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2010年1月27日 (水)

春のけはいと絵本

暖かな日が続きます。室内で仕事をしていると昼間はほとんど暖房がいりません。
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 こぶしの芽が大きくなって、梅も咲き始めました。千葉に来た時は冬にみかんがなっているのをみて、驚いたり感激したりしましたが、歩いていると庭にみかんと梅が並んでいて、春が近くなって来ているのだと感じます。そういえば今日裏の庭でふきのとうがちょっぴりあたまを出しているのを見つけました。
 この頃絵本を読み聞かせるということにちょっとばかりモヤモヤとした思いがあります。絵本はプライベートな面があります。絵と文=言葉でなりたっている(言葉のないのもありますが)とはいえ、基本的には絵をよむものです。子どもと読みあう、いわゆる読み聞かせといい、今は集団読み聞かせが盛んになってきています。そのことにクレームをつけるつもりはありませんし、むしろ幼い時から絵本を親や身ぢかな人に読んでもらうなど、とても難しい状況の子どもがたくさんいるので、絵本を読む機会がどうであれたくさんあることはとても大切なことがわかります。でも、たくさんの子どもをまとめて絵本をひらいて読むスタイルの、読み聞かせはいつも抵抗感があります。しかもボランティア講座を主催している立場としてはいつも悩みます。私自身絵本は自分のペースでしっかり、気に入った絵本は何回か見るという読み方をするので、一方的に、一定の読み方で読み聞かせ?をすることに抵抗感があるのです。
 それはちょうどふきのとうを見て、ただ見るだけなら”あら、てでてきた、もう少し大きくなったらとって食べよう”とだけ思う、そうでなくて春の気配を感ずるのがうれしいのです。春の気配は光であり、風であり、ふきのとうの輝きで、見えないものです。
絵本は絵で見えてしまいますが、見えないものをどうやって、どう描いているかでおもしろさがちがってきます。どうやってそのおもしろさを子どもたちに伝えようか。
 先日、藤田新策さんの「ちいさなまち」を紹介してメールをいただき藤田新策を知り訪ねてみました。そのなかで藤田さんは”絵本は歌をつくるのににているようだ”と書いていらっしゃいます。
 見えないものを絵にして見せてしまうけれど、それだけでない絵本、しばらく歩きながらそんなことを考えています。

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