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2007年11月29日 (木)

クリスマスって?

 クリスチャンの家庭の一部の人をのぞいて、大多数の日本人の子どもたちにとって、クリスマスはプレゼントをもらうお楽しみの時だと思います。それは別に悪い事でもなく、そのプレゼントを通じて伝えあうものがあれば良いのではないかと思います。だから心の伝えあえるフレゼントが必要です。つまり物でなくとも良いわけです。
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「ヘレンのクリスマス」
文/ナタリー・キンジー-ワーノック
絵/メアリー・アゼアリアン
訳/千葉茂樹
BL出版 本体1600円


ヘレンはこの絵本の作者ワーノックのおばあさんです。まだ、自動車も電話も電気もない、アメリカバーモンド州の農場で7人きょうだいの末っ子で生まれました。だから、自動車のかわりに馬がいて、納屋があり動物たちがいました。農場にはたくさんの動物がいるので、それらと共生していくため、動物が好きでなくてはなりません。自然は厳しく、8か月も冬が続きます。皆一年じゅう働いています。そのためには家族はもちろんのこと、ご近所と助けあわなければ暮らしていかれません。待ちに待ったクリスマス、でも、病気になることもあります。いろいろあってもクリスマスの前には教会に行ってクリスマスを迎えます。クリスマスイブ、ヘレンの家の納屋では子馬が生まれました。おとうさんに抱かれてヘレンは思うのです。今もこれからも、この農場にはみんなあるのです。最後の3匹のネコも含めて、なんと満ち足りたクリスマスなのでしょう。
 版画の絵は農場の自然はきびしいけれど、助けあいながら暮らしている人たちの生活を良く描いています。文と画家の2人のコンビではこの絵本だけでなく、何冊かの人の生き方を描いた絵本が出版されています。日本人にとってクリスマスはお正月のような意味を持つものなのでしょう。少し昔、やはり物はなかったなかで、つつましやかな暮らしだけれど、大切なものを守ってきた日本人の生活を描いたこんな絵本があるといいなぁと思います。
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「クリスマスのものがたり」
フェリクス・ホフマン文絵
生野幸吉 訳
クリスマスのことを、ひとつの教派にこだわらなくその意味を描いた絵本です。人種もさまざまな3人の使者が見守っている幼子、それは希望という子どもではないでしょうか。

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2007年11月28日 (水)

もめんのろばさん

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「もめんのろばさん」
わたりむつこ・作
降矢なな・絵
ポプラ社 本体1200円




 クリスチャンの家庭ではなくとも、日本の子どもたちにとって、クリスマスはすっかり定着してしまいました。クリスマスには物のプレゼントをもらって、お正月にはお年玉というお金をもらうことが多くなりました。そのクリスマスにサンタクロースが持ってくるのは幼い子どもでは、本はもちろんのこと、おもちゃも多いのですが、この本はプレゼントをもらう話ではなくて、なくした大切なものがクリスマスに返って来るお話です。
 けんは自分のチョッキの残った布で作ってもらったろばのぬいぐるみをとってもだいじにしていて、遊ぶ時も、病気でねていたときも、いつもいっしょ。クリスマスの前にもお買い物にでかけたのは良いのですが、、きょろきよろしているうちにけんの手提げからおっこちてしまいます。そこはおもちゃやさんだったので、たくさんのおもちゃが買われていきます。ろばさんはそのおもちゃの側に置かれて、売り物になってしまいました。けんがいつでも抱いたり遊んだりしていたので、新品というわけにはいかなくて、くまやぶたのぬいぐるみといっしょに売れ残り、クリスマスの後のセールにだされてしまいます。でも、けんが見つけてくれ、ぶじにけんのもとに戻る事ができました。売れ残ってしまったぶたもいっしょ、ぶたの鼻はけんにキスをしてもらって、うれしくてピンク色に輝きました。もめんのろばさんのクリスマスの夜の冒険のお話です。
 画家の降矢ななさんは普通の日本人の幼い子どもをいつも生き生きと描きます。ちょっと土臭くて暖かみのある絵、元気な幼い子どものちょっとした冒険を上手く表現している絵本が多く、子どもたちにはあたかも自分の事のように思える、それが楽しいのです。スロヴァキアで勉強したので、これらの絵本と少し趣のちがうとても幻想的な絵もあるのですが、日本の文化と風土が絵本の中では充分に描かれていて、おとなから子どもまで幅広いファンがいます。
 ちょっと残念なのは、これは作者のわたりむつこさんがテキストを決められたとおもいますが、幼い子どもの気持ちとしては、これくらい大事なぬいぐるみだったらきっとただ「もめんのろばさん」でなく、名前がちゃんとつく、つけられるのではないかと思いますがどうでしょうか。


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2007年11月26日 (月)

花になった子どもたち

 今日の本の紹介はクリスマスの本ではありません。でもプレゼントにも良いし、もちろん冬休みのぽっと開いた時間に読むのにとても良い本のように思います。ちょっと謎めいた物語ですが、静かなこの物語を読むことで、この姉妹と同じにかすかな希望の光があなたの毎日の生活のなかに差し込んでくるのではないでしょうか。


「花になった子ども」
ジャネット・テーラー・ライル作
市川里美/画
多賀京子/訳
福音館書店 本体1400円
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 オリヴィアは9歳、妹のネリーは5歳、夏休みに父さんのおばさんにあたるミンティーおばさんのところへ行くことになります。と、いうのは2人の姉妹の母さんは亡くなってしまい、父さん一人ではとても姉妹の面倒をみることができないからです。とくにネリーは難しい子、気に入らない事があると泣き叫び荒れ狂います。それになにをするのにもこだわりがあります。母さんだけがちゃんとネリーのことをわかっていたのでした。
 おばさんは昔は名の知れた園芸家だったとのことですが、おばさんの家の庭は草ぼうぼうというか、あまり手入れがされていない自然のままの庭です。はじめは嫌だったのにふたりはやがて庭で遊ぶようになります。でも、友だちはなかなかできません。ネリーは友だちと仲良くなろうなどと少しもおもっていませんし、オリヴィアはおばさんの家にあるたくさんの本を夢中になって読んでいます。ある日、おばさんはこの庭にはあれこれ花の世話をやいてくれる花のこどもがいると話してくれます。そして、埋まっている青いティーカップを見つけます。同じ頃、オリヴィアはずっと昔ここに住んでいた作家の書いた本を見つけます。「花になった子どもたち」、その本には悪い妖精の悪巧みで花にさせられた子どもたちのことが書かれていて、その魔法を解くものいわぬ子どものこと、方法は魔法をかけられた時に使っていたカップとポットをその時のパーティーと同じに並べる事と書かれていました。そして、そのカップとポットは庭に埋められているとのことで、馬のかなぐつ型のする庭はこの庭だと気がつき、姉妹は埋められたものを探し見つけていきます。とくに、ネリーは夢中になります。それをを見つけていくなかで、すこしづつ外に心を開いていくふたり、でも、オリヴィアが友だちをつくり、置き去りにされたように思うネリーの気持ちは不安定になり、ついに爆発してしまうシーンなど、おもわず読んでいてつらくなります。幼いこどもにとってどんなに死は過酷で情け容赦のないことか、どこかへいっていまうのではないかという不安と不信感、それと向き合うなかですこしづつ成長していく様子が良く書かれています。そばで見守りながら待つミンティーおばさんには、おとなの読者は学ぶべきことがたくさんあります。この物語の庭は作者の庭がモデルになっているとのこと、庭だけでなく、もしかしたらミンティーおばさんは作者そのものではないでしょうか。高学年以上の子ども、おとなにおすすめです。

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2007年11月25日 (日)

クリスマスのお願い

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「クリスマスにきたユニコーン」
アンナ・カーリーさく
まつかわまゆみ やく
評論社 本体1400円




ミリーはクリスマスをおじいちゃんといっしょに過ごす事になりました。ママはいっしょですがパパはいっしょに来る事ができませんでした。それに、友だちがいなくて淋しくてしかたがありません。いっぽう森ではユニコーンがキツネから聞いたクリスマスを見に街にきて、眠れないミリーの家を訪れ、ミリーとユニコーンはともだちになります。そして、クリスマスの飾り付けをしたり、おじいちゃんもいっしょに買い物にでかけます。途中でユニコーンとはぐれてしまいますが、クリスマスツリーのところで無事会う事が出来ました。それだけでなく、ツリーのところにきた女の子と友だちになります。ミリーのもうひとつの願いのパパに会う事も出来ました。ユニコーンもクリスマスを見る事ができ、森のともだちのキツネやフクロウのことを思い出し帰る事にしました。願いはみんなかなったのです。白をじょうずに使ったきれいな絵本です。
 この本の作者には「トリフのクリスマス」(松波史子・訳 くもん出版)という絵本もあります。
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こちらはこねずみのトリフの願いです。トリフはクリスマスのプレゼントにフラフープが欲しいとサンタクロースにお願いをします。けれどちいさな弟や妹のために毛布に変えて欲しいと、サンタクロースに会いにクリスマスイブの夜ネコやキツネが待ちかまえているなかにでかけていきます。やさしい気持ちがあふれているクリスマスの絵本です。

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2007年11月23日 (金)

幼年童話「とんぼの島のいたずら子やぎ」

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「とんぼの島のいたずら子やぎ」
バーリント・アーグネシュ作
レイク・カーロイ絵
うちかわかずみ訳
偕成社 本体1000円




 この本は絵本といっても良いほどカラフルな絵がたくさん入って、それは、しかも大きく入っているので子どもが自分で読むのも読みやすく、読んでやるにしても楽だと思います。
この事は小学校に入学する前後の年齢の子どもには大切なことです。いまの子どもは早くから文字を読みます。読むというより読まされます。この位の年齢の子どもは、甘えん坊のくせに、友だちなど意識が外へ外へと向っています。背伸びをします。だから無理をするといけない、文字を内容まで思いながら読むのは根気がいります。
 とんぼがたくさんいるとんぼ島にギダというとても元気な子やぎが住んでいました。ところが、サーカスにいたトラが引っ越してくるとのこと、ギダは”こわくないぞ!!とちょっかいを出したり、困らせようと考えます。このギダはちょうど小学校へ入学するくらいの子どもそのままです。ハンガリーのお話ですが、日本の子どもたちも十分理解して、物語の世界に入って行く事ができます。絵はおおらかなお話の世界を良く描いています。(トラの表情がおもしろい。)子どもと毎日すこしづつ読みあうのに最適の幼年童話です。

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2007年11月22日 (木)

若い人のクリスマス絵本

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「マーガレットとクリスマスのおくりもの」
植田真
あかね書房 本体1500円




マーガレットはサンタクロースに憧れている女の子です。クリスマス近くなると近所の人たちにプレゼントを配ります。マーガレットのプレゼントは近くで拾った木の実やきれいな葉っぱ、それをきれいに包んで作ります。でも、あんまりうれしい反応がかえってこないので、ほんもののサンタクロースになれれば良いのにと思っています。その願いがかなったのでしょうか、クリスマスのまえの朝くるみわり人形がきて、サンタクロースになってプレゼントを配るようにいいます。トナカイのそりではなく、大きな鳥に乗るのですが、まずその鳥に名前をつけます。そして、喜びいさんでプレゼントのそばにいってみると、それはマーガレットが期待したものではありませんでした。サンタクロースの配るプレゼントはきれいで華やかで楽しくなくてはいけないと思っていたのですが。同じような木の実に葉っぱ。でもとても喜んでもらえたし、きれいなものだったのです。そして、クリスマスの日マーガレットにも素敵なプレゼントが届きました。
 外国の絵本のような 線と色のつかい方をしていて、マーガレットのかぶったぼうし、8羽の色のちがった嘴を持った鳥たち、くるみ割り人形、最後の手紙など、また、黒色と白色が効果的につかわれている若い人向けのおしゃれな絵本です。(くるみ割り人形の口調は普通で良いと思うのでそこはちょっと残念です。)


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2007年11月20日 (火)

ウォートンとモートンの大ひょうりゅう

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「ウォートンとモートンの大ひょうりゅう」
ヒキガエルとんだ大冒険6
ラッセル・E・エリクソン作
ローレンス・ディ・フィオリ絵
佐藤凉子 訳
評論社 本体1300円




ヒキガエルのウォートンが久しぶりに新作です。小学校低学年の子どもたち、「エルマーのぼうけん」シリーズを読んでしまい次に”どんな本がいい?”と聞かれた時に薦めるのが「ヒキガエルとんだ大冒険シリーズ」です。主人公はヒキガエル、1巻目はフクロウにつかまって食べられそうになるお話です。この頃の子どもたちの本の選書は以外と難しいのです。本の内容を理解する力と自分で文字を読み内容を理解する力とがアンバランスの時なので、文字の大きさや天と地のあきかた、漢字がどれくらいあるか、ほどほどのページの厚さ、挿絵の問題、そして、内容はなんといってもストーリーがハッキリしていて、冒険ものかナンセンスもの。なかなかそんなめがねにかなった本はそう多くはありません。それと、小学校に入学すると親たちは自分で読むようにとあまり読んでやらなくなります。読んでやるのも絵本と違って物語も長くなって、一回で読み終わらないものだから、根気よく毎日続きを読んでやらなければなりません。その根気はなんといっても読むおとなが本が好きでなければ続きません。
 この本はシリーズ6巻目になりますが、5巻目はちょっとおくれてまだ未刊です。ウォートンとモートンはハチミツを採りにでかけアライグマに捕まってしまいました。おおいそぎで木に登って逃げようとする上の方には小さな小屋があり、そこにはちょっとふうがわりの2匹のアマガエルのおばあさんが住んでいました。やっと入れてもらってやれやれと思う間もなくアライグマは木に登ってきます。そして、大雨、木は倒れ、いかだで川を下ろうとしても、風雨はひどく、それからサギに食べられそうになり、捕まるのではないか、食べられるのか、ドキドキハラハラと話はすすみます。
 評論社の本はルビはふってあるもの、漢字が多く文字が小さく、読みにくい本が多いのですが、次々とリニューアルされていて、これはうれしいこと。来月には7巻目が出版されるとのこと、これも楽しみです。

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2007年11月19日 (月)

きれいになった「くろうまブランキー」

1958年「こどものとも」で出版されたこの絵本、こんどとてもきれいな色の絵本になりました。以前「こどものとも傑作集」のなかから15冊、版が新しくなって、色が深く澄んで、そして鮮やかになったことをお知らせしました。「こどものとも絵本」というシリーズ名で「ぐりとぐらのおきゃくさま」もはいっています。見返しの深い赤もふくめ、赤色と空の青が印象的な絵本です。
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「くろうまブランキー」
以東三郎・再話
堀内誠一・画
福音館書店 本体800円




はらっぱのまんなかの小さな農家で生まれた、まっくろな子馬ブランキーは、しゅじんにひどい扱いをうけて働かされます。とうとう道で動けなくなってしまい倒れてしまいます。それはクリスマスの夜のことでした。サンタクロースがそのブランキーを見つけて助けてくれました。そして、元気になったブランキーはサンタクロースの橇をひき、元気に空を走りました。
 このお話はフランスのフレネ学校幼児グループがつくったもの、それをエスペラント語の詩人である伊東三郎が再話し、堀内誠一が画を描きました。淡々とすむ物語、色彩豊かな画家による明るい希望を思わせる色づかい、静かな暖かいクリスマスの絵本です。

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2007年11月18日 (日)

クリスマスの絵本

 クリスマスの絵本で、まず紹介する絵本です。会留府は「指輪物語」が好きで、そのなかのエルフ族から命名したのですが、この絵本はその「指輪物語」の作者J・R・R・トールキンの手紙集です。
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「サンタ・クロースからの手紙」
ベイリー・トールキン編
せたていじ・訳
評論社 本体1400円
 
 
 

4人の子どもがいたトールキンはサンタになりすまして、1920年から(長男のジョンが3歳)それから20年間、毎年手紙が届きました。子どもたちも返事を書いて暖炉のそばにおいて、いつしかなくなっていたとのことです。それを3男の妻ベイリーが編集して出版されたのがこの絵本です。
 サンタクロースからの手紙にはトールキン自筆の水彩画が描かれていました。サンタクロースの毎日、一緒にいるちょっとどじな北極熊が織りなすドタバタなど、ユーモアがあふれていますが、あの壮大なファンタジー作品の「ホビットの冒険」や「指輪物語」の片鱗も知る事ができます。オーロラは北極熊が間違っていっぺんに花火をうちあげてしまったもの、サンタくロースの家のなか、ゴブリンとの戦い、ゴブリンからの襲撃にはエルフが大活躍をします。まるで物語を読んでいるような絵をみていると、父親としての愛情と、ファンタジー作家であり研究者としてトールキンの物語が溢れています。
 今年もサンタクロースはクリスマスの準備で大わらわなことでしょう。世界中の子どもたちへ届ける事ができますように。あなたもサンタクロースのお手伝いをしませんか?

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2007年11月17日 (土)

サンタクロースっているのかな?

 例年のように少し広くした平台に、クリスマス関係の本を並べ始めました。急に寒くなって晩秋の中イチョウはあまり黄色くなりませんが、樹々は色とりどりになりました。千葉へ引っ越して来たばかりの頃は冬の庭のあちこちに橙色の実が成っていて驚いたものでした。その冬ももうすぐです。
 クリスマスが近くなると子どもたちはサンタクロースを気にしだします。すこし大きくなったおにいちゃんや、おねえちゃんはサンタクロースは親だったり、身じかな人だったり、だから直接にプレゼントは”あれがいいとか””これがいいとか”いいますが、幼い子どもはまだ信じていて、どうやったらサンタに自分の欲しいものを知ってもらうか考えます。半信半疑に思うのはいつ頃からでしょうか?友だちにからかわれたり、テレビなどで知ったりしてちょっと疑問をもちはじめます。この本の中の子どももお父さんにサンタのことを聞いています。
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「サンタクロースってほんとにいるの?
てるおかいつこ文
杉浦範茂・絵
福音館書店 本体838円




 この本はてるおかさん自身の子どもとの体験から生まれた本とのことです。下の方におとうさん(作者のてるおかさん自身は女性で、大学で経済学を教えていらっしゃった方です)と子どもたちが一緒に何かしながら、たとえばお風呂に入りながら話し合っています。子どもたちの質問におとうさんはたじたじとなったり、時にはゆうゆうとしながら冗談を言ったりしています。描かれたサンタさんはいろいろです。でも、どのサンタさんもやさしくて、明るく元気が良い、ちょっぴりおとうさんに似てるような気がします。世界の子どもたち、どの子にもサンタさんが来て欲しい、おとなの私だってサンタさんこないかなぁ!と思ってしまいます。
 会留府では毎年クリスマスには店名入りの包装紙は使いません。会留府から本のプレゼントがいくのでなく、親や身じかな人、ほんとうのサンタクロースからプレゼントがいくからです。本はただもらうだけでなく、読んでもらうという二重のプレゼントになります。
 これからクリスマス関係の本をすこしづつ紹介していきます。

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2007年11月15日 (木)

おやすみなさいの絵本

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「おやすみおやすみ ぐっすりおやすみ」
マリサビーナ・ルッソ作
みらい なな訳
童話屋 本体1600円




クリスマスが近くなって来ているので、この絵本にも「クリスマスプレゼントに」とおびがついていますが、内容はクリスマスには関係ありません。元気なこうさぎと両親のうさぎのかけあいの絵本です。元気なこうさぎはいくら叱られても、その時は寝たふりをして、また元気に遊びなかなか寝てくれません。こうさぎと両親のうさぎのすることがていねいに繰り返し繰り返し展開されていきます。こうさぎたちの遊ぶ音、かあさんととうさんうさぎはぬきあし、さしあし、そして、”あらまあ!なんてこった!の言葉のくりかえし、絵のくりかえし。そして、オチのおもしろさ。絵は色彩があざやかで、コラージュのように描かれています。紙も白くはなく、色がついています。なんとか寝せようとする親、なんとか起きて遊びたいこうさぎたち、とても楽しい絵本です。

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2007年11月14日 (水)

海からのおたよりー11月

海からのおたより 2007年11月

最近、海辺に漂着するものを拾い集める「ビーチコーミング(Bach Combing)」がはやっています。ビーチコーマーと呼ばれる愛好家は貝や化石のほかガラスの破片や一見ゴミのようにみえるありとあらゆるものを収集の対象にして楽しんでいます。
海岸を歩きながら貝をひろっていると「なにをさがしているんですか?」とよく声をかけられるようになりました。わたしはひたすら貝をひろっているので適当に答えているのですが、ときどき「おや?」というものに出会います。これはむかしはやった力士消しゴムです。(大関旭国関に似ています)長い間ひとりで相撲をとっていたせいかゴムはかちかちになっていました。なぜこんなところに、と考えるのもBCのたのしみのひとつです。彼の対戦相手をさがすのがこれからの課題です。
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南房総でいちばん人気があるのは「イルカの耳骨」です。そのかたちから布袋石とも呼ばれ、“幸せをよぶ”“アイドルがお守りにしている”と話題になりました。残念ながらわたしはひろったことがありませんがだんだんと有名になるにつれてネットで取引されたりするようになりました。最近ではゴムの胴長をはいて網をつかってとろうとしている人まで現れたそうです。こうなるともはや浜をのんびり歩いてたのしむどころではなくなってしまいます。
季節風が強くなるこれからの季節が漂着物のシーズンです。秋はどんぐりや海で産卵して果てたモクズガニが打ちあがります。漂着物のなかにはそのときどきの農産物も流されてくるのでとても季節感があります。
漂着物や学校のことなどを息子と話しながら館山湾の半分くらいを歩いてきました。海辺ではだれでも素直になれるような気がしました。この日は“お相撲さん”といくつかの二枚貝しか拾えませんでしたが、帆船日本丸とすばらしい夕日をみることができました。
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ブログに毎月コメントをくださるzaimokuza77さんは鎌倉でビーチコーミングをされている方です。
材木座海産貝類には貝だけでなくたくさんの漂着物が紹介されています。海辺のコレクションはいろいろな楽しみ方ができそうです。
どんぐりつうしん変集長 谷口優子

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2007年11月12日 (月)

クリスマスのこねこ

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「こねこのバベット」
クレア・ターレイ・ニューベリー文と絵
光吉夏弥・訳
ブッキング 本体1400円



あれ!「クリスマスのこねこ」でないの?と思われる方もいらっしゃるとおもいます。1980年に「クリスマスのこねこ」として、刊行された本の復刊です。とても色がきれいになりました。もちろん一時話題になった、こねこの目が赤いとなっていた誤訳?もちゃんと直っています。1964年の本ですから地味でおはなしもゆっくり、ほんわり暖かな絵本です。チャッティという女の子のところへ迷子になってきたこねこ、飼い主がわかり、こねこの縁で飼い主のトッドさんとも仲良しになりました。けれど、トッドさんは引っ越してしまうことになってしまいます。がっかりするチャッティにトッドさんはクリスマスのプレゼントを持ってきます。バベットという名前をつけたこねこにクリスマスプレゼントを買って来た時のチャッティの笑顔がとっても素敵です。もちろんこねこのすることや表情がたくさん描かれていて、ねこ好きな人はそれだけでこの本が読みたくなると思います。
生成りに近い紙の色に墨、ねこの目のブルーがとてもきれいです。作者はやはりこねこを描いた「こねこのミトン」(講談社)という作品があり、こちらは赤色があざやかな絵本です。

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2007年11月11日 (日)

ねこのモグ

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「わすれんぼうねこ モグ」
ジュディス・カー=作
斎藤倫子=訳
あすなろ書房  本体1400円
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「モグのクリスマス」
ジュディス・カー=作
三原泉=訳
あすなろ書房 本体1400円




この作者は「おちゃのじかんにきたとら(これは絵本)」や「ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ」を描いているので、こんな楽しい絵本もあるのに驚いた。
 主人公ねこのモグはわすれんぼうというより、のどかというか穏やかというか、ジコチュウなのだけれど愛らしいねこ。もし、これが人だったらどうだろう。たしかにこんな人いるよね。人だったらいま流行の言葉「KY」といわれてしまう。でもね、これはモグというねこの話。モグはちょっとふとっちょの、のんびりねこ。勘違いばかりしていて、迷惑ばかりかけているけれど、だからといって性格はとってもいいから、みんなは大好き。そして、泥棒をつかまえることになったり、楽しいクリスマスに一役かったり。そう、モグのように嫌なことあってもすぐに忘れてしまおう。きっと良いことがあるとおもっていれば、そんなに落ち込むことなんかない。
 ねこ好きでなくても、この絵本のモグは魅力的です。
 

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2007年11月10日 (土)

ゆきだるまくん、どこいくの?

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「ゆきだるまくん、どこいくの?」
たむらしげる
偕成社 本体1000円




昨夜からの雨ですっかり気温が下がって寒くなりました。少し前はあまり暖かくて、そろそろクリスマスの準備なのにどうなることやらと思っていました。やっぱり寒くないとクリスマスの感じはでません。
この本はゆきだるまの話なのに、表紙は真っ赤、でも、不思議なことにあまり違和感は感じません。話の内容は男の子がゆきだるまを作って、おひるごはんを食べに家に入っている間の、ゆきだるまの冒険話です。スキーをはいて滑ったまでは良かったのですが、クマにぶつかって追われてしまいます。ともかくしつこくクマは追いかけてきます。山だろうが、海だろうが、空だろうが・・・それに、ゆきだるまもがんばって逃げます。最後にはまたもとにかえってくる、ナンセンスな楽しい絵物語です。
 作者は宇宙の冒険、ナンセンス的な絵本を描いていて、若い人にも人気のあるイラストレーター。一足早く冬がやってきました。

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2007年11月 8日 (木)

大人向けのファンタジー映画 その2

「 スターダスト」
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 さてもう1本は『スターダスト』。楽しい映画です。主人公は、18歳の青年、ラブロマンスの大人向けファンタジーです。実は私は映画の前に、原作を角川文庫で読みました。映画の公開に合わせて出版されたのですが、訳者が金原瑞人・野沢佳織なので手に取りました。原作者はニール・ゲイマンで、アメリカ漫画『サンドマン』の原作者だそうです。私は見てないので、どんなコミックか知りません。ともかく訳者はゲイマンの他の作品も訳してるらしく、金原の惹句は「『ハリー・ポッター』は子供向けだけど、大人も楽しめる。『スターダスト』は大人向けだけど、子供も楽しめる。この違いは大きい!」です。
 原作が好きか、映画が好きかは、好みの別れる所ですが、私は原作です。イギリスの昔話や伝説を巧みに取り入れ、『ハリー・ポッター』などより正統的なイギリス・ファンタジーに仕上がっています。映画は、長い原作の前半を大胆にカットし、すぐ核心に入ります。空から落ちてきた流れ星(実は女の子)を、恋人のために、無理やり鎖につないで連れて行く身勝手な主人公、女の子の心臓をえぐって不死の命を手に入れようとする魔女2組、女の子の持つ宝石を追いかける7人の王子(と言っても、追いかけるのは生きている王子で、死んでいる王子達は幽霊になってついて行くのだが)と、4方向から集まってくる人達の、追い追われつのストーリーが最後は見事に収束します(原作とはまた違った収束の仕方です)。CGの使い方のユーモアとウイット、幽霊の王子の狂言回しの台詞と、笑いどころも満載です。途中で飛行船が出てきます。原作では冒険家ふうに描かれていますが、映画ではもっとふくらませて、海賊の集団になっています。飛行シーンなども、まるで『天空の城ラピュタ』のドーラ一家です。 ニール・ゲイマンは『もののけ姫』全米公開版の英語脚本を担当したそうで、『スターダスト』の宣伝で来日した時は、スタジオ・ジブリも訪問してるそうです。原作者も監督も宮崎駿のファンだそうで、「宮崎映画の実写版」という(アメリカでの)評もうなずける面があります。                            
   高橋峰夫

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2007年11月 7日 (水)

大人向けのファンタジー映画 その1

  「パンズ・ラビリンス」
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 最近やたらとファンタジー映画が増えました。どれを観るか迷いますが、大人向けのを2本。まず『パンズ・ラビリンス』。ただ、これをファンタジーと呼んでいいのかどうか。というのは、主人公の女の子は、魔法の国に行きません。行く前の3つの試練の最中に死んでしまうのです。現実世界は苛酷です。舞台はスペイン。フランコの軍事政権に人民戦線は破れ、ゲリラの残党狩りの渦中。映画の描写はリアルです。残酷描写がバンバン出て来ます。はっきり言ってこれは子供向けの映画ではありません。でも子供も見に来ています。きっと夜中にうなされてるでしょう。責任は映画の宣伝と映画評論家にあります。評論はベタ褒めです。大人の観賞に堪えるからでしょう。でも子供には残酷すぎるとはどこにも書いてません。さすがに途中からPG−12の指定が入りましたが。でも映画館の入り口には書いてありませんから、何も知らない親子づれが入っています。
 スペインではこの映画は、どのように受け入れられているのでしょう。映画で描いているのは、スペインのどこにでもあった現実です。日本の原爆の映画や、『はだしのゲン』や丸木夫妻の『原爆の図』のようなものでしょうか。『はだしのゲン』や『原爆の図』をこわがる子は、たくさんいます。でも現実にあった事ですから、子供たちに見せています。とにかく『パンズ・ラビリンス』は、どこの国の何の戦争か知らない子供に見せるのは無理です。     
 スペインでは内戦の映画はたくさん作られています。それとファンタジーをつなげた新しい完成度の高い映画ですが、でもファンタジーの必然性は?
 『ナルニア国物語』が映画になった時、私は原作を読み直しました。子供の頃『ナルニア』の新刊が出る度に、わくわくして読んだ事、ついに最終巻が終わって寂しくなった事は覚えています。でも最後の場面はすっかり忘れていたのを、思い出しました。「最後の審判」で神の国に入る主人公の家族は、現実世界では交通事故で死んでいるのです。日本にも極楽往生の考えはありますが、イギリス人はもっと積極的・現代的に生きてるものと子供心に思っていました。作者は神学者ですし、イギリス人はキリスト教が精神的支柱なのでしょうが、でも子供の私は気持ちの整理がつかず、居心地の悪い気分だった事まで思い出しました。
 『パンズ・ラビリンス』の主人公は、死んでから魔法の国に行けたのです。現実世界が苛酷なのでしょうが、でも何も知らないで映画を見た子供たちは、私の子供の時のような居心地の悪い気分になったでしょう。運悪く映画を見た日本の子供たち。でも私のように、大人になってから、何かの拍子に思い出すかもしれません。その時には少しは気持ちの整理がつくでしょう。そうすれば、あの時映画を見てよかったと思えるかもしれませんネ。
      高橋峰夫

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2007年11月 6日 (火)

リンドグレーンの絵本

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「ペーテルとペトラ」
アストリッド・リンドグレーン文
クリスティーナ・ディーグマン絵
大塚勇三 訳
岩波書店 本体1400円




リンドグレーン生誕100年記念ということで、関係の作品が出版されています。この絵本もその1冊です。絵を描いているディーグマンは1959年生まれのスウェーデン人、すでに日本では「ちいさなふゆのほん」(福音館書店刊)という絵本が出版されています。
 ストックホルムのグスタフ・ヴァーサ小学校の月曜日、1年生のあるクラスの国語の時間に来た人たちがいました。小さな男の子と女の子です。名前は男の子がぺーテル、女の子はペトラといって、こびとの一族で、こびとたちにも少しは教育がいるということで、学校にいれてほしいと来たのでした。学区に住んでいるので、別にいけないわけはないと思った先生は認め、グンナルの席にすわることになりました。グンナルやクラスの子どもたちとすっかり仲良くなったペーテルとペトラ、なかでもグンナルはいつもいっしょです。とくにスケートは楽しい。でも、クリスマス休暇が終わる頃グンナルは2度とペーテルやペトラに会うことはありませんでした。
 雪の白と赤のぼうし、とてもきれいな絵本です。(おはなしからするとグンナルが林の中を歩くページとペーテルとペトラが成績表をもらうページは左右反対でないかと思いますが)誰もがグンナルのような子どもの時の経験があるのではないでしょうか。幻想といわれてしまうかもしまいますが、見返しの絵のように、小さな人が氷の上をすべっている、そんなことを私も時々想います。

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2007年11月 5日 (月)

狂言絵本「しどうほうがく」

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しどうほうがく」
もとしたいづみ・文
青山友美・絵
講談社 本体1200円




「しどうほうがく」ひらがなではなんのことかわかりません。漢字を使うと「寂蓮童子六万菩薩、しずまりたまえ止動方角」とのこと、なんのことはない、ちょっとちがうかもしれないが、まあ、おまじないみたいなものでしょうか。いばりちらしている主人にこの呪文をつかって、日頃のしかえしをするとか。言葉を使って仕返しをする、なんとかっこいい、みならって欲しいと思います。狂言という、もとは舞台でする芸能のひとつですが、シンプルで場が設定されていて、亡くなった赤羽末吉さんもおっしゃられていたのですが、<絵本と舞台>とてもにかよっていて、おもしろいものだとおもいました。
先日機会があって、狂言の舞台を見に行ってきました。太郎冠者に扮していた人がちょっと声が通らなくて残念でした。太郎冠者の力不足もさることながら、会場が広すぎました。(コンサートホール)でも、のんびりと笑いながら見ることが出来て、来て良かったと思いました。
 この絵本は絵がインパクトがあって、ナンセンス絵本と言ってもよいと思いました。庶民のエネルギーが十分絵で表現できておもしろいとおもいます。
 政治家たちよ、「しずまりたまえ、しどうほうがく」ですよ。

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2007年11月 4日 (日)

元気なホネの絵本

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「ザ・ボーン」
文・南部和也
絵・田島征三
アリス館 本体1300円




ザ・ボーンはホネの王さまです。3億歳の誕生パーティをひらくことにしました。パーティのお知らせがホネをとおして世界中に知らされます。ただし、タコはだめです。タコにはホネがありませんから。日曜日世界中のホネがお祝いにかけつけて、楽しいパーティがはじまります。♫ホネはからだのきほんだよ〜。(わたしも骨粗鬆症にならないようにネコのニボシを失敬してたべています。)♫カルシウムとおひさまと運動だよ〜。でも困ったのは、<からだ>、ホネがないのでグニャグニャ。なんともおかしな、楽しい絵本です。
 ところで、田島さんすっかり元気になられたのですね。絵本のなかから田島さんのホネの歌が聞こえてくるようです。ホネ、バンザイ!

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2007年11月 3日 (土)

お知らせ「絵本を贈ろう」

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 日暮れが早くなり、急に秋の気配が濃くなりました。高い空に柿の色がきれいです。今年も後2ヶ月、なんだかあわただしくなってきました。
会留府恒例のクリスマスの行事のもうひとつに「ラオスやカンボジア、ミャンマー、アフガニスタンの子どもたちに絵本を贈ろう」というキャンペーンに参加を呼びかけています。「身じかな子どもに画家のサイン本を贈ろう」というキャンペーンの国際版です。主催しているのはリンクをはってあるシャンティ国際ボランティアSVA図書館協会などの協力で選ばれた指定の絵本から自分が贈りたい絵本とその文を翻訳してあるキットを買って申し込み、送られてきた文のシールを貼って贈るという運動です。おかねを寄付することも良いのでが、この運動は自分でシールを貼り、その国の子どもたちが読むことのできる状態にして贈る、自分の手を使って参加する、自分でできない場合でも身じかな人に頼んで参加する、まさにボランティアをする人のためのボランティアだと思います。それと贈る国の言葉にして贈る、あくまで絵本を読む子どもの側から考える、それはとても大切なことだと思います。もちろん個々の参加でも良いのですが、会留府では近くの家族に呼びかけて取りまとめています。子どもと母親だけでなく父親も一緒になってシール貼りをして、貼りながらクメール語の勉強をしている家族もいます。あなたの贈った絵本が移動図書館に乗って、ラオス、カンボジアの子どもたちの所をまわります。
 あなたもサンタクロースになりませんか!!

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2007年11月 1日 (木)

お知らせークリスマスプレゼントのサイン本

毎年会留府恒例のクリスマスプレゼントのサイン本は、今年はスズキコージさんになりました。スズキさんはこどもからおとなまで幅広いファンがいます。作品もたくさんあって迷ってしまいますが、この行事は子どもたちへのプレゼントということが中心になるということ、また、なかなか手に入りにくい復刊本をこの機会にということで下記の3点選んでお願いしました。サインをしていただく期間が短くて、例年画家の方たちにはご無理をお願いするのに暮れのお忙しい時なので、今年は例年より少し締め切りをはやくしました。まだまだと思っていらっしゃる方も多いと思いますが、数も申し込みの早い順序で限っていますので、FAX043-227-9193または、
 メールすぐにお申し込みください。11月20日が締め切りになります。プレゼントを受ける人の名前と、する人の名前、連絡先をお忘れなく!本の代金と送料のお支払いについてはご相談のうえ決まります。(ご来店かどういう方法でお送りするかによってちがってきますので)
482134411


「イモヅル式物語」
絵・文スズキコージ
ちょっとおかしいお話が12篇、
本体1900円
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「トム・チット・トット」
-イギリスの昔話-
ジェイコブズ
吉田新一 訳
絵スズキコージ
お話2つ。
本体1900円
156463151


「クリスマス・プレゼントン」
文・絵スズキコージ
幻想的な挿絵いっぱいの読み物
7歳位から
本体1250円

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