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2006年5月11日 (木)

海からのおたよりー5月

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 先日、館山・洲崎沖の東京湾口で貨物船同士が衝突、一方の
船が沈没するという衝撃的な事故がありました。その後、流出
した重油の一部が海岸に漂着したという報道もあって、わたし
たちは心配しながら連休の館山に行ってきました。
 海は引き潮でとても穏やかでした。浜辺にはほかに人もな
く、死んだ大きなウミガメがひっそりと砂浜に打ちあがってい
るだけでした。見たところ重油の影響はないようです。顔をあ
げると薄紫のハマダイコンが風に揺れていました。春の海辺
を彩る花です。波打ち際からはなれて歩いてみるとハマエン
ドウ、ミヤコグサ、ハマヒルガオ、などかれんな海岸植物がた
くさん咲いていました。家のまわりではヒルガオ、カラスノエ
ンドウという同じなかまを見ることができますが、海岸に生え
るものはずっと花が大きくて背丈が低く葉の厚さが違うこと
に気がつきます。たとえば、ハマヒルガオは地面をはっていま
すが、その下には太い根があります。深く根を張ることによっ
て少ない水分を摂っています。海岸の植物は乾燥や潮風などに
耐えるためにいろいろな工夫をしているのです。きれいな花だ
からといって家に持ってきても育ちません。皮肉なことに彼ら
は海辺の厳しい環境でなければ生きていけないのです。そう
やってたくましく生きている海岸植物ですが、砂浜の開発な
どで絶滅寸前にまで追い込まれているのが現状です。
 海の環境を守ることは海をめぐるすべてのことを考えなけれ
ばなりません。沈没船は370メートルの海底でいまも重油を
流し続けているそうです。
 
         どんぐりつうしん変集長  谷口優子 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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自然」カテゴリの記事

コメント

こんばんは、お邪魔します。
>沈没船は370メートルの海底でいまも重油を流し続けているそうです。
物凄く考えさせられる話ですね。目に見えないところで深く進行する自然破壊。壊すのは簡単でも復活させるのは並大抵ではないですものね。
だからこそ今ある自然はせめて大事にしていきたいと思います。

コメントありがとうございます。
沈没船がタンカーではなかったのがせめてもの救いです。東京湾のタンカーを規制する動きもあるようですが。
これからも身近な自然を見守っていきたいと思っています。

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