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2008年3月 6日 (木)

いまから「家を出る日のために」

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 今日は県立高校の一般入試の合否の発表がありました。いつも歩いて抜ける千葉高校の正門から右手の掲示板の前にもたくさんの人がいました。左手にある梅の花も咲き始めました。この梅は大きな実がなります。入試には桜がつかわれますが、今は梅の花の季節です。悲喜こもごも、ほとんどのこどもたちが私立を受けているので、どこにも行く所がないということはない時代ですが、なんらかの理由で不本意の場合は、入ってからもやめてしまうことが少なからずあるとのことです。
 一応義務教育が終わったので、これを機会に自立して行く計画をたてたらと思います。現代の子どもはなかなか親から離れない、親も離さない、パラサイトという言葉もあります。とくに、地方出身者は物理的にも高校を卒業した時点で家から離れることを強制されます。ただ、私の住んでいる千葉は通勤、通学ができる範囲が広いので、家から出ないまま、就職してそのままいる人も多いのです。経済的な理由が一番、家賃が高いので、つい親もそれを望んでしまいます。子どもは少々親がうるさくても、わずかな時間我慢すれば良いと、なんでもしてくれる親、特に母親から離れようとしないようです。

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「家を出る日のために」
辰巳渚・著
理論社 本体1200円


 著者はひとりで生きるということはどういう事なのかを書いています。”日々の暮らしを主体的に暮らすことが、人間にとって不可欠なこと”といいます。自分を主体的に暮らすということに著者は次のことをいっています。1、自分で決めること。2、自分の言葉で語ること。3、自分のことは自分ですること。4、自分の力で食べていくこと。身体を動かし、使って具体的に生きていくことの大切さを若い人たちに語っています。
 でも、決してこの本は道徳の本ではありません。著者の経験から思っている事がわかりやすく具体的に、「家出テスト」!付きで書かれています。この「家出テスト」の項目を高校生活3年間で身に付けてみませんか。つまり家出の準備です。自分らしくあるために。高校生になるということは、自立した生活を送っていくための準備なのです。

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