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2009年5月 9日 (土)

絶対トクする!学生バイト術

 失業者の増加で、特に「非正規切り」が社会問題化しています。しかし、不思議に思うのは、行政の対応が「就職斡旋の迅速化」と言った対症療法に終始していて、違法な首切りをやめさせる意志が薄い事です。これは役所自体が、非正規労働者を多用しているからです。「偽装請負」も「非正規切り」も役所では日常茶飯事です。役所の非正規相談の担当者が、非正規の臨時職員だったなんてのがあるのです。
 まさに「現代の蟹工船」ですが、昔と違うのは、現代の労働者は、法律で守られている事です。つまり武器はあるのです。でも使い方が分からなければ役に立ちません。これは学校教育の責任でもあります。たとえば『学生がアルバイトをする時、知っていればトクする大切な事は誰も教えてくれません。学校でも家庭でもあまり教えてくれません。ましてアルバイト先では教えてもらえません。』大抵の高校ではバイト禁止です。つまり大多数は無届けでバイトしているのです。先生にバイトの問題は相談できないのです。ですから『18歳未満の高校生を、午後10時以降の深夜に、1日8時間を超えて「残業」させる事は二重の法律違反です。しかも実際に「残業」させているのに「18歳未満だから」と残業手当や割増賃金を出さないのは三重の法律違反』なのにザラにあるのです。『学生のアルバイトは実社会の仕組みを知る大切な機会です』が、ここで『どうせこんなもんだ』と思ったら、それが一生続くのです。

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「絶対トクする!学生バイト術」
角谷信一・著
きょういくネット 発売・桐書房
本体800円
        

        

 今回、YA書では初めての本が出ました。著者は高校の社会の先生です。サブタイトルは『クイズに挑戦「これだけは知っておきたい」働くルール』。3択式のクイズの前に4コママンガを載せ、テレビゲーム感覚で読める様に工夫されています。RPGだってアイテムやツールが分からなければ、勝てないのですから、法律も同じです。著者の仮説実験形式の授業が、基になってるそうです。
 私が読んでもヘーッと思う様な事もあります。バイトに有給休暇があるとは知りませんでした。私の有休は年20日、繰越で最大40日ですが、これも、時効が2年だからとは知りませんでした。
 高校生だけでなく、親や、店長さんにも読んでほしい本です。
         高橋峰夫

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