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2009年7月27日 (月)

海からのおたより2009年7月その2

  
最近の千葉ポートパーク・エゾカサネカンザシその後
 〜(写真はクリックするとようすが良くわかります。)〜
2009


 今年の春、護岸にびっしりとついていたエゾカサネカンザシ(海からのおたより2009年3月)ですが、23日に観察したところ、ほぼ死滅していました。ゴカイの真っ白な石灰質の管が黒く変色してヘドロがついていました。先月あたりからエゾカサネカンザシの上にびっしりと二枚貝のムラサキイガイが着き、その上を肉食の巻貝のイボニシが襲っているという光景にかわっています。

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 あんなに大量についていたエゾカサネカンザシはどうして死んでしまったのでしょう。原因はよくわかりません。案外寿命が短いいきものなのかもしれません。ムラサキイガイはムール貝・カラスガイと呼ばれているヨーロッパ原産の貝です。一時より数が減りましたが今度は大発生しました。ゴカイの管の上という不安定な場所にいるので一部貝の塊が崩れてしまっています。イボニシは10年ほど前まで船底にフジツボなどの付着物を除去するために使用されていた有機スズの化合物(内分泌かく乱物質・環境ホルモンの影響によるとみられるインポセックス)で激減していました。しかし使用が禁止になってから、特にここ数年は急に増えています。卵がたくさん生みつけられていたのです。この貝がこれからますますふえるのではないかと思います。(写真は左から「エゾカサネカンザシ09.7.23」「エゾカサネカンザシとムラサキイガイ」「イボニシ・黄色いつぶつぶは卵」)
 人工の小さな干潟ですが短い間にも環境はとても大きく変化する場所です。
 赤潮が出ていたのに水遊びをする親子がいてちょっと気の毒になりました。

     どんぐりつうしん変集長 谷口優子

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