空気、その存在
くうきは どこに?
「くうきはどこに?」
フランクリンM・ブランリーさく
ジョン オブライエンえ
おおにしたけお りゅうさわあや やく
福音館書店 本体1300円
空気はどこにあるのでしょう。見えないし、かたちもないしどうもわかりませんが、私たちは空気なしでは暮らしていかれません。なんとなくわかるのは風の力です。風はふいたり、においがしたり、空気があるのを知らせてくれます。私にはちがった気づきがあります。私は喘息があるので、発作がおきたとき、空気がなくなったようにおもいます。空気が大切なことがとても良くわかります。昔、木曽の御嶽山へ登ったとき、空気が薄くなったのを感じて、あわてて下山したことがありました。前の晩から体調が悪いのに出かけたまでは良いけれど、登るにつれて頭が痛くなり、手がしびれたようになり、その時はとても空気が薄くなったのを感じました。
この絵本はとてもやさしく、愉快に空気のことを教えてくれます。空気がみえるようにする実験もあります。かんたんな道具でできるので、家でもすることができます。
このシリーズも7冊目になりました。どれも身の回りの科学をやさしく描いています。不思議なことはたくさんあるけれど、この本が単に不思議を解明するのでなく、不思議を気づかせてくれる、世界が不思議に満ちているのはとてもすてきなことです。
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