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2006年11月 8日 (水)

海からのおたよりー11月

漂着ごみから考えてみよう ・その1
 
息子の通う小学校で「環境のおはなし」をすることになりました。いま総合学習でこどもたちそれぞれが「環境」について調べ学習をしています。担任の先生によると「海の環境」について興味を持ったおともだちが多かったそうです。
海の環境—。4年生のこどもたちはどんなことに興味があるのでしょうか。そこでいままで歩いてきた千葉県の海岸の写真を並べてみました。なんと変化に富んだ海でしょう!でも、こどもたちは銚子や館山の海を身近に感じてくれるでしょうか?まるで外国の海岸のように“遠い海”と感じる子がいるかもしれません。そこで校歌の最初に「袖しが浦の潮風に〜」と歌われているのを思い出しました。あまり意識していませんが千葉市民のわたしたちも海辺に住んでいるのです。(残念ながら現在では学校から海は見えません)千葉市の自然のままの海岸は埋め立てられてしまいましたが、ポートパークのせまい人工の浜には干潟があります。海の環境を考えるヒントがみつかるかもしれない、と自転車で久しぶりに出かけてみました。
2006_013

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波はありませんでしたが海は荒れたあとと見えてたくさんのごみが流れ着いていました。ペットボトルのキャップ、アイスのスティックなどなど、生きた教材が山のようです。「漂着ごみから考えてみよう」テーマはこれに決定です。ふだんは漂着したごみの中から貝を拾ったりしているわたしですが、ごみを種類ごとに袋に分けているといつしかごみ拾いに夢中になっていました。さびた使い捨てライターにMEXICOの文字を見つけました。いったい誰がいつ落としたものでしょうか。まだ少し燃料が残っています。海岸に打ち上げられた漂着物にはドラマがかくれています。いろいろ想像してみるのも楽しいことです。(画像をクリックすると拡大されます。)
ところで、校歌の「袖しが浦」は古事記に由来しています。東国に遠征したヤマトタケルノミコトが荒れる東京湾に行く手をはばまれ、妃が身を投じて海を鎮めました。彼女の着物の袖が千葉の内湾に流れ着いたところからこの一帯の浜を「袖ヶ浦」と呼んでいます。そう、これも“漂着物”です。(巨大な袖ですが・・・)
地球温暖化、集中豪雨、リサイクル・・・環境のキーワードはこどもたちもよく知っています。「地球にやさしい生活」ってなんでしょう?海のごみからみんなで考えてみたいと思います。   つづく
 どんぐりつうしん変集長   谷口優子
 

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自然」カテゴリの記事

コメント

変集長石垣に行ってきました。
島北部平野の海岸に行くと70歳くらいのオジーがペットボトル拾いをしていました。オジーは軽トラで網を運び、漁の準備をしようとしたところ、あまりにゴミが多いのでこんなことをしているとのことでした。手伝うと10分ほどで軽トラは一杯になりました。打ち上げゴミのほとんどが外国から来たもののようでした。広い海岸の大量のゴミ一人ではどうにもなりませんが、少しでも協力できればと思っています。貝殻とゴミが仲良しなのが残念でなりません。

つづき様こんにちは
石垣島のごみがそんなにすごいとは驚きました。
漂着したプラスチックはリサイクルできません。
目の前のたった1つのペットボトルでもちゃんと捨てる、そんな気持ちが大切ですね。
こどもたちに知ってほしいのはまさにこのことです。

海人つづき様でしょうか?ご無沙汰しています。その節はお世話になりました。
たにぐち様、MEXICOのライター、ロマンを感じますね。私は美浜区に15年住んでいたので、ポートタワーのあたりは懐かしさで一杯です。
あのあたりは、様々な国籍の船が毎日やってくるので、そうした船の乗組員さんが落としたものかもしれませんね。
先日、浜辺に程近いウインドサーフィンスクールの入り口に、浜に落ちていたガラス片を入れましょう、という缶が設置されているのを見つけました。
ガラス片は見方を変えれば、ビーチグラスという名前で価値を見出すこともできるのですが、裸足で浜を歩くウインドサーファーの皆さんにとっては、危険物ということなのでしょう。
でも、何だかその缶に「みんなの海をまもろう」というような気持ちが見えたような気がして、少し嬉しくなりました。

zaimokuza77さま
千葉の大先輩ですね。わたしはこちらに来て6年です(笑)。海沿いはいまマンションが林立してどんどん変わっています。
ポートパークは外国船の影響からか外来種が海でも陸でも多く見られます。そうかと思えば、死んだアサリやシオフキの貝殻から生える「カイガラアマノリ」という珍しいノリのなかまが生き残っているそうです。
最近、ここのゴミ箱が撤去されてこれからどうなっていくのか気になるところです。

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