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2008年5月12日 (月)

文化は継いでいくもの

 国際児童文学館の存続を
 作家であり評論家のひこ・田中さんから毎日のようにメールがはいっています。メディアからのニュース配信でご存知の方も多いと思いますが、「大阪国際児童文学館」の存続が危うくなっています。今回は2度目で前回もおおあわてで署名をしたことを覚えています。近年の効率主義のなかで財政難ということで眼に見えて効果のあがらないものは切り捨てていくということが多くなりました。これを機会にわたしたち自身も考えてみましょう。私たちは子どもたちになにを伝えようとするのか!
 ひこ・田中さんのメールを掲載します。

 もはや、オオカミ少年状態ですが、署名用紙の提出予定日が延びましたのでお知らせいたします。
提出が19日以降となりましたので、十七日をめどに送ってくださっても大丈夫です。日本書籍協会(出版社の団体です)は、五月一日に、副知事に面談し要望書を提出し、意見を述べました。以下、その内容をお知らせいたします。
 児童文学館がどのようにして維持され、発展てきたかがわかります。
 ブログなどで紹介していただければ嬉しいです。(ひこ・田中)

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2008年5月1日

 国際児童文学館の存続について                社団法人 日本書籍出版協会

● 日本書籍出版協会(書協)について
・日本を代表する出版社団体。1957年3月創立。現在会員472社。
・出版事業の健全な発達、文化の向上と社会の進展に寄与することを目的とする。
● 書協と国際児童文学館との関係
 協会所属の出版各社は、国際児童文学館の趣旨に賛同し、開館以来24年間、発行図書の寄贈などの支援を行い、その発展に尽力してきました。
会員出版社 約250社が 図書・雑誌 約8,000点(年間)を寄贈
【参考】年間収集資料点数 約15,000点うち寄贈 約9,000点(約2,100万円相当、出版社・個人・機関)
<寄贈について>
・出版社がこのような形で寄贈しているのは、全国で国際児童文学館だけです。
・図書館には、寄贈していません。
・存続されるならば、引き続き、協会を挙げて支援させていただきます。
 <理由>
国際児童文学館は、図書館と大きく異なる機能と役割を持っている。
・資料は、児童文化財として、発行したままの姿で保存、次代に引き継がれる。
・資料を元にした研究は、出版社にとっても参考になる。
・寄贈した資料は、子どもの読書活動推進に活かされている。それは、全国のモデルとなる。
● 大阪府に望むこと
 行政の継続性、公の責任を考えていただきたい。
協会所属の出版各社は、設立主旨と役割に大きな期待を寄せ、大阪府と同館の要請に応えて本の寄贈の支援をしてきました—子どもたちの読書環境の整備に向けて、大阪府の計画においても、国際児童文学館は重要な役割・機能を担うことが明記されています—
 国際児童文学館は「官民協働」の仕組みを構築している先行事例です。 同館の実質的な事業費約3億円(企業の協賛事業費等を含む)のうち、3分の1は民間等によるものであり、人的、知的な協働作業など支援・協力によって運営されています—
 5年後、10年後を考えていただきたい。
「大阪の未来をつくる」中に、子どもの未来に特段の配慮をいただきたい。一度失ったものは、二度と戻ってきません—
 国内、国際的な観点から国際児童文学館の意義を考えていただきたい。 府民、国民の貴重な財産です—
わが国の児童文学研究、読書推進活動の中核施設である大阪府立国際児童文学館および財団法人大阪国際児童文学館の存続と充実を強く要望します。


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