただいた貝びなと、鎌倉でこれも昔買ったまめびなを並べます。「もりのひなまつり」はある日、ねずみばあさんのところに森ののねずみのこどもたちがきて、人間が飾る前に森でひなまつりをしたいから、おひなさまを借りたいと頼みます。みんなで、森まで出かけ楽しく遊んだまでは良いけれど、おひなさまは汚れてしまい、ねずみばあちゃんが汚れや傷みを直して、ぶじ人間の子どもたちに飾ってもらうことが出来たというおはなしです。柔らかいやさしい絵が春らしいうれしい絵本になっています。
ところで、この絵本の作者小出保子さんが18日亡くなりました。今日告別式に行ってきました。小出さんは隣街にすんでいらっしゃることもあり、店にも来ていただいて原画を見せていただきながらお話をお聞きしたことがあります。とてもきっぱりとしたすじのあるお人柄、ご主人の小出淡さんとねずみのこどもたちを主人公にしたちょっとドキドキする絵本を描かれていて、子どもたちに人気があります。
淡さんが亡くなられた後は独りで文も絵も、変わらない楽しい絵本を描いていらっしゃいました。
 今日は久しぶりにきれいな青空の一日でした。空気が冷たくぴりっとして、すこしずつ光が明るくなって、長くなってきました。お見送りをしながら、ふと、絵本のねずみのこどもたちがそばでいっしょにお見送りをしているように感じました。保子さん、さようなら。

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コメント

はじめまして。
中2と小6の子どもを持つ母親です。
今朝の新聞でこいでさんが亡くなられたことを知り、こいでさんの事を検索していて、たどり着きました。
私も子どもたちも、ねずみの三兄弟のお話が大好きです。

きっぱりとした方だったんですね。
お会いしたかったな。
子どもたちへの願いを感じる絵本でした。
子どもたちも、私自身も、ねずみくんたちのように育っているかな、我を振り返った一日でした。

とこさま
コメントありがとうございました。ねずみの三兄弟やきつねのきっこなどのファンがたくさんいる小出さんが亡くなってとても残念です。柔らかい色をつかわれている画風ですが、べたべたとただやさしいだけでなく、子どもたちの成長をしっかりみていた作家だったと思います。
でも、作品は子どもたちに残ります。伝えていこうと思っています。お近くの子どもたちに読んでやってください。

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