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2006年10月31日 (火)

10月の終わりに

朝から暖かな一日です。地球温暖化の影響といわれながら、大雨とか大型台風とか、何日も雨が降らないとか、極端な自然現象がおきることが多くなりました。10月と11月初旬は昔なら運動会や文化祭があって、いまのような派手さはないけれど、お祭り気分の楽しい月でした。すぐそこまで来ているきびしい冬に向って、自然に感謝して、神々の心をなだめ、気持ちを振るいたたせる月だったように思います。
子どもをめぐってのいたましい事が続きます。虐待、殺人、暴力、イジメに自殺、毎日絶える事なく報道されます。
戦争でたくさんの若者や子どもたちを死、狂気においやった反省をこめて、戦争が終わって少しおだやかな日々のなかで、前に向って懸命に元気に働いたのもほんの一時だったかもしれません。子どもたちをとりまく状況が悪くなったのはやはり高度成長以後、急速に悪くなったのは成果主義がさけばれる頃からと思います。その頃こんな事がいわれました。「みんなで渡れば恐くない!」みんなと歩調をあわせることの出来ない子ども、人は、どんどんつまはじきにされ置いていかれるようになりました。子どもという聖域もなくなり、おしなべて「みんなで!」と要求されます。「迷惑だ!」といわれます。世の中に役にたたない事は、役にたたない人は、役にたたない物は強制排除されます。「めんどくさい」「つかれる」という子どもが増え、小さいときからおとなの顔色をみて決める、自分で失敗してもいいからチャレンジする気持ちを持たないように育ってきた子どもが多くなりました。「漫画も読むのがめんどくさい」という子どもも多くなりました。
体と心をつかつて生きていくことを子どもに教えましょう。過度の強制と期待を子どもに押し付けるのはやめましよう。私たちおとなは子どもの成長する力を必要としています。子どもからもらわないと生きていかれない、ということをしっかりと自覚したいと思います。
ここしばらく金子光晴の本を読み直しています。子どもを戦争にやらないために病気にした彼の強烈な考えに、学ぶ事が多いのです。

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10月の営業とお休み

  • 10月のお休み
    *お休み 2日(月)・9日(月)・16日(月)23日(月)30日(月) *営業時間 10:30〜6:00 日曜日は1:30〜6:00

お仲間にどうぞ

  • ー元気になる集まりいろいろー
    *よいこ連盟(保育士・なろう とする人)13日(金)7:00〜  「絵本をみる」        *Y・Aの会 読書会(どなたで も)12日7:00〜 「とりあげ る本 赤川次郎の本を読む」   *絵本の会 「絵本づくりの現場から」講師光村教育図書編集・吉崎さん 20日7:00〜(誰でも)           *グループ放課後 読書会「蜜蜂と遠雷」(公共図書館司書・その他)18日(水)7:00〜                  *ボランティア講座 非公開 16日(月)10:00〜       *憲法カフェ26日(火)「教育と憲法2」講師千葉県若手弁護士の会・中島弁護士 9月31日(火)7:00〜         *羊毛チクチクの会ハロウィーンのカボチャをつくる 19日(木)10:30〜                                                                                                                         

これからの会

  • 子どもと本これからの会
    読書は知識や楽しみも含めて心の栄養を与えてくれます。そして考える力になります。 被災地の子どもたちに本を届けたい、身の回りの子どもたちの環境を考えていこうという、二本の柱をたててボランティア活動をすることで出発しました。 いろいろの方たちの希望と力を持ち寄って、すばやく、やわらかく、活動を続けていきたいと思います。参加される方は参加登録してください。 世話人 坂上・宮田・大山