« 風邪をひいていませんか | トップページ | 海からのおたより-2008年1月つづき »

2008年1月26日 (土)

海からのおたより 2008年2月

アラフラ海の大きな貝

わたしの手元にはいくつかの大きな貝があります。少々我が家に飾るのには大きすぎるのでふだんは大切にしまってあるのですが、この場をお借りしてご紹介いたします。
8年ほど前、わたしたち一家は館山市に住んでいました。そのころのおはなしです。
その1
20081_004
20081_008
 駅前のおみやげ屋さんの店先で大きな貝を見つけました。世界最大の巻貝「アラフラオオニシ(大螺=オオニシというのは大きな巻貝という意味です。)」という貝でした。博物館でしか見たことがない貝でしたのでいなかのおみやげ屋さんの店先においてあって(それも2つも)とてもびっくりしました。なんと売り物で値段がついています。わたしはすぐにほしくなってしまいました。しかしその貝の大きいこと。(ものさしは40センチあります。こんなに大きいのですよ)。とても持ち帰れる大きさではありません。しばらく悩んだあとおとうさんに頼んで車で休みの日に貝を買いに行くことにしました。値札についていた名前は「アラフラ大西」。ちょっとあやしいけれど買える値段です。子どもの頃からのいわばあこがれの貝が手に入るのです!冬の房州は強い西風が吹きます。その風を南房総では「大西」と呼んでいました。その西風が吹く中、買ってきました。帰ってからよく見たら値札の名前は「アラホラ大西」になっていることに気がつきました。
いまだに法螺を吹かれたのかどうかわかりません。
その2
20081_002
 館山の自動車教習所でひょんなことから知り合ったおじさんにいただいたのがこの貝です。おじさんは「親父の代からあるんだけれど貝は好きな人が持っているほうがいい」とくださいました。戦前、房州からオーストラリアのアラフラ海に南洋真珠を採るために和歌山や南房総からたくさんの漁師(潜水夫)が海を渡ったそうです。つらい出稼ぎの仕事でした。そのころアラフラ海から帰ってきた知り合いからもらった、というのがこの貝だそうです。ヤシガイといいます。
 昨年夏の館山市図書館の講座ではこの貝たちが“里帰り”しました。たくさんのこどもたちがこの貝を見たりさわったりしました。
 どんぐりつうしん変集長 谷口優子

« 風邪をひいていませんか | トップページ | 海からのおたより-2008年1月つづき »

自然」カテゴリの記事

コメント

アラフラオオニシは、ウチの近所のサーフショップにも飾られています。
娘によって、貝拾いの道に引きずり込まれた私は、この貝の名前も娘に教えてもらいました。
その娘も4月からは高校生。娘が小さかった頃のことを思い出しました^^

お嬢さんとの思い出の貝なんですね。
今よりもアラフラオオニシはずっと大きくみえたことでしょう。

持っていくとどこでも人気があるのですが家において置くのには大きすぎる貝です(笑)

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/110398/17854293

この記事へのトラックバック一覧です: 海からのおたより 2008年2月:

« 風邪をひいていませんか | トップページ | 海からのおたより-2008年1月つづき »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

6月の営業とお休み

  • 6月のお休み
    *6月5日・12日・19日・26日の月曜日                    *6月4日・11日・18日・25日の日曜日は1:30〜6:00            *営業時間10:30〜6:00

お仲間にどうぞ

  • ー元気になる集まりいろいろー
    *グループ学ぼう・話そう 定例会第2月曜日12日(月)10:00〜話し合い  *ボランティア講座 定例会19日(月)10:00〜 テーマ「科学絵本を読む・非公開」              *憲法カフェ27日(火)3期・6月学習会「いま、福島は・報告と話し合い」誰でも・予約制             *グループ放課後(公共図書員・関係のある人) 定例会15日(木)7:00〜読書会・D・J・ハスケル著「ミクロの森」               *YAの本を読む会+のんき〜ず学校図書館司書  定例会8日(木)7:00〜読書会R・M・フイッツジェラルド著「スピニー通りの秘密の絵」   *よいこ連盟・絵本の会(保育士たち)定例会23日(金)7:00〜制作「絵本を読む」                *絵本の会16日(金)7:00〜方言で昔話を聞く・絵本で見る 語り手高橋峰夫さん                 *羊毛ちくちくの会22日(木)10:00〜制作                                                                                                           

これからの会

  • 子どもと本これからの会
    読書は知識や楽しみも含めて心の栄養を与えてくれます。そして考える力になります。 被災地の子どもたちに本を届けたい、身の回りの子どもたちの環境を考えていこうという、二本の柱をたててボランティア活動をすることで出発しました。 いろいろの方たちの希望と力を持ち寄って、すばやく、やわらかく、活動を続けていきたいと思います。参加される方は参加登録してください。 世話人 坂上・宮田・大山