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2007年12月29日 (土)

食べなければ生きていかれない

 今年は「食」に対しての話題が多かったと思います。偽装の問題です。食材そのもののことから、賞味期限など表示の問題等、毎日のようにでています。素材の問題は加工品等が多くなっていて一体自分は何を食べているのかよくわからなくなってしまった、また、賞味期限などのことは、冷蔵、冷凍品があたりまえになってきた生活様式の変化が大きいと思います。どこで採れたかどこで作られたか解らない食材と加工品、利潤追求と大量消費の生活はよほど食べるということをきちんと考えないといけないのだなぁと思いました。
 映画「いのちの食べかた OUR DAILY BREAD」をみました。
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映画はEU各国の農場や家畜飼料室、ナレーションや音楽が一切ありません。木になっているようなパブリカやトマト、広大な農場に飛行機からクスリを蒔く、そして、牛や豚や鳥は受精から解体までオートメの機械がきれいにさばいていきます。機械や車、飛行機が主で人はそれらに手を貸す。黙々と人は働き、賃金をもらい、一人で、中には何人かでこれも黙々と食べる生活。まさに生きていくために食べる、人はたべなければ生きていかれないのですが、それだけでなく生物の頂点に達している人間がすべての生きものの命をにぎっているのです。
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「食べてはいけない!」
 地球のカタチ
森枝卓士
白水社 本体1500円




一方、この本は世界各地の「食べていけない」ものをとおして、同じものでもここでは食べてよく、あちらでは食べていけない、そこから「食べる」という事にせまっています。「食べる」ということは一体どういうことなのだろうか。結論的にいうと、食べるということは文化であるということ、それを作者はこんなふうに書いています。«You are what you eat.どうせなら、真っ当なものを、美味しいものを食べたいと思う。それと同時に、真っ当なもので、我が身を、血や肉を作りたいと思うP163»
 人は生きていくために「食べる」。そして、「食べる」ことがその人をつくっていくとしたら、まず、私自身にとって「食べる」ことのイメージを作りつつ、毎日の生活のなかで大切に「食べる」ことをしていきたいと思います。


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