大型クラゲ千葉に現る!

九十九里浜に行ってきました。浜を歩いていると何かが打ちあがっていました。近寄ってみると最近話題になっている大きなエチゼンクラゲでした。かさは直径1メートルほどあってまだ生きています。かさは意外とざらざらしていて丈夫そうでかたさはナタデココのようでした。太いあしは寒天のようでちぎれやすく、かさよりも水っぽい印象です。クラゲは浜のあちらこちらに打ちあがっていて小さいものはかさが直径30センチほどのものもありました。
エチゼンクラゲは1921年に福井県の定置網にかかったものを東京帝国大学の岸上博士に送って新種と確認されました。ビゼンクラゲ(備前水母)に似ていたことから採集地の越前にちなんでエチゼンクラゲNenopilema Nomurai(KISHINOUYE)と名づけられ、学名は当時の福井県水産試験所長の野村氏に献名されました。日本海側の漁業に大きな被害を出していることから福井県では「越前」のイメージが悪いので「大型クラゲ」と呼ぶように呼びかけていますが定着はしていません。
中国・渤海あたりで発生したクラゲは海流に乗って北上し、津軽海峡をまわって太平洋を南下して今年は遠州灘あたりまで押し寄せているようですが、その数は280万匹ともいわれています。こんなに大きなクラゲですが浮遊生物なのでプランクトンのなかまになります。
どんぐりつうしん変集長 谷口優子
最近のコメント