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2006年10月 1日 (日)

10月は読書に良い季節

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「本を通して絆をつむぐ」
秋田喜代美・黒木秀子  編
北大路書房  本体1900円





今年の夏は蒸し暑い日が多くて、読書するのには少々つらい毎日でした。10月になって一雨ごとに寒くなり、自然も冬の準備をしはじめました。この時期は冷房も暖房もあまり必要なく、風に吹かれながら本を読んだり、ぼんやり想いを巡らせるにはとても良い時です。千葉市の公立小・中学校は2期制になっているので、前期がひどくあわただしくて落ちつかなくなってきています。入学やクラス替え、担任が変わったり、それにやれ運動会だ、家庭訪問だ、自然教室だと行事が続きます。教師もいそがしくて、学校図書館の選書や整備や子どもたちへのオリエンテーションをしている間もなく、夏休みの読書指導に入ってしまいます。読書感想文は6月に、(もっとも課題図書というより読んだ本なら何でも良いようになってきている学校も多くなりましたが。)それに朝読書だ、読み聞かせだと、ともかく盛りだくさんであわただしすぎます。
この本は副題に「児童期の暮らしを創る読書環境」となっているように、そんな忙しい現代の子どもたちの読書環境を、いろいろの立場の人たちが、実践もふくめてどうしたら良いかを書いています。私も児童書専門店の立場から、子どもたちの読書の現場にたずさわる人たちをなるべくひろく取り上げて書きました。子どもたちをどうやったら本好きにするかということでなく、(それは結果論です)おとなたちは子どもたちに読書のための良い環境を、どうやって保障してやるかが問題なのだということが私の考えです。
読んでいただいてたくさんの方たちの感想をいただけたらと思っています。

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