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しあわせの子犬たち

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「しあわせの子犬たち」
M・ラバット作
若林千鶴 訳
むかいながまさ絵
文研出版 本体1200円


 夏休みの話ですし、クリスマスには関係ありませんが、冬休みに読む本を探しにいらっしゃる方もあるので紹介します。
 エリザベスは夏休みにいつものようにおばあちゃんの農場へやってきました。今年の夏はちょっといつもと違う事がおこりそうです。と、いうのはおばあちゃんといっしょに暮らしている犬のエルシーがあかちゃんを生むからです。子犬は6匹生まれました。おばあちゃんは、子犬も生きていくのに子犬を必要としている人も、どちらも幸せにならなければいけないといいます。物語は犬のエリザベスが出産する様子をしっかり順序をおって描いています。そして、子犬を必要とする人、子犬がもらわれていくまでのようすも愛情たっぷりに、けれど淡々と描かれています。それと、最後に残った子犬のアナベルと、老いたおばあちゃんの1人暮らしのことも。おばあちゃんも子犬を必要としているということに、エリザベスは気がつくのでした。エリザベスの両親は思い出だけでは暮らせないから、この農場を離れて一緒に暮らそうといいますが、おばあちゃんは承知しません。そのおばあちゃんの気持ちをエリザベスは理解しようとします。
 犬の大好きな子どもたちはこの物語を充分楽しむとおもいますが、いのちの不思議や大切さもこめられているので、(出産の場面はとてもリアルです。)中学生などが読んでも良いのではないかと思います。

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コメント

いま購入本のリストをつくっていて、エルフさんのブログを参考にしています。本の選択と感想が共感出来るなあと思っています。(小学校の司書をしてます)
「ポークストリート小学校のなかまたち」を発注しますね。早く読みたいです!
この「しあわせの子犬たち」は最近読みました。しっかり地に足のついた物語でしたね。
犬一匹一匹の性格が丁寧に描かれ、それぞれぴったりの飼い主が見つかるところは読んでいて満足感があります。

投稿: ネムネム | 2009年10月24日 (土) 08時48分

ネムネムさま
わたしのブログを選書の参考にしていただいてうれしいです。
この物語は情緒的になっていなくて、犬が子犬を生むところなども
きちんと描かれていて、しかも、母犬のようすなどの描写も確かで
心に残る物語です。「ポークストリート小学校のなかまたち」も同じように子どもたちの気持ちが丁寧に書かれています。挿絵もぴったりです。

投稿: 会留府 | 2009年10月24日 (土) 21時35分

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