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2006年12月16日 (土)

海からのおたよりー12月

漂着ごみから考えてみよう その2
 
 小学校で“おかあさん先生”になって「環境」のおはなしをしてきました。
 海に流れ着くごみ(漂着ごみ)はありとあらゆるものがごちゃまぜになっています。ライター、発泡スチロール、アイスのスティック、ペットボトルのふた.などの身近なものから散弾銃の薬きょうの部品など「?」というものまであります。
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漂着ごみの大半はプラスチックです。しかし、これらのごみは汚れているのでリサイクルできません。海のごみは汚いだけではありません。いきものにも影響をおよぼします。たとえば、レジ袋は海に飛ばされるとウミガメが餌になるクラゲとまちがえて食べてしまうそうです。死んでうち上げられたウミガメの胃からはレジ袋が必ずといっていいほど出てくるそうです。また、海苔の養殖網にからまると非常にやっかいなものだと木更津の漁師さんから聞いたことがあります。公園や海岸にはごみを捨てないで持ち帰ってきちんと分別して処分すること、プラスチック製品をなるべく使わない生活をすることが大切です。実際に千葉ポートパークに落ちていたごみを見てもらいながらこんなお話をしました。
ごみのほかに「漂着物」としていくらかの貝なども見てもらいました。館山でレジンペレットに混じって落ちていた5ミリほどのカメガイのからを見せると「これも生きていたの〜」と驚きの声があがりました。“流氷の天使”クリオネ(=ハダカカメガイ)は有名ですが、からを持ったカメガイは知られていません。また、千葉ポートパークで2年前に拾ったエイの卵は「クワガタじゃないの〜?」と意外な人気がありました。「『人魚の財布』とも呼ばれるそうですよ」と説明したのですが、さすがに千葉に人魚は無理があったようでこれはウケませんでした(笑)。
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「カメガイのから」
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「エイのたまご」



 体育館で4年生全員にお話することになって緊張しましたが、総合学習で「環境」を勉強しているのでみんなとても一生懸命に聞いてくれました。人々の努力ですこしずつ東京湾もきれいになってきました。すぐに結果がでるものではありませんが、こどもたちが海に出かけたときにこんな話をきいたことを思い出してもらえたらと思います。わたしもとてもいい勉強になりました。
 
どんぐりつうしん変集長  谷口優子
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 

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自然」カテゴリの記事

コメント

いいなぁ、カメガイ。
私も拾ってみたいとずーっと思い続けている貝の一つです。
今回。写真を見せていただいて、新たに執念が湧いてきました。きっといつかひろってみせる^^

浜の一部にのみ寄るようです。先日アサガオガイといっしょに拾いました。館山湾には本当に少ないです。ゲッチョ先生も宝物にしているようですね。

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