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2007年8月15日 (水)

海からのおたより07.8夏休み講座

 とても暑い日が続きます。陸だけでなく海の生物もこの暑さでどこかに潜んでいるかもしれません。海の生物にとって夏の海は人間であふれかえり、受難の毎日になります。マナーを守って自然と仲良しになりましょう。
「海からのおたより8月号は3回に分けておおくりします。

海からのおたより2007年8月・夏休み子ども講座 1の巻



 わたしは子どものころから貝を集めてきました。麦わらぼうしのかざりについていたちいさな貝、真夏の海でひろったサザエ・・・それはどんな生きものであるかわからなかったけれども、海からとおくはなれて育ったわたしのたからものでした。
今月のおたよりはいつもとちょっとちがった貝の世界をご紹介します。
 
貝ってどんな生きもの?
 貝のなかまはひとことでいうと、背骨をもたずにやわらかいからだを「から」でまもってくらしている生きものです。むずかしいことばでいうと無脊椎動物(むせきついどうぶつ)の中の軟体動物(なんたいどうぶつ)というグループの生きものです。「から」のないウミウシやイカ・タコもひろい意味では貝のなかまに入ります。貝は地球の上の生きものでこん虫の次に種類が多く、およそ10万種類いるといわれています。
わたしたちにとっていちばん身近な貝といえば「食べる貝」です。おみそしるのアサリやおすしのネタのホタテガイ・・・・。貝は独特の歯ごたえとうま味をもっています。海の中ではおいしい貝のまわりは敵だらけ。ふたを閉じて敵からからだをまもっているのです。
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「アオウミウシ」
 からをもたないウミウシはきれいですが食べてみるととてもまずいそうです。岩場のしおだまりなどでときどき見かけますが、自分のからだをめだたせて敵から身をまもっています。「ここにいるけれど、ぼくはまずいよ〜」といっているようです。この色はたしかにおいしそうには見えませんね。タコは「から」はありませんが軟体動物の中でもっともかしこく、動きがはやいのでにげるのが得意です。
貝の肉には毒がないので食べようと思えばどんな貝でも食べられますが、えさや海水のせいで内ぞうに毒をもつことがあるので注意が必要です。
 
貝はどこにいる?
 貝はわたしたちの身の回りのあちらこちらで見つけることができます。
海ではもちろん、川や池、沼、田んぼでも見ることができます。わたしたちのまわりにも貝はいます。ホタルの幼虫が食べるカワニナ、田んぼにはタニシがいます。琵琶湖や霞ヶ浦では“淡水パール”を作るイケチョウガイなども養殖されています。
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 「スクミンゴガイ」
 また、食用になる、と南アメリカから持ち込まれたジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)は日本で売れなかったので、すてられて南日本のたんぼで稲も食い荒らすようになってしまいました。ジャンボタニシは田んぼや川から海に流れてきて九十九里浜でもときどき拾えます。図鑑にものっていないのではじめて見た時は何の貝だかわかりませんでした。
 淡水にいる貝は黒っぽい色でしかも皮をかぶっています。地味なものばかりですが飼いやすいので観察してみるとおもしろそうです。
 海も水辺もないわたしの家のまわりにも貝はいます。
かたつむり=でんでんむしとよばれる陸貝のなかまです。
 ー明日につづく (どんぐり変集長 谷口優子)
 

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