皆様ありがとう
2007年9月29日、「会留府の30周年を祝う会」はたくさんの方たちの参加でとても楽しい会になりました。
1時半から詩人の谷川俊太郎さんと作曲家の林光さんのトークと音楽ではじまりました。8月の時点ですでに席は満杯で260名の会場いっぱいでした。10周年、20周年とおふたりの集まりをもってきて、今回も早くからお願いしてあり、お元気なお話、演奏と詩の朗読など充分に聞かせていただき、時々のユーモアのあるお話に会場が沸きかえりました。秋の行事が重なったので、幼い子どもたちの姿は少なかったのですが、年齢はいろいろでした。サイン会もたくさんの方が並ばれて、谷川さんも林さんも大変お疲れのところを、がんばって求めにこたえていただき、私たちはニコニコでしたが申し訳なかったと反省です。 夜は谷川さんをかこんで、お祝いのつどいがありました。
私たち(夫とわたし)は1973年千葉に引っ越して来て、1975年に自宅の一室から本屋をはじめました。やがて店を借りて、本格的に子どもの本の専門店として、営業をはじめたのですが、本屋をするということは2人の人生設計にはなかったこと、それをまあ、30年も続けてこられたのは、子どもたちに良い読書環境を与えることは、おとなのつとめと考えている人たちがたくさんいて、会留府を支えてくださったということだと思います。ある人は「会留府がつぶれたらそれは私たちの恥だ」とおっしゃられ、若くてのんびりしていた私たちは責任重大で、正直身がすくむ思いをしたことを憶えています。
何人か遠方で参加できなかった若い人たちからお手紙も多くいただきました。はじめた当時子どもで来て、いまは親になっている人たちです。私たちも若かったので、良くその子たちとは話をしたり、遊んだりしたものです。店ができたと同じくらいに文庫活動をはじめた人たち、おはなしをしたり本を読んだり、それに、子どもの本は子どもだけのものではないと活動した人たちが第1世代とすれば、29日司会などをしてくださった30代の人たちが第2世代、夜の会で詩を読んだりした高校生から大学生が第3世代、そして、いま店に来てくれる幼い子ども達と、続いてきているのが、私はなによりもうれしく思っています。
大きくなくて良い、千葉の片隅で、日本の片隅で、世界の片隅で本を読むことを楽しんでくれる子どもたちが少しでもいるように、そして、ゆっくりとその楽しさがひろがっていくようにと願っています。それができるのは、平和であるからです。
皆様ほんとうにありがとうございました。これからもたくさん本の話をしましょう。よろしくお願いします。




























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