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2007年3月 1日 (木)

「歳月」茨木のり子詩集

 一日取次ぎへ行って、追われるように仕事をして店に戻ったら、注文していた茨木のり子詩集「歳月」が入ってきていた。きなりの自然な色に、額に入った鳥の版画がついた静かな本だ。1975年茨木のり子の夫が逝き、31年の間夫の思いを書きとめ、夫のイニシャルである〔Y〕をつけた無印良品の小さな箱に入った詩、生前は恥ずかしがって出版されなかったものとのことである。たしかに、亡き夫へのラブレーターでもあった数々には夫婦の生活が匂いたつのような詩もある。
 私が最初に茨木のり子の詩に出会ったのはいつのことか、どの詩だったかははっきりしない。おそらく金子光晴の詩や文に出会った方が先で、そこから読むようになったのではないかと思う。2回話を聞いたことがあるが、それも金子光晴の話だった。静かにきちんと話す人だった。それは後年の詩集「倚りかからず」のようでもあり、自他共にとても厳しい人の印象を受けるが、私は「見えない配達夫」のようなユーモアの感じられる詩も好きだ。
 亡き夫に(あなたは もしかしたら 存在しなかったのかもしれない・中略・わたしも ほんとうは 存在していないのかもしれないー「存在」からーと、詩った詩人はもういない。そして、やっぱり先に逝ってしまった私の夫も、もしかしたら存在しなかったのかもしれないと思う。
 帰り道、通りかかった公民館から練習らしい太鼓と笛のお囃子が聞こえ、遠くでは火の用心の鐘が鳴り、沈丁花のかおりが流れ、見上げた夜空に月が煌煌と輝く、今夜は不思議な夜だ。

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